2018年05月27日

PV第二弾公開


インスタへのアップロードから始める。
どうやら、Instagramでは内部で動画を圧縮するようだ。
60秒まで公開出来るけれど、ベストは短めの映像なのだと思う。
スマートフォンで観ることを前提にしたSNSだから、基本的にデータ量をなるべく抑えたいという事なのだろう。
正方形の映像の編集も目途が立った。
基本的には出来ているものを時間のある時に正方形にして・・・という流れになるか。
ハリウッド映画のInstagramだと縦長の映像もある。
ただ、縦長だとどうだろう・・・元データを考えると、拡大が必要で画質を落とすことになる。
実際に書き出してアップロードしたら、そこまで変わっていないかもしれないけれど。

少し休憩をはさんで、PV第二弾の編集に入る。
今日は印刷物とPVと舞台残務処理と決めている。
プロフィールと話していた、30秒の登場人物紹介映像。
最初は誰にしようかと悩んだけれど、順番なんか気にしていたら始まらないと気付く。
これを始めてしまうと、一気にPV製作予定の数が増える。
なかなか、踏み込めないし、そろそろやりましょうの言葉を待っていてもいいのかもしれない。
それでも、やはり自分からどんどん動いて提案してというのがこの企画のスタンス。
スピード感が大事だ。

監督の書いたセリフは、全てが「詩」だと言った人がいるけれど。
本当にどのセリフを切り取っても、美しいリズムが流れている。
PVの難しい所は適度な説明になっていて、適度にネタバレにならないようにする部分。
この二つはどう考えても矛盾している。
説明しながら、バラさないなんてことは、実際には不可能なことなのだから。
だから、群像劇として、映画に入りやすいように人物像に迫れるシーンを選ぶことになる。
物語もうっすら見えるけれど、どんな展開をするかは見えないようなシーン。
そして、気になるようなシーン、そして何よりも、美しい映像を選ぶ。

曲についてもそれほど悩まない。
なぜなら音楽の吉田トオルさんはほぼ全ての登場人物のテーマ曲を書いてくださっている。
今回のPVでは、実はテーマ曲的な曲が2曲あって、どちらにするか悩んだぐらいだ。
結局、導入に合わせたけれど、どちらにせよ、キャラクターごとの曲がすでに用意されている。

PVと言えば、よくあるのがナレーションだ。
ナレーションのあるPVを製作することももちろん不可能じゃない。
いわゆるドラマにおける来週の告知とか、ナレーションで遊んでいるようなケースもある。
そんなのもあっていいなぁとは思っているのだけれど、監督のセリフ以上の言葉があると思えない。
セリフの1つ1つが立っていれば、説明なんか不要なんじゃないかとも思えてくる。

一度書き出して、プロデューサーに確認依頼で送る。
特報映像と違って、確認だけでもと思っていた。
少なくても、これを始めてしまえば、これから何度も何度も続いていくからだ。
確認が手間であれば、これ以降はどんどんやっていきますと、付記してメールを送った。
通常の映画のPVよりも確実に多くなるようなことをやろうとしているのだから。

そう思っていたら、電話が鳴った。
すぐに、修正案をいくつか出してくださった。
打ち合わせは事前にしてあったとは言え、どんどん提案しているようなものだ。
考えてみれば、本来、PVは、プロデューサーが依頼して製作されるものなはずだ。
それが、依頼も何もなく、一方的にどんどん提案されてくる。
それも大人数が出演する映画の最初の登場人物紹介Vだ。
だからこそ、手間じゃないかと心配したのだし、申し訳ないかもと思っていたのに。

ネットは便利で、そのあと、修正したPVを送っては、メールで指示をもらうというやり方で作業を進める。
何往復かした後、決定が出た。
スタジオでもないし、編集エンジニアも、宣伝担当も、営業も介せず。
直で、プロデューサーの意見をもらいながら、役者がPVを編集するなんてことあるだろうか?
このスピード感は痺れた。
その都度、念のため、音楽の吉田トオルさんにも送る。
今日はライブだから、観れているかまではわからなかったけれど・・・。

これで少し楽になる。
なぜなら、この映像がテンプレートになるからだ。
30秒という時間をどう使うのか、テロップはどうするのか。
少なくても、決まった形の一つが出来たことになる。
今後しばらくはこのテンプレートに沿って、続いていける。

この勢いのまま、PVを今晩中にあと2本ぐらい出来たらいいかなと思っている。
もちろん、それはすぐに公開するわけじゃないけれど。
PVの第一弾が公開されてから、さして間も空かずに、第二弾が公開されるなんて驚いてくださった方もいたらいいなぁ。
そんなの多分、観たこともないはずだ。
ただSNSにおける映像は、やはり数だ。
ユーチューバーと呼ばれる人たちは誰もが、毎日の更新が大事と口にする。
どの映像を観て興味を持つかはわからないけれど、一度興味を持てば、全ての映像を人は観たくなるという。
だとすれば、数多く更新していけばいくほど、再生数も増えていく。
それは、そのままつまり、知名度が高くなっていくという事だ。

公開前に、役者本人にも一応送った。
最終版の一つ前だったけれど、感動していた。
劇団で長く舞台をしていて、そりゃ映像の仕事がゼロだったわけではないはずだけれど。
その公開前のPVに、名前まで出るなんてことは、なかったはずだ。
それが映画の告知映像で、ネット上に公開されるのだから、この映画の前なら夢のような話だ。
それが、これからどんどん続いていく。
舞台挨拶があったり、映画の公開があったり、他にもあるだろう。
それはもうはじまっているんだ。

そのまま公開に踏み切る。
出演者たちも驚いてSNSにコメントが続く。
まだ第一弾のPVの印象が残っている段階で新しい公開に踏み切ったのだから。
再生数が増えていく。ついでに第一弾の再生数も増えていく。
SNSに情報を書き込む前に、既にYoutubeのチャンネル登録をしてくださっている方が観ている。
SNSに情報を書き込んで、HPのNEWSに掲載するのはやめておく。
特別なニュースではなくて、当たり前のこととして、trailerページを創るまでは記載しない。

第三弾を楽しみにしてくださる人がいるといいなぁ。
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 02:20| Comment(0) | 映画公開への道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月28日

情熱の人海戦術

舞台の反省会の日。
事務的な反省点と次回公演で必要なこと。係分担について。
その後、完成披露試写会についての細かい部分の説明。
そこから監督が合流して、映画プロモーションについての話にもなる。
最後に、次回公演についての話をして、反省会は終わった。
それぞれの芝居の反省点についてはそれほど多く長くは出なかったけれど。
それは、各自が自分の中でどれだけ強く持っているかどうかだ。

監督から、Instagramの管理について、分担できないかと提案をしてくださった。
確かに、今、自分の作業量が多くなっている。
今はまだ、そこまでフォロワーが集まっていないから、負担も多くない。
文章はPCからも投稿できるので、今はまだ良いけれど、このまま進めば中々厳しくなっていくかもしれない。
それに何よりも、インスタというのは、女性的感性があった方が良いと思う。
だから、アカウント管理を複数人でやってくれたらとてもありがたい。
少し肩の荷が下りる。
もちろん、動画のアップや大きいサイズの写真加工などは、自分がやるとしても。

出演者たちが、何人かで管理している、映画の公式インスタは、多分、世界初なんじゃないだろうか。
宣伝部でも宣伝担当でもなく、役者が自分たちで、オフショットや撮影風景を公開していく。
当然、コメントをしたり、返したり、素敵な写真があれば、いいね!をしたりしていく。
そこに、男性的な感性も、女性的な感性も、そして役者的な感性も加わっていく。
もちろんプロモーションの一環だし、宣伝と言えば宣伝のようだけれど、とってもパーソナルでもある。
ビジネス的な宣伝ではない、気持ちの込められたPRだ。
喜んで、一緒に管理してくれる役者のスマフォにアカウント追加をした。

合わせて、セブンガールズの役名で、アカウントを取った出演者たちも。
突然、セブンガールズ関連のインスタアカウントが増えた。
監督が勧めたのだけれど、反省会後に、タイムラインがセブンガールズだらけだから、皆で同時には・・・
と、すぐに連絡が来る。
まぁ、今日、開設したのだから、今日は仕方がないですよと送る。
それぞれが、バランスを取って投稿していければいい。
もし、これを観ている方で、タイムラインがセブンガールズだらけの方がいたら、なんか、すみません・・・。

ただ、この感覚。この感じが素晴らしいと思う。
これぞ、この「セブンガールズ」という映画の持つ、最大の特徴だ。
一人でも多くの人にこの映画を知ってもらいたい。
全員で、プロモーションをしていこう!
皆で製作し、皆で撮影準備をして、皆で宣伝をしていく。
PV第二弾の公開が前日というのもあるし、熱が伝導していく感じがある。
ポスターが出来れば、知っている店に貼ってもらい。
チラシが出来れば、知っている場所に置かせてもらう。
そういうことをずっとやってきた。

世の売れている俳優だって、映画の公開、新しいドラマの番組宣伝は、当然やっていく。
だから、当然と言えば当然なのかもしれないけれど。
映画「セブンガールズ」は、皆の力を結集していこうという気に満ちている。
もちろん、映画館と連絡を取ってくださったり、営業さんが動いてくれている。
プロデューサーも、様々なアイデアを提供してくれている。
自分たちは任せっぱなし、お願いするだけには絶対にしない。
それに応えるように。自分たちが出来ることは全部していく。

おいらは、そんな皆の思いを運ぶためのツールをどんどん用意していくことだ。
PVやポスター、チラシ、公式アカウント。
そういうツールがあれば、皆で盛り上げてくれる。
そして、そういう皆の思いが、多くの人に伝わった時。
それは、きっと、奇跡じゃなくなる。

だってさ。
大金を投じた宣伝部や宣伝企画がやりたくても出来ない事。
人海戦術っていうのは、実は、一番、実現しづらい事なんだよ。
人数をかければ、色々な宣伝が出来ると言ったって。
そこには、人件費だってかかるし、熱がなければ伝わるものも伝わらない。
それが、情熱だけで、人海戦術が出来るんだよ。
それだけで、きっと、宣伝やマーケティングの世界では奇跡に近いはずだ。
若さに任せた情熱じゃないよ。
もういい大人になった連中が、経験を重ねてきた奴らが、情熱を持ってなんだから。

やれることは全部やる。
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 02:14| Comment(0) | 映画公開への道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月29日

完成披露試写会の準備

完成披露試写会の招待状を急ピッチで仕上げていく。
某映画の招待状をsampleで頂いているからこれを参考に。
通常、試写会招待状はハガキで、かなり掲載できる情報量が限られている。
そこに、映画の内容から注意事項、会場地図まで掲載するのだからみっちりだ。
特設チラシの段階でイメージが出来ていた事だけが救いになる。
このハガキがチケットだからそこまでの枚数の印刷ではない。

とにかく、プライオリティで言えば、このハガキの入稿がまず先。
届いた頃には、発送準備をしなくてはいけない。
クラウドファンディングの管理画面から、試写会招待のリターン設定している方にメールはしてあるけれど。
中には、メールを観ていない方もいらっしゃるようで、やはり、ハガキが早めに届いた方がいい。
ご来場いただけない方からの連絡も数人頂いている。
とにかく、時間は限られている。
これを発送してしまえば、本チラシ、本ポスターの製作も待っているのだ。

自分の中で、重要事項の整理がどこまで出来ているのか、少し不安になる。
・・・というのも、昨日の監督の話の重要な部分が、きちんと伝わり切っていなかったから。
まず、ここが大事なんだよという部分だけが抜け落ちているような感覚になる。
その点については再度、メールで、認識の統一が出来るように送る。
送信後、即監督からの連絡もあった。
まぁ、まだ走り始めたところだから、皆で、この映画をどんどん宣伝していくのは、これからだとも言える。

Instagramの公式アカウントを共同管理してくれている女優からも連絡あり。
まったく、ありがたい。
昨日まで自分がちまちまやっていたことをいつの間にかやってくれている。
おかげで、招待状制作作業に集中が出来た。
まぁ、共同管理者は、今後少しずつ増えていけばいい。
オフィシャルという意識が持てる人であれば、誰だっていいのだから。

プライオリティを自分できちんと管理できてさえいれば、どうってことない。
何か抜け落ちてやしないかと不安になることもあるけれど。
まぁ、同時に、芝居の稽古だって始まるわけだし。
今までだって、そうやってきたから、大丈夫さ。

なんとか、集中させてもらったおかげで、第一校が上がる。
すぐにアップロードしてプロデューサーに送信。
文章が多い招待状だから、確認するのも大変だろうなぁと思いながら。
sampleがなかったら、あと何時間かかったかわからない作業だった。

ついでに、PV公開の想定ロードマップも送る。
こんなことした映画ってのも、なかなかないはずだ。

さぁ、色々問題がなければ、完成披露試写会当日スケジュールの確定も出来るはずだ。
そしたら、会場に連絡をしなくちゃいけない。

面白いことになってきた。

試写会は、あくまでも、公開に向かうための上映会だ。
これをまず、大成功に収めないとと、気合が入る。

よし!今日はここまで!
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 04:02| Comment(0) | 映画公開への道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月30日

自由の翼

インターネットがこのまま進めばテレビを越えると言われていたけれど。
実は、自分としては、そんなにそれを信じていない。
そもそも、インターネットは、パソコン通信から始まったコミュニケーションツールで。
テレビというのは誰でも無料で観ることのできるメディアだからだ。
インターネットがメディアになることはないんじゃないかと、自分としては思っている。
もちろん、ネットの影響で、広告費が縮小したり、重要性が低くなることはあっても。
発信するだけのテレビというメディアは、それはそれで、大事なものなのだと思う。
紙媒体はかなり厳しくなっていると思うけれど。

パソコン通信から始まって、WEB、BBSや日記サービスがSNSになって。
結局、ネットはコミュニケーションツールとして原点回帰している。
Eコマースや、映像配信、ニュース配信等々、便利にはなっているけれど。
中心にあるものはやっぱりコミュニケーションツールとしての役割のままだ。

YoutubeでのPV配信を行っていて、ああ、これは・・・と思う所がある。
実は、映画のTrailerを色々と観て回って情報を集めたのだけれど。
どうやってセブンガールズという映画を世の人に知ってもらうかの一環での勉強だったのだけれど。
実は、邦画と洋画で、まるっきりやり方が違うという事を知った。
とにかく、ハリウッド映画のtrailerページは充実している。
4~50本もの動画を配信している映画だって、ザラにある。
それは、そもそもマーケットが違うし、恐らくPV製作チームがいるという予算の違いだよと言われそうだけれど。
それはそれで、また、ちょっと違うんだなぁという感触がある。
日本というマーケットは、まだ少しマスコミ神話が残っていて、そこを中心に考えているからじゃないだろうか。

というのも、セブンガールズのPVを2本公開しただけで、ああ、こういうことかという感覚があるからだ。
それは、要するにYoutubeでの宣伝なんてものは、実際にはそれほど大したことじゃないという事だ。
そう書いてしまうと、え?そうなの?ってなってしまうのかもしれないけれど。
Youtubeで映画のPVをしてますというのは、結局、ああそうなのね程度のことなのだと思う。
そんなことよりも大事なことがあって、それはYoutubeにアップロードした動画自体が、コミュニケーションツールになるということだ。
最初に特報版を公開して、次に道絵という役の紹介PVをアップロードしたわけだけれど。
例えば、その道絵のPVを共有して、誰かが「友達が映画に出ます!」なんて書き込みをする。
ようするに、口コミで広がっていく場合のツールになるということが本質なんじゃないかと思ったのだ。
実は特報版や、それこそ、公式HP自体も、リンクして口コミのツールにしてくださっている。
最初は友達が・・・から始まっても、友達の友達が知り、その友達が気になって・・・と広がっていく。
そういうコミュニケーションを更に潤滑にしていくもののかなり強力なツールの一つが動画だという事だ。

恐らくハリウッド映画の宣伝チームは、そういう本質をすごく計算して戦略的に動画配信をしている。
例えばスターウォーズという作品のPVは、ハリウッド本家のHPにものすごい数が更新されていて。
全世界で同時に映画情報公開されるんだけれど、その後もずっとマニア的動画を更新している。
それを日本人が、本家のページでこんなPVがいつの間にか更新されてるよ!なんて書き込みをしている。
次から次にすごい情報が出てきてるぞー!なんて、Twitterで文字が踊ったりする。
つまり、PVで宣伝じゃなくて、口コミが広がるためのツールとしてどんどん公開しているのだと思う。
それも、そうなることを全て予測したうえで。

対して、邦画のPVは2~3種類ということも少なくない。
情報公開時にPVを公開して、公開が近くなってからロングバージョンのPVを公開というのが一般的なロードマップ。
情報公開前にティザー広告を出す場合もあるし、役者からのコメントが出たりする場合もあるけれど。
そうなると、一度PVを観たら、そこで終わってしまいそうなものなのだけれど。
その後、プレスリリースで、色々な情報を小出しにしていく。
例えば出演者の発表を一度にはしないで、徐々に発表していく。
キスシーンであったり、原作と結末が違う!であったり、そういう情報も小出しにしていく。
そして、段階的に、出演者のインタビューなどを出していく。
そのたびごとに、エンタメ系のメディアで取り上げられて、マスコミを通じてそこで再度公開してるPVに訪問が増える。
つまり、宣伝のためのPVであるし、マスコミへの情報提供で話題が継続的に続くようにしている。
だとすれば、確かにPVの数が多いことはそれほど大きな意味を持たないのかもしれない。
メインとなるPVがあって、あとは情報をマスコミで拡散していくのだから。
もうまるっきり、宣伝のやり方そのものが違うような感覚だ。
(キスシーンがあるから映画に観に行くっていうのだけは、実はちょっと理解できない)

実際にYahoo!ニュースのトップに、ドラマや映画の記事が来ることも多い。
明らかにプロモーションの一環なのだけれど、意外に日本人は信じるし、それで動員も変わるのだと思う。
この人の演技はすごい・・・的な記事は、実は出演者たちは少し恥ずかしいんじゃないかなぁなんて思うけれど。
ニュースが拡散された方が、信頼性が高いという事だ。
フェイクニュースや、プロモーションニュースとの違いを、それほど意識しないところがある。
政治方面のネガティブキャンペーンすら、信頼してしまうようなところがある。

悪い言い方をすれば、ネタになるのはどっちか?という問題かもしれない。

セブンガールズがニュースサイトに掲載されることも別に不思議なことではないし。
Yahoo!のトップに出ることなんて夢のまた夢だとしても、どこかで記事になることはあると思う。
でも、それで、どれだけ多くの人がセブンガールズを知ってくれるのかは未知だ。
当然広がるだろうし、そのニュースさえ、ツールとしてコミュニケーションに使用されていくはずだ。

だから、テレビが消えることはない。
Twitterや匿名掲示板を中心として、SNS上では、何かのネタを探して、それについて呟き続けている。
リアルタイムに動画を無料で観ることが出来るテレビというのはネタとして最高のメディアだ。
天空の城ラピュタ放映時のバルスじゃないけれど。
コミュニケーションにおいて、何かを共有しながらというのは、一番重要なことだ。

セブンガールズという映画の公開まで、やれることは全部やりたい。
ただ、有名な俳優が出演していない映画であれば、記事になることは殆どないだろう。
これまでも単館系の映画のニュースは、そこまで大きく取り上げられてこなかった。
話題性・・・というのが、極端に少ない。
映画ファンに届く・・・ぐらいの記事にとどまることは想像に難くない。
だとすれば、仮に今の日本にはそれほどマッチしない方法と判断されているやり方だとしても。
それもやってみようよ。と、思っている。

まぁ、逆に実は、それを簡単にやれないんだけれど。
PVを何本も外注に出していたら、宣伝予算が足りなくなっちゃうし。
WEBやSNS管理を外注に出していたら、読めない予算まで出てきてしまうかもしれないし。
宣伝の予算について、プロデューサーと打ち合わせした席を思い出す。
チラシ、ポスター、HP、色々書かれていて、予算組をしましょうという時に。
これ、僕がやるので印刷代だけです。これ、予算いりませんと、潰していったことがあって。
気付いたら、上から下まで、予算組みをする部分がすごく少なくなっちゃったということがあった。
思わず、プロデューサーと二人で、噴き出して笑っちゃった瞬間。
多分、通常ならありえないことなのだけれど、それを知らない自分すら笑っちゃう予算組みだった。
オノデラさん。という文字が縦にずらっと並んでいたから、ビジュアル的にも面白かった。

そう。
実は、他の映画よりも、自由な翼を持っている。
予算がないけれど、予算度外視していい箇所がたくさんあるんだ。
本当の意味の一般層・・・単館映画館に通うような映画ファンや、小劇場ファンだけではなく。
バラエティ番組を見て笑ったり、Instagramに写真を掲載してみたり、そういう全ての人たち。
子育てに必死なお母さんや、毎日通勤電車に揺られているお父さん、そういう全ての人たち。
そういう人たちにも、この映画を知ってもらえたら・・と願ってやまない。

闇雲にではなく、そこに学びながら取り組みたいと思っている。
なんて言ったって、そもそも裸から始めたようなものなのだから。
失敗を恐れる必要がまるっきりないのだから。
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 03:39| Comment(0) | 映画公開への道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月31日

PV第三弾公開


3本目のPVを公開する。
先週の土曜日に2本目を公開したばかりだから驚いた人もいるかもしれない。
1週間も待たずに、更新されるなんて、恐らく役者たちも想像もしていなかったはずだ。
それも、早々にセブンガールズ屈指の人気の猫の登場というのも意外だったかもしれない。
実は、公開順やスケジュールまですでに組んである。
まぁ、あくまでも、編集が間に合うのならばという話だけれど。

Youtubeの本質は、実は更新頻度にあると思っている。
今回の公開でも、公開と同時に、その前の2本の再生数もぐっと上がった。
1億再生数を誇る有名なユーチューバーが、その最大の理由は更新頻度だと言っている。
まだYoutube創成期から、毎日更新したからこそ、再生数がそこまで伸びたというのだ。
最新の動画を確認すると、つい、その前の動画も観てみたくなる。
その繰り返しが、信じられないような再生数を数えていくのだそうだ。
もちろん、単体で突然バズるようなケースもなくはないのだけれど、それはまれなのだという。
何よりも大事なことは毎日更新なのだそうだ。

とは言え、毎日の更新なんかとても追いつかない。
カメラを用意して、喋って、それを編集してという、シンプルな作業ではない。
曲を探して、尺に合わせて、そのキャラクターの本質をネタバレにならない程度に調整する。
それも膨大な映画の中から選んでいくのだから、毎日は流石に難しい。
それでも、ある程度、頻繁に更新していけば、きっと、一か月後には結果が出るんじゃないかと思っている。
そこであまり効果がないのであれば、考え直せばいいぐらいの感覚だ。
現時点では確実に相乗効果が出ている。
公開日当日の再生数も、増えてきた。

SNSも、それぞれ、特色が違うなぁと思う。
少なくても、InstagramとYoutubeでは、まったく違っている。
Youtubeにもチャンネル登録や相互リンク機能は揃っているけれど、基本的にはシェア中心だ。
Instagramには、基本的にシェアという概念がない。
外部アプリケーションでシェアが出来るけれど、複数人がシェアすればその数だけタイムラインに表示されてしまう。
Twitterのリツイートも、Facebookのシェアも、複数人の公開をまとめて表示する機能が内包されている。
それぞれの特色をきちんと把握しておかないと、大変なことになってしまう。
同じようなものだけれど、同じような使い方が出来ない。
それぞれ、簡単じゃない。

2本目の人物紹介PVはどうだっただろうか?
最初の特報版は、ニュース的側面が強かったけれど。
登場人物紹介のPVは、感情移入しやすい、物語に入りやすい、そういうものを目指している。
それに、文字通りの十人十色を目指している。
恐らく1本目と2本目で、人物像のカラーの違いを表現しているつもりだ。
10人もいればどうしても、かぶってくるところが出るはずだけれど。
それを、うまく色分け出来たらなぁなんて考えているけれど。

映像を公開して、猫の妹の真奈役や、初演の舞台で猫役を演じた役者に観て欲しいという感情が沸き上がった。
一体、どんな気持ちで、このPVを観るだろう?
あの猫が映像になっているのだから。
そういう全ての人に喜んで欲しい。

夜に日本代表のサッカーの試合があったから、その時間を避けて昼間に公開した。
試合後だと、タイムラインが荒れる可能性があるからだ。
当然試合中も厳しいし、試合前が良いだろうと判断した。
それが正しかったかどうかまではわからない。
いずれ、数が揃った時に、アクセスの解析をしていけばいい。

印刷物の製作スケジュールに入る前に、更に続きのPVの編集をしておく。
忘れないように。
映像編集という事務的にも思える作業の中で。
クリエイティブな精神と。
そして、何よりも、愛情を込める。
愛情は必ず観た人に伝わると信じているから。
この作品への愛情。役への愛情。観てくださる人への愛情。

一人でも多くの人に届くことを願っている。
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 04:30| Comment(0) | 映画公開への道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする