2017年06月06日

パンフレット

舞台関連の印刷物入稿前作業。
今日の昼に、急に情報が増える。
確定しているデザインから、スペースを作るのは意外に苦労する。
文字の大きさを小さくしすぎて読めなくても問題だし・・・。
それでも、まぁ、なんとかなんとかするしかないのだ。
そんなわけで、ようやく、今、入稿。ほっとする。
まだ、メールの返信もしていない・・・。ギリギリだ・・・。

WEB入稿が出来るようになってから印刷分野は大分〆切が楽になった。
昔は、印刷屋さんまで、CDRとか持っていってたから。
いつだったか、劇団員と二人で持っていったら、子猫が何匹もいて、猫アレルギーの劇団員が顔をボコボコにしていた。
懐かしいなぁ。
それが、今では、WEBでそのままアップロードできる。
場合によっては、校正までクラウドで出来てしまう。
便利な時代になったものだ。
映像も圧縮したデータであれば、それが可能になっている。
もちろん、レアデータはさすがに、今も郵送になるのだろうけれど。

〆切が楽になったけど、その分、今度はギリギリまで追い込むことになる。
必要最低限の情報だけでと思っていたのに、この情報も、あの情報もと増えていく。
舞台のパンフレットなんて、ぺら紙一枚でも普通なのだけれど。
そうなってくると、どうしても、こだわりはじめてしまう。
余りそこまでやる必要ないんだよなぁと思いながらも。
これまでの公演全てのパンフレットを大事に保管してくださるお客様を見かけたりするとそうもいかないのだ。

映画館に行くと、その作品の豪華なパンフレットが売っている。
最近は、映画館がどんどん大型化して、いくつもの作品のグッズを一つのショップで売っているから売り上げが落ちてるらしい。
昔は、1つの映画館に1つの作品だったから、受付でも売ってるし、ポップコーンの所にもパンフレットが置いてあった。
映画ファンは、それを必ず購入して、コレクションしている。
でも、実は、パンフレットって、日本独自の文化らしい。
海外の映画館に行っても、パンフレットは売ってないのだ。
映画は、その映像から受けるものが全て。
それ以外の情報を映画館で渡すことはない。
だから、海外の映画のプロモーションで、ハリウッド俳優がやってくると、日本のパンフレットを非常に喜ぶらしい。
こんなものがあるのか!ってなるんだそうだ。
スターウォーズのパンフレットとかすごいけど、あれも、日本だけなのだろうか?

おいらはパンフレットを買うなんて贅沢だなぁってずっと思っていたのだけれど。
高校時代の友達の家に、ETとかグーニーズのがあって、とっても悔しかった思い出がある。
確かに、後から観るにはとっても思い出になる一品だ。
そう思えば、やっぱり、出来る範囲でもこだわりたい。

舞台の、チラシ、チケット、ポスター、アンケート、パンフレットなどなど。
印刷物をやっているうちに、色々なことを覚えた。
それこそ、デジタルの前からやってる。
タイトルと劇団名は上にあったほうが、オリコミで見つけやすいとか。
人間の目は左上からどうしても読み始めるとか。
そんな基本を、若い子に教えてあげたこともあった。
縦チラシと横チラシの狙いの違いとかも、実は、ちゃんとセオリーがあった。
逆に若い子に、タイトルの位置を教えようとされて、笑っちゃったこともあった。
お前が、ハイハイしてる頃に、そんなの知ってたよとは言えなかったけれど。

なんせ、最初に作ったチラシは、自分で作、演出、出演となんでもやった公演だったもんな。
もう、かれこれ、25年以上も前ってことだ。

さて。
次は役者モード。
エディターモードもあるからなぁ。
あはははは。
切り替え切り替えだ!!
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 04:17| Comment(0) | プロモーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月07日

登場人物

「SEVEN GIRLS」という映画作品の制作過程でありながら。
実は同時進行で、セブンガールズ映画化実行委員会という物語がこのBLOGで進行している。
おいらは、狂言回し。
このBLOGを読み続けてくださっている方々がいて、その方々はいつの間にかこの物語に参加している。

サクセスストーリーと思っているけれど。
それはまだなんの結果も出していないからちょっと違うらしい。
サクセスストーリーとは、成功した結果があって、そこに向かう物語のことを言う。
では、シンデレラストーリーではどうだろう?と思うけれど。
シンデレラストーリーは、基本的に女性の物語を指すのだそうだ。
それも、突然、運などもあって、お姫様になってしまうような物語だ。
だから、この物語が、ナニストーリーなのかは、今はまだわからない。

この物語には、何度か舞台が登場する。
この物語の始まりは、怪獣の教えという舞台作品の手伝いから始まったし。
クラウドファンディングの終盤に、声はきこえているかという舞台があった。
撮影が終わり、編集の終盤には、たった二日ですけどお邪魔しますという舞台が待っていた。
そして今、プロモーションが始まる直前に、レプリカベロニカマークIIという舞台が待っている。
そして、そのどれもが、この物語に欠かせないものだ。

リアルタイムで、下北沢の小劇場作品を製作している。
同時に、世界に向かって、代表作を映画化して発信する。
そのアティチュードこそ、この物語の根幹だからだ。
小さな町と、大きな世界が、ダイナミックにリンクしながら進む。
これは、そういう物語なのだ。

だから、このいくつかの舞台に来てくださるお客様もこの物語の登場人物だ。
小さな地下にある劇場の客席に座っているお客様が、何を目撃するのか。
その目撃こそ、ここからさらに広がっていく物語の大事な大事なエピソードだ。

未だに、この奇跡の物語は進んでいる。
そして、必ず大きな大きな奇跡を、たくさんの人と共有するだろう。
完成披露試写会の頃に、そういう皆様と一緒に、大きな達成感を得るために進んでいるのだから。

現実は物語を越える。
これは現実。

たくさんの勇気を舞台があるたびに頂いている。
ひとりで歩いていないのだと、何度も思わせてくれた。
終演後のロビーで、BLOG観てますよと声をかけてくださる。
共に歩んでいる。
現実の世界で、夢のような物語を。

この物語は、まだまだ続く。
この舞台を越えて。
越えた先に、きっと、この舞台の意味が出てくるのだろう。
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 03:40| Comment(0) | プロモーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月08日

梅雨入り宣言

一斉に梅雨入り宣言が出たらしい。
雨が降らない日に言われてもしっくりこないけれど。
まぁ、雨は関係ない。
梅雨前線の位置での宣言なのだろうから。
夜になって、少しぱらついて、やはりはいったんだなあと思ったけれど。

今日は曇天だった。
風が涼しかった。

稽古中のトラブルで、少し長く歩く時間があった。
涼しい過ごしやすい風が吹いていた。

実はうちの劇団には、ちょっとした伝説がある。
それは、異常に晴天率が高いのだ。
多分、10周年公演の頃には、未だに雨が降らない・・・なんて言ってた。
その後雨の日もなくはなかったけれど、傘の預かりでてんやわんやになるような雨はなかった。
傘袋や、傘立てを用意しても、結局それほど活躍しなかった。
倉庫作業の時間に雨にやられたことはあったけれどね。

晴男がいるとか。
雨女がいないとか。
まぁまぁ、色々なことを皆が言っていた。
初めて雨にやられた公演では、やめた人間が晴男だったかなんて言ったりした。
・・・とは言え、それでも驚異の晴天率には変わりがない。
なんだったら、明日は台風ですなんて天気予報だったのに、夜のうちにいなくなったりもするのだから。
今回の公演も、梅雨入りしたのに、公演の時間は雨が降らない・・なんてことになるといいなぁ。

おいらは、なんというか。
幽霊であるとか、UFOであるとか。
不確定なものは基本的にあまり信じない。
でも、迷信であるとか、予感であるとか、流れであるとか。
目に見えないだけで、繋がっているものは、なんとなく感じている。
本当になんとなくだけれど、この流れなら、こうなるはずだよというのは、大抵外れない。

この劇団の作品には、良く、「晴れ」と「雨」が出てくる。
天気を口にすることで、その時の空気感を表す。
明日雨でも私は晴れ。
セブンガールズでは、テーマ曲で繰り返される。
それを思うと、公演と雨が重ならない驚異の晴天率なのも、何か因果があるように思える。

北の冷たい空気と。
南の温かい空気の。
その境が梅雨前線。
南の勢力が少しずつ強くなって。
境を押し上げていく、つかの間が梅雨。
梅雨前線が日本列島の北に位置した時に。
運命の夏がやってくる。

今、境の中にいる。
なるほど。
そういうことかなんて、言ってみる。
南の空気が押し上げるまで。
おいらたちは、その境の中で、遊び続けるのさ。
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 03:24| Comment(0) | プロモーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月09日

一日中役者

実はうちの劇団は今の時代では希少中の希少で。
基本的に客演というのがなく、劇団員だけで舞台を創ってきた。
昔は殆どの劇団が客演を呼ぶことはなかったんだけれど。
今は、客演を呼ぶのが当たり前になっていて。
それどころか、劇団員は1~3人で、残りが客演という劇団まで普通に存在している。
むしろ、それが標準になって生きている。
長く続ければ、こういう面白い変化の中に、リアルタイムに自分が存在する。

今回の作品で、客演の俳優が3名いる。
映画の中にも、劇団員以外の俳優が出演しているので、なんとなく2回目感があるのだけれど。
舞台では、ほぼ初めてという感じだ。
そして、客演陣は、基本的には、前方公演墳の舞台を知っていたり見たことがある役者たち。
それがどういう感覚で、どんな風に参加するのかなぁなんて考えていた。

そういう中で、自分がやれることはあるのかと言われれば。
特別何かが変わるわけではなく、いつも通り、自分の芝居をやる以外にないなぁと思っていたのだけれど。
客演の一人、谷口洋行さんに、稽古場で声をかけられた。

小野寺さんの芝居みてると、前方公演墳なんだなぁって思います。

え?ああ、そうなんだ・・・。
一瞬、それがどういう意味なのか自分で上手に理解できなかったけれど。
長くここで芝居をしたから、この劇団のスタイルのようなものまで、個人の芝居に入ってるのかもな。と。
もちろん、逆だったら、ちょっと嬉しいけどさ。
おいらの芝居が、劇団のスタイルってことでは絶対にないからさ。
だとすれば、やっぱり、そういうことなんだよなぁと。

リズムであるとか、その時の選択肢であるとか。
個人的な感覚だけれど、そのチョイスの前に、台本があって、何を見せたいかな?と考える自分がいて。
その時に、やっぱり、少なからずスタイルも影響しているってことなんだと思う。
ぶれることのない、一本の筋が見えていれば、その周りで何をするかってことになる。

初めての通し。
それぞれ、あちこち体をぶつけながらまずコースを走ってみるF1ドライバーのように。
自分のカドみたいなものを見つけていく。
どんどん調整して、カドがとれていけば、本番の芝居になる。
あと何回通せるかな?
わからないけれど。
通しの数が、クオリティをあげるわけでもないし。
逆に、通しの数が、もたらすものも多いから。

個人の感覚、スピード感、スタイル。
色々なものが体に落ちてくる。
一日中、役者でいられる。

ああ。
なんと幸福なことだろう。
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 07:37| Comment(0) | プロモーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月10日

まんまるいお月様

稽古中。
夕闇の中、外に出る。
東の低い位置に赤い満月。
写真を撮影しようなんて一瞬思ってすぐにやめた。
こんなものは、肉眼が一番だ。
カメラマンではないのだから。

稽古が終わり、夜道。
空に、それはもう、見事な満月。
こんなに明るい満月は、初めてじゃないかというぐらい明るい。
とにかく、空に浮かぶ小さな雲まで全て肉眼で確認できるぐらい空が明るかった。
ちょっと記憶にない。
他の星が見えないほど、明るい満月。
世界を照らす、月。

赤い月は、地球との距離が近い日の、月の入りに見えるなんて聞いたことがあるけれど。
距離が近いのかもしれない。

月は太陽の鏡。
太陽の光を反射して、地球に光を降り注ぐ。
距離が近ければ、当然、光はそれだけ強くなる。
本当の鏡のように表面がピカピカでもないのに。
太陽の光の強さは、あのクレーターだらけの土を照らして、なお反射光を地に届けている。

陰陽。
現実が太陽なら、虚構が太陰。
月が見せるのは、現実の裏柄。
虚構を照らす、まばゆいばかりの光。
どんな物にだって表と裏があるように。
どこの誰にだって表と裏があるように。
それは別の世界のようでいて、実は背中合わせ。

おいらたちは、舞台に立って、虚構の住人になる。
でも、それは本当に虚構なの?
現実の世界と背中合わせ。
観てくれた誰かにも、演じるおいらたちにも、表裏になっていく。
どこにでもありそうな。
どこにでもいそうな。
そんな気持ちが、舞台の上に顕在化していく。

世界を照らす。
あの満月のように。
下北沢の小さな地下の劇場から。
虚構の光を。
表の世界に届くまで。
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 02:18| Comment(0) | プロモーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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