「ミチルを支えるあさひ」 2015 前方公演墳/「劇」小劇場 撮影 SKY
資金調達については、一番の現実だと書いた。
何をもって資金調達をするべきか。
必要以上に考えたかもしれない。
実現不可能かもしれないこの企画を進めるに当たって、ここが決まらないと一歩も進まない。
SNSでの反応やメッセージ、コメント。
そして、周囲にいるスタッフさんや、関係者の言葉。
応援してくださる皆様の意見も参考にさせていただいた。
結論から言えば、スポンサー探しや、借金という方法も、そして全てを一緒にやるというのは、やめた方がいいという結論に至った。
どの方法にもメリット・デメリットがある。一長一短かもしれない。
けれど、この作品「セブンガールズ」にもっともしっくりくるのはどれだろう?そう考えた。
恐らくこの作品にあっているのは2つだ。
一つは映画会社が入って、資本も十分にあって、有名芸能人、有名監督で撮影することだ。
絶対に動員できるという顔ぶれで、十分な撮影期間、資金を使って、大作にする。
それは、もっともこの作品にふさわしいものになるのではないかと思う。
その方向で動くことも絶対に出来ないというわけではない。
今回の舞台もDVD撮影したし、台本もあるし、資料を持って映画会社に行って話をすればいい。
そんなに簡単にいかないかけれど、もし動員力のある女優が作品に惚れ込めば、映画会社も動くかもしれない。
DVDが出来次第、そういう動き方が出来る。
そんなことも考えた。
けれど、この方向には少しだけ違和感がある。
それは、映画化実行委員会を立ち上げてからSNSに集まってくださった応援してくださる皆様の存在だ。
応援してくださった皆様は、あの舞台の濃厚な空気をそのままスクリーンに乗せてほしい。そう願っている。
そういう結論に至った。
「そのまま」
それは、大作にすることではないのではないかと思った。
だとすれば、方法はもう一つしかない。
クラウド・ファンディングのメリットの一つに、オーナーシップの維持というのがある。
応援してくださる方、劇団のファンの方々から集まった資金での映画製作であれば。
劇団員総出演だって可能だ。
もちろん、前回二役だった配役や、不可能な役など、配役が全く同じというのは難しいかもしれない。
高橋が映画でも学生に見えるのか?アメリカ兵を日本人が演じていいものか?
松前薫や、前墳バックドロップスでのWキャストの役はどうするのか?
一つ一つ、実現したら、考えていかなくちゃいけない。
それでも、殆どの配役を、劇団で演じることが出来る。
何故なら、オーナーである応援してくれる方々がそれを求めているからだ。
当然、それで結果的に動員できるのかなど、難しい部分が出てくる。
それでも、少なくても、全員出演ということが絶対に出来る。
そして、この作品は、舞台終了後のデビッド・宮原のTweetでもあったけれど。
やはり、「多くのお客様に支えられて出来る作品」という思いが強い。
愛されている作品で、支えられている作品で、それが映画にまでなっていく。
こんなにダイナミックな、夢のような奇跡が、この世の中にあるだろうか?
更に海を渡るようなら、夢はどんどん広がっていくじゃないか。
どうせ、夢のような話なら、もっともっと壮大な夢にしていったって良い。
もちろん、クラウド・ファンディングにはデメリットがある。
じゃぁ、やろうかと、明日始められるわけでもない。
資金調達方法を一本に絞った。そういう話だ。
この作品を考えればこれしかないだろう。
そういう方向性になったということだ。
正直、不安だらけだ。
こういう事をやる以上、弱音なんか見せるべきじゃないかもしれない。
けれど、クラウド・ファンディングに失敗したら・・・と考えると冷や汗しか出ない。
今まで応援してくれた仲間たちを傷つけてしまうかもしれない。
もっともっと強気で行きたいけれど。
虚勢を張るなんて出来ない。
やってみよう。
まずは、十分に準備をしよう。
クラウド・ファンディングに向かって、必要なことを揃えよう。
ひたむきに向かうしか、不安を払しょくする方法を知らない・・・。
まずは、決意だ。
決意の次が、準備だ!


クラウドファンディングは手数料として、集めた金額の二割ほどを、ファンディング側に支払う事になってます。三百万を集めたとして、六十万は差し引かれる事になります。今の段階で映画化に協力したいと思う人は、舞台セブンガールを観たか、少なくとも前墳を知る人でしょう。ほぼ既存客だろう層の支払いから二割をファンディングに支払って黒字になるには、ファンディングだけで映画化を知った人から、既存客の二割以上の金額が支払われる場合でしょう。不成立の場合の返金が不可能に近いですが、前墳の会場やSNSなどで募金してみてもよいのではないでしょうか。ファンディング側に金を預けると間違いは無いでしょうが、二割の額に相当する価値があるのか、正直疑問です。
いろいろ申し上げましたが、映画化だけでなく、2月の公演にも期待しております。
貴重なご意見、そして、応援ありがとうございます!
もちろん、手数料についても検討いたしました。
手数料を支払ってでもやる価値があるかという検討ですが、現時点であると思っています。
劇団ファンだけで、会場やSNSで…というのは、まったく考えていません。
何故なら、まず劇団ファンから寄付を募って、その金額に応じて映画製作するとすれば、それはほぼ自主映画になってしまうからです。公開時に、劇団ファン以外は知らない映画になってしまいます。また、希望金額に達しなくても寄付を受け付けた以上は実行しなくてはならなくなり、規模の小さい自主映画になってしまう可能性も上がります。最悪、ノースタッフで、Youtube公開などになれば、それはもう劇場用映画ではありません。
劇場用映画にするのであれば、現時点でクラウド・ファンディングを利用するのがベストと考えます。
クラウド・ファンディングは失敗の可能性もありますが、成功すれば成功したという実績が、公開時に大きな宣伝にもなります。手数料は決して高い金額と考えておりません。
もちろん、2月公演時に目標金額を達成していれば、劇場での募金箱設置などは検討していますが、以上の理由で、クラウド・ファンディングを利用するのがベストであると考えております。