2019年05月26日

最終章とは思えない最終章の始まり

予定されている上映が全て終了した。
そしてこのBLOGも遂に今日から最終章に入る。
今日が1299エントリー。
明日終わればキリが良いけれど、もう少しだけお付き合いくださいませ。
とても明日で終わるとは思えないので・・・。

SNSなどで多くの、また逢いたい、まだ終わってない、そんな言葉を頂いている。
こんなに嬉しいことはない。
こんなにありがたいことはない。
申し訳ないなぁという思いを抱えながら。
この気持ちをどう表現したらいいのだろう?

まずちゃんと報告すれば今後上映される可能性がないわけではないです。
このBLOGでは最終章に入るけれど、可能性がゼロということではないのです。
でもねでもね。
上映期間は終了なのです。

まずこういうのは多分ないかなという事を。

まず既存の映画館とは別枠で上映会を開くという可能性。
これはとっても難しいと思います。
一定期間まではセブンガールズを勝手に上映することは出来ないのであります。
もちろん、話して検討してもらって、そういう過程が必要になります。
それは恐らく今、考えるべき事とは離れていると思っています。
応援してくださる方を思えばやりたいけれど・・・。
箱が主催ではなく、自分たちが主催の上映には、宣伝などをどうするかなどもあります。

それと現時点ですがDVD化の話も出ておりません。
広く大きく上映した作品ではなく、広く大きく宣伝した作品でもありません。
もちろん自分たちで自主制作という形でDVD製作することは可能です。
データも版権も自分たちが所有しているので・・・。
でも、それをやってしまえば、今後のソフト化が難しくなるかもしれません。
流通に乗った出版という形は日本全国に届く一つの方法です。
その可能性がある限りは自主出版は控えると思っています。
個人的には・・・画質が落ちるセブンガールズは悲しいなぁとか思ってたりもします。
スクリーンがベストですけれど、Blu-rayなど画質を維持していたらソフト化は出来たらなって思っています。
こればかりは自費出版ではない方向を模索させてください。
非常に繊細な部分もありますが、もしそれがあってもある日急に発表になるかもしれません。

そしてもう一つ。一番重要なことです。
上映してくださる映画館。
こちらはなんと申しますか可能性がないわけではないのです。
ですが、つまりこの作品を上映してくださいませんか?という営業活動がほぼ終了します。
当たり前のことですが、配給会社には常時数本の映画が控えております。
宣伝費をかけたものもあるし、新しい作品だって増えていきます。
企業体として当然ですが優先順位もあるはずです。
作品ごとの動員目標や、公開館数目標だってあるはずなのです。
当然そうなれば競合することもあります。
セブンガールズが枠を埋めることで難しいことが起きる場合だってあるのです。
ですからそこを自分たちで営業してしまった場合、迷惑になる可能性もあります。

あんなに動員してるのに?こんなに待ち望んでるのに?と思うかもしれません。
でもそれはきっと間違っています。
むしろ今日までセブンガールズという作品を営業してくださったことに感謝なのです。
自分たちでは連絡のしようもない様々な映画館に連絡を取ってくださり、上映機会を頂けた。
その間だっていくつもの映画を同時に配給されていたのです。
製作費も少なく、宣伝費も皆無に等しく、ゲリラ的な宣伝を繰り返す作品をです。
大阪や名古屋での上映を自分たちだけで出来たかと聞かれたらきっと難しかったのです。
それがあの素晴らしい映画館に、素晴らしい皆様に出会える道を下さったのです。
今、少なくても自分は感謝しか残っていません。
多くの作品を抱えながら、セブンガールズという作品を広めてくださったのですから。
皆様に出会えたのは配給さんが頑張ってくださったからなのです。

すみません、出来ないことばかり書いたのは出来ることがあるからです。
可能性は残っていて、それを書くために列記してました。
ちなみにこんなことを正直に書いている映画なんて恐らく世の中にないです。
このBLOGの性格上、ちゃんと報告をしたいと思っているからです。

ここまで書いて、これでは上映は出来ないじゃないかと思うかもしれません。
ではなぜ上映できる可能性がゼロではないのか?という話になります。
一つは映画館側からのリクエストです。
あ、なんだ、そんなことかと当たり前すぎると思われてしまうかもしれません。
でもその当たり前のことが本当は難しいのだろうなぁと思ってます。
映画館ごとの編成担当の方がまずセブンガールズを知らなくてはいけません。
映画館だって当然動員しないといけないですし、話題作を呼びたいはずです。
セブンガールズはその難しいことをアンコール上映という形でやりました。
ジャック&ベティで満員を出したというのは実はすごいことでそこから話が・・・という可能性もあります。
あるいは映画館ごとの常連さんの声からリクエストがかかるという事もあるかもしれません。
ただただこればかりは待つだけでわからないのであります。
噂がどこかに届くその過程を見ることは出来ないのであります。
どこかの映画館からある日上映希望の連絡が届いたらという事なのです。
もちろんアンコール上映も含めてです。

もう一つが企画上映です。
映画祭、企画上映などから呼ばれて上映するという可能性はいつでも残っています。
例えばインディペンデント作品を集めた映画祭があるかもしれない。
例えば8月の戦争映画特集などの企画が上がって呼ばれることがあるかもしれない。
例えば舞台原作映画特集!みたいな企画が上がったりすることもあるかもしれない。
例えばリクエスト上映企画などがあって動員記録からラインナップに加わるかもしれない。
例えば野外上映企画などで、別の形で上映しませんか?と声がかかるかもしれない。
一晩だけの復活だとしてもきっとおいらたちは今まで通り精一杯でお届けすることになるでしょう。
・・・というかこれだけのケースを夢想している自分にやれやれと思ってしまうのですが・・・。

そしてオンデマンド上映です。
もちろん話があるという事ではないですが可能性はあります。
テレビ放映などと違って有料での配信はここ数年で一気に広がったメディアの一つです。
ソフト化するよりもコスト的にも充分にあり得ると自分では思っています。
もしメジャーなオンデマンド放送で出来なかったとしても、有料無料も含めて自分たちでやることも出来ます。
これは舞台「BEGINS of Sevengirls」の映像も含めて可能です。
もちろん何をするにしても、色々話し合って、考えて、それからになります。

あれ、なんか、上映できそうな気がしてきた。

普通に明日、映画館からメッセージが来たりしてとか。
・・・なんていう能天気なことを言ってみたり。
どの会場でもリピーターを生み続けて、10週も上映した映画らしい・・・なんて噂がもう広がってたりして。
まぁ、これは能天気ですね。今日までそんな連絡がないんだから。
でも、その可能性をゼロなのだと思う自分はいないのであります。

それとある一定の期間を過ぎたら。
そこから自分たちで上映しませんか?って営業も始められます。
まぁ、それはまだまだ先の話だからなぁ。
今は何と言いますか、考えないようにしていいと思ってます。

そういうわけで。
上映期間は終了と伝えております。
安易にまた逢えるよ!と書かないようにしております。
サヨナラはサヨナラなのです。
そして、このBLOGを最終章に突入させていただきました。

皆様からのたくさんのアンコール。
それにちゃんと回答することから最終章を始めました。
申し訳ないなぁと感じながら。

皆様のアンコールがもしかしたらどこかの映画館の編成さんに届いているかもしれないです。
たった1週間から始まって10週間。
全ての会場で複数回足を運んでくださる方に出会いました。
数多ある映画の中で、噂に上がることはとてもとても難しいことかもしれないです。
それでもそんな小さな噂が。
SNSという見える場所だけじゃなくて、見えない場所でも広がっているかもしれない。
そんなことを感じてしまう言葉ばかりです。

今日からのこのBLOGの最終章。
ラストスパートになりますが、どうか最後までお楽しみください。
ちゃんと終われるんだろうか。

最後まで、皆様と共に!


映画「セブンガールズ」
公式サイト:http://sevengirls.info/
上映期間終了 皆様ご来場ありがとうございました。

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2019年05月27日

上映が終了してもポスターを持って

稽古場に向かう。
体調や家の用事などもあり人数も少なめ。
それぞれに精一杯上映に向かった祭りのあと現象だ。
舞台をやっても、例え舞台挨拶だけでも、張り詰めた気が抜ける瞬間がある。
休むべき時に休んでまたパワーアップするのだよ。
まぁ、自分は休むつもりは毛頭ないのだけれど。

ずっと使用していた照明機材がほぼ使用できないぐらいの状態で。
暗い映像はノイズが乗りすぎることもあった。
監督の鶴の一声で、もう買えよというので新しく仕入れた。
もちろん高価なものではないけれど、安価でもプロも使用する機能性の優れた商品が出てきた。
セッティングの方法を知っておきたいというから、一緒に仕込んだ。
写真でも動画でも、照明が一つあるだけでまるで世界が変わる。

特別な空気でもなく。
いつもとは変わらないスタンスで。
現状を皆に説明する。
昨日のBLOGにすでに皆が目を通していて。
説明しつつもすでに皆が理解をしていた。
これからのことを話さないとなとも思ったけれど。
これからのことはやっぱり人数が揃っている時だなとも思った。

お客様はまだセブンガールズは終わっていないと思っている。
そういうお客様がたくさんいる中で、何が出来るだろうね?
そんな話も出る。
出演者たちももちろんまだまだ上映したいと考えている。

セブンガールズの企画を立てて、製作をして、撮影をして、編集をして、宣伝をして、上映をして。
その中で学んだことははっきりしている。
願うことも祈ることも誰にだって出来るけれど。
そんなことしたって、何一つ実現することはない。
誰かが汗をかいて走り回ってより具体的に足を進めていって。
行動があるからこそ、願いは叶う。
待っていたって何もやってこない。
思いは大事なガソリンであって、思いは決してエンジンにはならないんだよ。
ここから上映をしたいのであれば、根気強く、ただ願うのではなく、勇気をもって進むことだ。
その覚悟さえあるのであれば、具体的な部分はいくらだっておいらがかぶってやる。
出来ることは少ないけれどね。
少なく立って出来ることがないわけではない。
諦めるのではなくて、希望の方向だけは見失わなければいいだけだ。
ワルガキのように、ワルダクミなら止まることはないのだから。

照明機材をいじっていたら監督が動く。
セッティングしてカメラを三脚に据える。
どんな風に映像が変わっていくか試していく。
映画製作になれば撮影スタッフだって、照明スタッフだっている。
そんなことを試すのはおかしいと思うかもしれない。
でも自分たちはなんだって知識にして、なんだって経験して、それを力に変えることが出来る。
知ることは自分たちの道を増やす道だ。
カメラの液晶に映る映像は明らかに今までと違うものだった。
さて、どうしようかね。
本当はカメラそのものを更新したいけれど、そこは簡単ではないね。

こうしていつもと変わらないように。
けれど、いつもと少しだけ違うように。
上映終了後初めての稽古になった。
最終日の早朝からたくさんの皆様が観に行ってほしいと宣伝してくれたこと。
その愛情に包まれた時間を過ごした名残が、自分たちを強くしていたように思える。
疲れはあるかもしれないけれど、下を向くものなど一人としていない。

ポスターをお店に貼りたいと言ってくださった方のお店に行くことにした。
たまたまその方はお休みだったけれど、そこでこれからのことを話す。
やれやれ。
予定された上映が終わったというのに。
ポスターを貼ってもらうためにお店に向かう自分たちとは何なのだろう?
上映予定がないのにも関わらず。
そしてここから奇跡が起きる話をしてしまうのは一体何なのだろう?
暗い酒になりそうなものなのに。
今もこうあるべきだよなって話をしてしまう。
このBLOGだって最終章に突入していることがわかっているのか?

今の現状を昨日報告して。
2つ目のエントリーの今日、そして今の自分たちを紹介できたらと思ったけれど。
実に最終章にふさわしくない連中ばかり集まっている。

おいらたちはこんなやつらですよ。
もちろん皆様にお会いできる機会についてもちゃんと考えている。
セブンガールズについてはなんというか諦めが悪い。
暴走することだけは困っちゃうからさ。
それだけはないように、むしろ抑えるような感覚さ。

サヨナラだけど、サヨナラなんて言わない。
最終章だけど、それは始まり。
まるで公開前のようにポスターを持っていってしまうのさ。

誰の手柄でもない。
皆の映画が運んできた幸せな時間は。
今も自分たちを包んでいる。

そうは言いつつ、お客様の中には終わったなぁと思っている方もいるだろう。
時間が経てばそういう方が少しずつ増えていくのだろう。
時間が経つほど、アンコールの声が大きくなると思ったら大間違いだと思う。
そうやって少しずつフェードアウトしていくのが普通なのだから。
そして素晴らしい別の映画は今日も生まれ続けているのだから。
そういうことはちゃんと自分の中で理解して、その上で歩くのだよ。その上での最終章なのだよ。

奇跡なんて世の中にない。
あるのはいつだって地道な積み重ねと、信頼と、繋がっていくことだ。
それを人が奇跡と名付けただけなのだから。

66回の上映と、その為に歩き続けた道は、確かにここにある。

皆の中に今もセブンガールズがあることがとてもよくわかる一日だった。


映画「セブンガールズ」
公式サイト:http://sevengirls.info/
上映期間終了 皆様ご来場ありがとうございました。

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2019年05月28日

奇跡との戦い

真知のInstagramが丸一年なのだそうだ。
映画公開が9月末、その数か月前からこの役名のアカウントが生まれた。
今はフォロワー数も3000人を超えて、いいね!が常時1000件もつくようなアカウントになった。
映画公開よりもはるか前から始まったのは、まだ何を始めていいのかもわからなかったからだ。
このアカウントは映画の宣伝で始まったわけじゃない。
友人や知人を映画に誘うわけじゃなくて、○○の坂崎が出演している・・・という何かを模索した結果だ。
セブンガールズの坂崎のアカウントではない。
インスタの真知が出ているセブンガールズ。
それぞれが小さすぎる自分の存在を一つでも大きくするにはと考えた。
だからこそ、公開の前から始まっているし、公開前からフォロワーが増えていった。
映画を観てくださった方がフォローしてくださることももちろん嬉しいはずだけれど、その前からなのだ。
その時期に他にも色々なコンテンツが始まって、それぞれが自分のポジションにあった何かを模索した。

奇跡の映画だと、色々な方に言っていただいた。
間違いなくたくさんのミラクルがあったからこその映画だ。
けれど奇跡だったのだと自分たちで思ってしまうのはいけないのだと思う。
何もせずに、その足を動かすことをせずに、その頭を使うことをせずに生まれたものなど何もないから。

いいかい?
これが例えば奇跡だったとしても。
それを確実に自分たちで起こしたのだと胸を張るべきだ。

何をするべきかもわからないまま、わからなければ人に聞いて。
実行して経験して、自分なりの答えを一つずつ見つけていって。
そんな積み重ねが何も生まない事なんて有史以来一度もないんだから。
もちろん、その奇跡にはたくさんの皆様のお力添えがある。
だからどこか申し訳ないとか、ありがたいなぁとか、そんな思いになる。
でも感謝は感謝。誇りは誇り。
今日までやってきた道は道として、自分たちが成し遂げたことを胸に歩くべきだとおいらは思う。

最初の奇跡はクラウドファンディングだったはずだ。
皆が嘘だろ!すごい!ミラクル!と声を上げた。
あれから幾つの壁が立ちはだかっただろう?
撮影は延期せざるを得ないというギリギリの勝負になった日もあった。
信じられぬ偶然で出会った家財道具たちがあった。
あの規模のセットをローバジェット映画で創り込むのも奇跡だと言われている。
あの規模の作品をたったの5日で撮影するというのも奇跡的だと言われ続けている。
そして公開出来たことも、その公開が続いたことも、その最終週で満員を記録したことも。
全てが奇跡的じゃないかと言われる。
中には、また奇跡を起こしてるよ、この人たち!なんて言われたりもした。
奇跡とはつまり、起きるわけのないことが起きる事。

実は自分たちは劇団活動の中で5周年記念公演の後ぐらいからよく口にしている言葉がある。
「出来ない禁止」
当時のことを知らないメンバーもいるかもしれないけれど、公演の反省会で出た言葉。
役者は「出来ない」って言ったら終わりだろ?って監督の一言からだった。
よくこの話をすると、精神論だとか根性論だとかって言われてげんなりするのだけれど。
全然、精神論でも根性論でもない。
頭ごなしに「出来ない」という固定観念を自分で作るのは可能性を狭くすることだよという解釈なのだから。
どうやったら出来るだろうか?という立ち位置から始めれば、必ずどこかに道が見えてくる。
それ以来、「出来ない」と口にするたびに、おい!禁止だぞ!と声が飛ぶようになった。

セブンガールズもそうだった。
これは出来ないと言われるたびに、自分は出来ますと答えていた。
それで何度も何度も怒られたりしたわけだけれど。
決して根性論や精神論で乗り切ったわけじゃない。
普通に考えたらできない事でも、出来る方法があるんじゃないか?と探し続けた。
もちろん根性だとか精神もあったかもしれないけれど、決して気合で乗り切ったわけじゃない。
想像以上に綿密に計画して、計算して、細心の注意をはらって進んできたつもりだ。
偶然に偶然が重なったわけじゃない。
あのたくさんの家財道具を譲り受けた旅館がその年に廃業になったり、素晴らしい方々だったことは偶然だけれど。
その前に前後数か月以内に廃業する旅館のリストを創って一軒ずつ連絡したのは、偶然なんかじゃないってことだ。

このような無名の俳優ばかりで初の監督作品で宣伝費もない小さな映画が10週上映出来た。
それは配給さんが丁寧に仕事をしてくださったからだ。それは間違いない。
たった一週間だった都内の上映が東名阪に広がったのも全てそのおかげなのだから。
けれど、渋谷でアンコール上映が決まったこと、それが延長を重ねたことは偶然で出来ることではない。
それまでの上映の経験を分析して、イベントを1から組み立てて、企画力を上げていって。
胃袋がボコボコになろうと、1日でも上映が長く続くには?ということを実践し続けたからだ。
そして、あの渋谷での3週間があったからこそ、その後に続いたのだと思っている。
偶然なんかであるものか!

だから簡単に奇跡と呼びたくない。
起きるわけのないことが起きていたとしても。
出来ないと考えない連中が製作したのだから。

でもさ。
これはやっぱり奇跡なんだよなって思うことがある。
製作時に出会ったたくさんの皆様とのご縁。
そして、上映してから出会ったたくさんの皆様とのご縁。
いや、それはどんな映画でもあるのかもしれないけれど。
それにしても。

この再上映を望み続けてくださる声、声、声はなんだろう?
これは奇跡じゃないだろうか?
上映期間が終わったとアナウンスしても、止まることのないこの勢いはなんだろう?
サービス精神の過剰な自分たちは、その全てに反応してしまう。
まだこんなに動員力があるのはすごいことですよ!と何人に言われただろう?

だって好きな映画はそれはあるけれど。
何度も観たい映画なんてそんなにあるわけがない。
こんなに愛してくださって、こんなに宣伝までしてくださって。
中には一度目はそこまで感動したわけじゃないというお客様だって何人もいらっしゃる。
二度目を観て、そこで初めて感動した方だっていらっしゃる。
何十回も来てくださったお客様だっていらっしゃる。

ファンの声が高まって、どこかの映画館が手を挙げて再上映が決まる!
なんていうことが本当に起きるんじゃないだろうか?という気持ちになってしまう。
もしもそれが本当に起きるのであれば。
そこで、初めて自分は、奇跡だ!と思うのかもしれない。

この最終章はきっと、奇跡との戦いなのだ。
自分の足で歩く。
それをずっとやって来た。
今も、これからも、そのつもりだ。
どうやって進んできたのか。
自分たちが成し遂げたことは何なのか。
少しずつまとめていくのだ。

そしてその終わりが奇跡なのか、足跡なのかはわからないまま進むのだ。
例え再上映が叶うことがなかったとしても。

キセキハコレカラなのだから。


映画「セブンガールズ」
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2019年05月29日

今も飢えている

1300日以上も毎日BLOGをアップしているのでもわかられているだろうと思うのだけれど。
自分は約束したことはなんとしてでもやりたい人なのだ。
まだクラウドファンディングや他にもやり残っていることがあるのだけれど。
それ以前に自分の中では何よりもやると決めていて出来なかったことに悔いが残っている。
セブンガールズでやると決めていた事のいくつかだ。

その一つが「下北沢から世界へ」だ。
正確には世界には持っていったし、英語字幕版を海外の人に観ていただいた。
あと少しでというところまでいったものもあった。
通常の数倍はある台詞量のセブンガールズは字幕も膨大となった。
言語の壁は想像以上に厚いのかもしれない。
でも自分は今でも海外の人でももしわかればセブンガールズは面白い作品だと信じている。
例え、何を言われようとも、それは間違いないと思っている。
海外版用に尺を2時間にして欲しいと言われて編集し直したとき。
自分は残酷なまでに2時間に削ったセブンガールズを実は3種類用意した。
もちろん、監督と一緒に編集し直したものと共に。

結果的にやはり納得できる監督と一緒に編集したものを提出したわけだけれど。
自分の中では今でもどこか悔いが残っている。
監督がどうしても残酷になり切れずにカットしきれなかった部分をもっと強く薦めるべきだったかもしれないと。
海外のディレクターの意見を完全に反映するならここもカットですよと伝えるだけになってしまった。
なぜなら監督の言っていることがよく理解できるからだ。

それでも、あそこは海外仕様と割り切っても良かったんじゃないか?
自分はどこかで自分の責任を回避したんじゃないだろうか?
そんなことを何度も考えてしまう。
国内版と海外版が別編集でもなんの問題もなかったのだから。
強く薦めることが出来ないのは仕方がないと思えば仕方がないのだけれど。
そこで仕方がないと考えていてはいけないのだと思う。

必要なシーンだというのは十分に理解しながら。
言語という壁がある以上、とあるエピソードをまるまるカットすることを薦めた。
それはエピソードが多すぎると、見分けがつきづらいからという意見に則ったものだった。
監督の作品だけれど、どんな映画だってプロデューサー判断があったり、他の要素だってある。
自分でもよくそんなことを言ったなぁと思うけれど。
結局、それを強く薦めることが出来ない自分でもあった。
歴史にIFはいらない。
もしそうだったら、何か変わったかもといくら考えてもしょうがないのもわかっているけれど。
世界に持っていくと約束した自分には強い強い後悔が残っている。

ハッキリ言えば、この約束は絶対にどこかで守るべきだと今も思っている。
それがどんな形になるかわからないけれど「下北沢から世界へ」は必ず実現する。
やっぱり、それは夢の形だと思うから。
自分が役者としてでも、役者として登場していなくても、或いは役者以外でも。
なんらかの形で、この借りは返さないといけないと思ってる。

そしてもう一つは、全国に持っていくという宣言だ。
東名阪での上映が出来ただけでもすごいことなのだと思っているけれど。
どんなに思っていても、全国に持っていきたいという願いは残ったままだ。
北海道、東北、中部、北陸、中国、四国、九州、沖縄。
関東での上映と、三都市での上映結果次第ではきっと出来るはずだった。
もちろん、今からだってその可能性はある。
横浜での結果を観てとか、今から噂を耳にしてということはありえる。
ただ予定された上映期間の中では、全国に行くことが出来なかった。

どれだけだよ!と笑うがいい。

でもさ。でもだよ。
日本全国に小劇団はあるけれど、東京の小劇場を観ることが出来ない。
日本全国の学校に演劇部があるけれど、東京の小劇場を観ることが出来ない。
でも、映画にすれば全国に持っていくことが出来る。
日本全国に闇市跡があって、日本全国に赤線跡がある。
そして映画館がある。
セブンガールズは間違いなくニーズがあるのに!って思う。

特にシニア層への訴求がどうしても少なかったんだなぁと改めて思っている。
最初の3週を終えて、シニア層にどうやって宣伝すればいいのか悩んだのだけれど。
結局、上手にシニア層に向けての発信が出来なかった。
宣伝費の少ない自分たちは、結果的にインターネットの活用がメインになる。
新聞記事や、地方記事などじゃないと確実に届くことがない層だ。
横浜での上映で、高齢者のお客様からわざわざ手書きのお手紙をもらった時、更に強くそれを思った。
メールでも、SNSでもなく、手書きの手紙で、わざわざ感想を届けてくださる。
そういう皆様にセブンガールズが出会うチャンスを広げることが出来なかったのだから。
自分の感覚では間違いなくシニア層に評判の良い作品なのだ。
あのパンパン小屋の風景は、シニア層にとっては懐かしい風景でもあった。
それに基本的に人情劇的な作品は好意を持って受け入れられることもわかってた。
レイトショーに近いスケジュールが多いというのもあって、なかなかそこに届かなかった。
数が少ないながらも足を運んでくださったシニア層の方々に挨拶をすると、何度も何度も強く手を握ってくださったのに。
70代とおぼしき方の涙目は、想像を越えて感動してしまった。

セブンガールズが全国に行くには、恐らくシニア層への訴求力だと思っていた。
都内の映画館と違って、地方の独立系映画館のメインとなる顧客層は年齢層が高い。
平日の昼間にシニア料金で満員になるような作品こそ、求められている作品の一つだ。
一番嬉しかったのは、かつての日本映画の匂いがしたわよと、妙齢のご婦人に言われたときだった。
大部屋時代の映画に近い何かをこの作品は持っているのか!と気付かされた瞬間だった。
どうすればいいだろう?そう考えているうちに、上映期間が過ぎてしまった。
来ていただければきっと喜んでいただけたのに。

ああ、今、思うだけでも悔しくなる。
世界に行ってない。
全国に行ってない。
シニア層に届いていない。
何をやってるんだ、自分は!と強く自分に対して情けない思いになる。
この3つは、絶対にやらなくちゃいけなかったのに。

どうしたってさ。
やり遂げたことを考えたくなる。
あまり自分を責めても仕方がないし、それはかえってマイナスになりかねないから。
だから自分のやってきたことを冷静に考えて、ちゃんと胸を張るべきだぜって思っている。
自分たちがやり遂げたことはきちんと誇りにするべきだ。
必要以上に偶然だよとか、自分を卑下してはいけない。
ただそれは表と裏があるってことだ。
出来なかったこと、至らなかったことも、自分の中できちんと持つことだ。
悔しかったこと、情けなかったことも、忘れずに自分の中の宝物にすることだ。

そしてその借りは絶対に返してやるというエネルギーにしなくちゃいけない。
良い事ばかり見てたら、そりゃただのご都合のよろしい人になっちまうさ。

幸せなことがたくさんあったよ。
嬉しいことがたくさんあったよ。
でも、飢えてる。
自分は実は満腹になってない。
足りないのだよ。足りないんだ。
あれだけの愛情をいただいて、いまだに足りないだなんて贅沢なんだぜって何度も思う。
それでも腹が減ってるんだ。

意地汚いだけなのかもしれない。

許してくれる人、愛してくれる皆様。
そこに寄りかかるのは自分の生き方としてありえないだけだ。
その向こうに広がるまだ知らない人たち、しっくりこなかった皆様。
そこにもう一度届けたいと思ってしまうのは、ただのわがままなのかもしれない。
自分は重い十字架を背負っているしそれを降ろすつもりもないから、いいだろう?

わがままが全て悪いと思ったことはないけれど。


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2019年05月30日

100000000票

やり遂げたこと。やれなかったこと。
その二つを書いた。
最終章なのだからまとめに入るという意識が自分の中にある。
現状と、現状の出演者たちとから始めたのもそういう意味だ。

先週、横浜での限定一週間上映が終わったばかりだ。
最終日の舞台挨拶で、セブンガールズは終わるけれど、映画館には来て欲しいと話した。
それから何日も経過していないのに、横浜シネマ・ジャックアンドベティに足を運んでいるお客様がいた。
元々、予定していたのかもしれないけれど、なんだか嬉しかった。
UPLINK渋谷での上映の時も、上映が終わってからTABELAに食事に行ってくださったり。
横浜上映期間に近所のパン屋さんで買い物をしてくださったり。
その土地に行って、その映画館に行って、セブンガールズが小さいながらも何かを残している。
それはわずかだとしても小さかったとしてもやっぱり繋がりで、繋がりはいずれ何かになっていく。
ただ上映しただけじゃない。
記憶になっていく。思い出になっていく。

今まで上映してきた映画館の会員になったという方までいらっしゃった。
複数回観に来るからとか、また来たいから会員になりますとか。
それで素敵な作品に出会うかもしれないと思うと、それもなんというか幸せなことだなと思った。

まとめたいと思っているのに。
まだ何かが繋がって、まだ何かに続いていきそうな。
そんな雰囲気がなんとなく感じていて。
こそばゆい。

映画館に足を運んでくださったお客様が、リクエストカードにセブンガールズと書いてくださった。
そんな報告がSNSに上がってきて、ああ!と驚く。
もちろん、そういうこともあるかもなぁと思っていたけれど、あまりにも早かった。
先週の金曜日に終映したばかりなのに。
そういう声が少しずつ集まっていくといいなぁと思っていたのに。
ある方は2か所の映画館でリクエストをポストしてくださっていた。

ドリパスというTOHOのリクエストも終映から一気に順位が上がっていると知った。
頻繁に映画館にいけない方々まで、既に行動を開始してくださっていた。
色々な映画館を調べて、リクエストフォームがある映画館にメールをしたという連絡まで来た。
大手シネコンの一つの問い合わせもしたとそこには書かれていて驚いた。
確かに最近は大手シネコンでもインディーズ作品が上映されるような場合があるけれど・・・。
それにしても無謀というか、糠に釘のような、そんなことまでしてくださっていた。

ある方はインディーズムービーに明るい映画館様に直接お願いします!と言ってくださっている。
直接だって!?
そうか、そういうことだってあり得なくはないのか。
そういえばいつだったか、知り合いが映画館で働いてるから編成さんに相談するなんて声を聞いたこともある。
これだけ多くのお客様が足を運んでくださればそんな繋がりだって出来ていく。

もちろん、そんなに簡単なことじゃないのはわかっている。

どんな映画館でも上映予定作品がたくさんある。
決定しているものはHPで告知されているけれど、その何倍も決定していない作品だってある。
もちろん何百何千というリクエストが続くのであれば、すぐにでも上映されるかもしれない。
それこそ有名な監督だったり、有名な原作だったり、リクエスト以外のファンも見込めればなおのことだ。
人気アイドルが出演しているような映画であれば、そこまで見込める。
けれど、さすがにそういう大きな数のリクエストが入るわけじゃないし、バックボーンが弱いと感じるはずだ。
だからリクエストが増えても実際にはきっととっても難しい事なのだ。
そしてそれを冷静にわかっているお客様だった多いはずだ。

それがわかっていながらリクエストを出してくださる。
数じゃない。
その1票に込められた思いの大きさ。
そういう全てをわかっていながらの1票なのだから。
無力でも構わないという1票なのだから。

もうねぇ。馬鹿みたいに感動した。
そこまで考えたら、本当に信じられないよ、奇跡だよ!って。
そんなにまでしてセブンガールズを求めてくださればもう本望だ。

ファンの声が大きくなって再上映が決定!
・・・というのはすごいすごい奇跡だ。
それにそんな映画だったら観に行きたいなぁって思うからすごい広がるかもしれない。
ただそんな声に映画館が手を挙げてくださるには、かなりの厚い厚い壁がある。

自分はきっと運の要素が必要なことだぞと思っていた。
例えば「肉体の門」と「白いメリーさん」とで企画上映をしたいとか。
例えば、戦争映画特集で、インディーズの戦争映画はうちしかなかったとか。
そういうなんというか、様々な偶然が重なった時に、そんな1票が大きな力になるかもしれない。
そんな風に思っていた。
でも、まだ終わったばかりの今、こんなにリクエストを観てしまうと揺らいでくる。
有り得ないことが起きるような気がしてきてしまう。
自分はとんでもなく諦めの悪い人間だけど、まさかお客様までここまで・・・。

なんと幸せな作品なのだろう。
セブンガールズという映画は。
映画館には例えば1票だとしても、おいらにとっては1億票だよ。

かと言って、出演者たちがリクエストしてください!と声を上げてのリクエストではいけないのだと思う。
そりゃあ、頼めば投票してくださるリクエストしてくださる方は増えるのだろうけれど。
出演者が煽ってのリクエストは、きっと純粋なものじゃなくなってしまう。
だから、そんなリクエストを見るたびに感謝しか出来ない自分がもどかしい。
こんなお客様がいるんだ!と誇ることしか出来ない。
自然発生的なもので、どこまで行くのだろう?
もしかしたらどこかの場面で、そこまで応援している人がいるなら観たい!という人も現れるかもしれない。

3年以上かけたこのBLOGの最終章だよ。これは。
一体、いま、おいらは何をここに書いているのだろう?
こんなに素敵な宝物をもらって、どうやって応えたらいいだろう?

まだ何かが繋がってる。
まだ何か続きがあるような気がしてくる。
でも、ちゃんと現実を知り、現実の道を歩まなくちゃいけない。
徐々にこの声が小さくなっていくのだとしても。大きくなっていくのだとしても。
多分、きっと、自分がやれることはたった一つだ。
感動して泣いてる場合じゃないのだ。

最終章に未来のことばかり書いてる。


映画「セブンガールズ」
公式サイト:http://sevengirls.info/
上映期間終了 皆様ご来場ありがとうございました。

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posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 04:19| Comment(0) | 夢の彼方に | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする