とりあえず本日予定していた作業は断念。
試写会の招待状のOKが出たことは大きな前進か。
これで次の印刷物に進める。
とりあえず、PVの直しに手間取る。
まぁ、多分、これからもそういう感じで進むのはいつもの通り。
というか、自分で自分をそういう場所に追い込んでいるのだから仕方ない。
通常なら考えられないようなことをしようとしているのだから。
別に普通に、ただ公開を待つことだって、出来ると言えば出来る。
それでも、それじゃいかんぞと、自分なりに勉強してやれることを自ら探している。
探して、実行に移せば、それは当然自分を追い込むことになる。
でもそれが責任ってものだもんなぁ。
だって、たくさんの人のご支援を頂いた。
それに、例えばこの作品に関わってきた全ての人の思いも知っている。
撮影時のスタッフさんだって、編集時のスタッフさんだって、現在も続くプロモーションスタッフさんだって。
いや、それどころか、この作品が生まれた初演時から続く共演者やスタッフさんだっている。
そういう全ての人の思いが結晶になったのが「セブンガールズ」なのだから。
その責任を知れば知るほど、じっとはしていられない。
全ての人の思いが、映画の公開に向かっている。
試写会も別にゴールじゃない。
上映はするけれど、大事なことは、実際に映画館で上映されることだ。
いや、ともすると、上映されることですらないのかもしれない。
単館で終わろうが、全国上映されようが。
もう、それですら、ゴールとは言えないのかもしれない。
この映画が、誰かの心の中の大事な風景になるその瞬間こそがゴールなんじゃないだろうか?
何かが心の中に生まれるその瞬間までこれは続くんだと思った方がいい。
だとすれば、自分から自分を追い込むことぐらい、まぁ、どうってことないさ。
いずれその日がやってくると思えば。
再度スケジュールを確認する。
こんなこと出来るのかなぁ、と苦笑する。
苦笑しながら、まぁ、でも、やるんだろうなと自覚する。
だって、やってきたから。
今日は今日で前進した。
明日も前進しよう。
ああ。
この映画が、話題になる日が来たら、奇跡だな。
自分は凄いことをやったって思えるかな?
きっと、思わないんだろうなぁ。
でも、話題になる日が来る可能性を1%でも上げていくしかないもんな。
舞台初演時の猫という役の役者と短いやり取りをした。
PVを観てくれて。
「猫だねぇ」というたった4文字。
「すごいー」というシンプルな一言。
そこに、10年以上も一緒に何かをやり続けた歴史が詰まってる。
こんな感覚、理解できるだろうか。
まだ、背中は空いてるぜ。
まだ、荷物なら詰めるぜ。
期待してくれていいぜ。
もっと、走り抜けてやる。
音楽の吉田トオルさんと深夜に電話で話しながら、馬鹿笑い。
何に笑ってたんだろうね?
滑稽なのさ。きっと、何もかも。
滑稽なことに、胸を張ってやるのさ。
豪快に空振りをしたって、拍手が来るのがプロの仕事さ。
ほれ、背中に乗るかね?