2018年07月11日

公開日程を発表して

これで、公開を待つだけなのか?
そうじゃない。
ここから、公開に向けて頑張るのだ。

公開日程発表までにというノルマを課して、PVを公開していたことに気付いただろうか?
スケジュールを組んで・・・たまたま誕生日と重なる女優の日程まで組み込んで。
その上で、7月7日までに、作品のバックボーンを少しずつ公開しておくという事をしていた。
途中、こんなに出したら、作品がばれちゃうんじゃないかなんて声もあったけれど。
きっと試写を観たら、そんな心配は吹き飛んだはずだ。
全て作品を観た時を想定して作成してあるから。
逆に作品世界に入りやすく作成してあったはずだから。
なんとか、登場人物のほとんどの紹介まで出来た。
・・・正直、途中でくじけそうになったけれど。

本編映像を組み込んだPVは、ここからは少なくなっていく。
インタビューであるとか、試写会の模様も少しアップしたいなぁと思っている。
とりあえず、スケジュールは再度、頭から考える。
もちろん、本告知はしなくてはいけない。
それは、映画館でも流れるCMになるし、今までにない長さになる。
作品のあらすじを説明できるものじゃないといけない。
もっとも、ストーリーを短くまとめることはとても難しい作品なのだけれど。

慣例で水曜土曜とPV公開をしてきたから、明けて明日の公開について悩んでいた。
とりあえず、手元にある試写会舞台あいさつの映像をチェックした。
やっぱり、引きで撮影した素材が足りていない。
カメラ本体のメモリに保存してあると聞いていた。
カードにまだまだ余裕があったからこれに移してくれたらよかったのに。
まぁ、仕方がない。

試写会後にYouTubeの再生回数が全体的に増えた。
Instagramや、Facebookページなども。
映画を観た後に、もう一度PVを確認してくださっている人がいるという事だ。
観劇後に観ると、音楽がどこで流れていたか、どのシーンを繋げているか。
思い出す手掛かりにもなる。
前パブなのに、後パブにもなっている。

今、K’sシネマという映画館では、信じられないような奇跡が起きている。
40回を超える上映回数、全てが満席を記録している映画が、今もその記録を伸ばしている。
出演者は全て無名の俳優だ。
そういう時期に、その映画館に、セブンガールズのチラシも配布されている。
これは、とても凄いことなんじゃないかって思う。
偶然だけれど、なんというか、すごく勇気をもらえる。

そういう映画ファンが、チラシを手に取って。
HPに訪問したり、PVを観るかもしれない。
SNS経由で、この映画を知るかもしれない。
そういう時に、興味を持ってもらえるように。
きちんと、計画して、考えて、実行していくのみだ。

作品に力があると自信を深めた。
あとは、それをどうやって伝えていくのかだ。
観ておかなくちゃいけない映画だと、どうやって知ってもらうかだ。

簡単じゃないかもしれないけれど。
わくわくするようなことだ。
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 03:10| Comment(0) | 映画公開への道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月10日

スクリーン

編集していた自分や監督はもちろん。
例えば、シナリオチェックをしたメンバーもいる。
他にも配給担当さんだっているし・・・。
いや、それどころか、初号試写だって皆で観ている。
最初から最後まで、モニターで、小さいプロジェクターで確認しているはずだ。

それなのに、まったく違うものがそこにあった。

映画館の、人間の伸長を越えるようなスクリーン。
馬鹿でかいスピーカー。
真っ暗に照明を落とした映画館という空間。
そこに大勢の人が座っているという不思議な共有感覚。
そこで観た「セブンガールズ」は、それまでのものと、全く違っていた。

監督も、自分も、それは想定していた。
映画館で観たら、こうですよね?と確認しながら編集していた。
細かすぎるカット割りの部分や、絵の変化が少ない箇所など、スクリーンを想定して編集を重ねた。
監督と二人で編集しながら、ふっと笑ってしまう瞬間も。
あるいは、感動して、良いシーンになりましたね・・・なんて言っている瞬間も。
全てスクリーンを想定して、お客様が観ていることを想定して編集していたはずだ。

はずなのに。
これは、まったく違うものになっていた。
まるで、増幅装置のようだ。
映画館という空間は、感情のアンプなのかもしれない。
想定していたのに、想定以上だった。

正直に言えば、別のものもある。
作品や、物語とは、別の感動がある。
やっと公開まで辿り着いたこと。
それは、企画当初から、今日までを走馬灯のように思い出す、辿り着いた感動でもある。
映画が始まった瞬間は、ああ、ついに・・・という感動で溢れていた。
けれど、物語が動き始めてから、お客様の反応を感じ始めてから。
ぐいぐいと、作品世界にのめり込んでいった。
自分たちで創った、勝手知ったる作品なのに。
何十回も、繰り返し観てきたものなのに。
あっという間に作品世界に引きずり込まれた。
映画館、スクリーン、それは、まるで魔法のような場所だ。

完全な客観にはなれない。
作り手側という場所から離れることは一生ない。
きっと、数十年後に観たって、それは同じことだ。
それでも、完全じゃないだけで、かなりの客観的視点で映画を観ることが出来た。
監督も、映画館での上映を終えて、客観的な感想を持っていた。

役者によっては、自分の登場シーンで涙を流した役者がいた。
普通はそういう事が起きない。
役者は主観で生きるのだから、物語の世界に入り込んでいないと、感情移入できない。
普通に一人の観客として、自分のシーンを観てしまうという体験を役者がした。
それも、何人もの役者がだ。
舞台俳優は、自分の芝居を観ることが出来ない。
映像に出たって、客観的に観ることが出来ない。
けれど、映画は、物語に没頭した時に、客観的に観ている自分に気付くことがある。
そういうことが、本当に起きた。

これは、純粋な映画作品としての感動だった。

辿り着いたとか。
これまでの道程とか。
自分たちでここまでやったとか。
そういう感動を上回っていたかもしれない。
セブンガールズという映画作品に、純粋に感動していた。

役者の誰もが口にした。
色々な人に観て欲しいという言葉。
そこには、もう宣伝なんて言うビジネス的なニュアンスは皆無だった。
まるで、友人に面白い映画を見つけたよと教えているような。
そんな顔だった。
面白い映画だから、観て欲しいという、シンプルな気持ちからだった。

決起会でプロデューサーが最後に言ってくれた言葉。
「作品の力で、また一人、心を動かしました」
それがいかに重い一言なのか。

全て映るよ。
そう聞いていた。
カメラの前の事象だけが映画になるんじゃない。
撮影現場の空気や雰囲気、気持ちや思い。
そういうものは、必ず映ると。
だから、現場の空気を大事にした。
ひたむきに、まっすぐ、嘘がなく、撮影に挑んでいった。
それは、本当だった。
作品全体に流れる思いは、最初から最後の瞬間まで一貫してスクリーンに投影されていた。
小さいモニターじゃわからないうねりが、おいらたちを支配した。

すごい作品を創ったよ。
自信をもって、胸を張っていい。
自分たちの全てをここにぶつけた。
そう思って欲しい。

決起会でもらったそんな言葉は、スクリーンの魔法と一緒に今も、自分の体の中心にある。
つっついたら、すぐに泣く。
だから、冗談ばかり言って笑ってる自分がいる。
ごまかしてるなぁと気付きながら、お茶らけてしまう自分がいる。
だって、泣くのは本当はもっとずっと先だから。

人に、面白いよ!と自信をもって勧めることが出来る作品になった。
スクリーンがかけた魔法は、それまで観ていた景色さえ変えてしまった。
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 02:47| Comment(0) | 映画公開への道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月09日

映画「セブンガールズ」完成披露試写会


完成披露試写会でした。 これは、チェック時の映写室からの風景。 スクリーンに写し出されたセブンガールズの最初の最初の時間。 世界で一番思いを込めた映画。 初めて目にした皆様。 いかがだったでしょうか? そして9/29~10/5の公開が発表となりました。 #cinema #kscinema #movie #sevengirls #映画好きな人と繋がりたい #映画化 #昭和 #レトロ #夢を実現 #撮影の裏側 #クラウドファンディング ご支援者の皆様に#感謝 #娼婦 #ケイズシネマ #セブンガールズ #邦画 #ミニシアター #邦画好きな人と繋がりたい #奇跡

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完成披露試写会の朝。
トラブルのために、朝一番で、一人だけ映画館に行く。
映写室に電源が入り、再生チェックが始まった。
スクリーンに映るセブンガールズを確認した瞬間に、泣けてしまって仕方がなかった。
ここに、皆が集まる。ご支援してくださった方々が集まる。

時間が空いたので、外に出る。
お茶をしていると、何人かから連絡が入る。
入り時間の前から、集まり始めていた。
映画館に入って、いつもの劇場入りと変わらない準備が始まった。

舞台挨拶登壇するものはその準備を。
受付や撮影舞台、司会はその打ち合わせを。
きびきびとこなしていく。
そう、これが「セブンガールズ」
全員で、全体で、この試写会を成功させようと願っている。
ハリソン・フォードが試写会の受付なんかしない。
三船敏郎が試写会の舞台挨拶で司会なんかしない。
けれど、それをやるから、セブンガールズなのだ。

早めに来場してくださった方に、ロビーで待つように案内する。
暑い日だった。
受付を開始してから中に案内してもいいのだけれど、それじゃ酷だ。
中で涼んでください。
おいらは、皆様と一番近い距離に立てる受付をやらせてもらった。
暑かったなぁ。スーツ。
受付だけは、映画を最初から観ることが出来ない。
一番、映画を観てきたおいらは、全員に最初からスクリーンで観て欲しかった。

映画の本編が始まる前の冒頭10秒。
監督から「セブンガールズ映画化実行委員会」に、時間を頂いた。
シンプルなメッセージだけの10秒。
そこが流れている時、会場にいることなんか出来ない。
あのメッセージは、今日の全てで、おいらが観るものじゃない。

受付がひと段落してから、客席後方で立ち見をする。
笑っている観客席、すすり泣く観客席、その全てを最後列から目撃する。
いや、そんな冷静なものじゃない。
自分は、ずっと号泣しているのだから。

舞台挨拶が始まる。
サプライズのダンス、監督の登場、金子透の司会と、女たちのコンビネーション。
そのすぐそばで、写真撮影する俳優、ビデオカメラを回す俳優、マイクを手渡している俳優。
普段、舞台に立っているから、人前に立つのは実はその辺の役者よりよっぽど肝が据わっている。
とは言え、舞台挨拶なんてしたことがないんだからさ。
それがどういう感動をもって舞台に立つかなんて、誰も知らなかったんだから。

司会が最後に、口にする。
「これは僕たちの映画とは思っていません。皆様の映画です。」
嘘でもなんでもない。
映画「セブンガールズ」は、今日まで応援してくださった全ての人の映画。
受付で、ブログを読んでずっと待っていましたと声をかけてくださった皆様にとって。
この試写会は、一緒に歩んできてくださった自分の映画だったはずで。
いや、もう、劇団を昔から愛してくださる方もいたり、昔の仲間もいるし、スタッフさんもいて。
そういう全ての人の思いが詰まった映画が「セブンガールズ」なのです。

映写技師の方に、劇団観に行きたくなりましたと、声をかけられて。
ああ、毎日、様々な映画をスクリーンに投影しているプロから、こんな言葉が出る。
そういう作品なのだと、もう一度、震え始める。
舞台版を知らない方や、劇団を知らなかった方からも、お褒めの言葉が次々に届く。
「この映画は、面白い。」
その言葉は、今日から始まるプロモーションの大きな支えになった。

いや、出演者たちもそうだった。
自分の芝居の確認ではなく、客観的に映画として楽しんでしまったと、何人もが口にした。
役者だから、普通の人よりたくさんの映画を観てる。
その役者たちが、想定外に「凄い映画」だと、気付いた。

全てを片付けて。
まるで日本代表のように楽屋を綺麗にして、受付周りも整頓してから、映画館を後にする。

おいらたちは決起会を開いた。
公開に向けて。
一人でも多くの人に観ていただくために。

おおいに盛り上がった。
奇跡が始まる予感を誰もが手にした。
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 09:40| Comment(0) | 映画公開への道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする