2017年05月10日

常識を覆す?

Yahoo!ニュースの映画欄の雑誌一覧でアニメ界の現状というような記事があった。
その中に、「アニメ界の常識を覆した、『この世界の片隅に』・・・」なんて項目があって、それを読んで愕然とした。
確かに公開当時も、常識を覆した!というのを何度も目にした。
クラウドファンディングで始まって、口コミで上映館を増やしていくという。
まさにSNS時代の口コミによるヒットだったからだ。
でも、この記事を読んで、逆においらは、後頭部をハンマーで叩かれたようなショックを受けた。

実際に口コミでこんなことが起きるんだ!という、おいらの勇気の一つの作品だったのだけれど。
この記事の中でプロデューサーが書いている一節を読んで、なんだよ、そうなんだ・・・となってしまった。
それは、その中にあった「スタートは63館の上映で、宣伝費は6000万円でしたから・・・」という一節。
え?殆どプロモーションなんかしないのに、口コミで200館まで伸びたって書いているけれど。
6000万円も宣伝費をかけていたのか・・・と、逆にがっかりしてしまったのだ。
確かにテレビのスポットなんかで、アニメ映画のCMはされているし、そうなると宣伝費はとんでもない金額で。
そう思えば、6000万円というのは、とっても、安いのかもしれないけれど。
想像していた、「常識を覆した・・・」うんぬんのくだりとは、随分とギャップがあった。
つまり、この6000万円で、SNSを中心としたWEBマーケティング戦略をしたという事なのだから。
これまでの宣伝方法とは違ったというだけじゃないかと、思ったのだ。
むしろコアなアニメ信者層ではなく、一般層へのアニメ作品というコンセプトの結果にさえ思える。

当時、おいらがイメージしていたのは、いわゆるハリウッドにおける「ロッキー」のようなサクセスだった。
単館でしか上映できず、メディアにも取り上げられないのに、口コミでアカデミー賞に辿り着いたという。
多分、映画界では最大のサクセスストーリーの一つだと思うのだけれど。
アニメ界で、そういうことが起きる時代なんだなぁなんて、おいらは思っていたのだ。
考えてみれば、アニメの場合、二次収入も含めての予算組で、製作費も膨大なスタッフの数だけかかるし。
そもそも、小規模アニメでも、相当な規模なのだと思う。
まぁ、宣伝費は製作費というよりも、興行収入に照らし合わせた予算だとは思うのだけれど。
それこそ「100円の恋」の方が圧倒的に予算も低くて、宣伝費もなかったはずだ。
それで、日本アカデミー賞まで辿り着いたのだから、実はそっちの方が常識を覆していそうなものだけれど。
恐らくは実写映画では、すでに、低予算映画の常識というものがあって、特段、珍しくもないのかもしれない。

イメージというのは恐ろしいものだ。
この世界の片隅にの公開の頃に、おいらの想像していた常識と、実際の常識がずれていたなんて。
そして、予算をかけたWEBマーケティングの凄さを逆に感じた。
どこからが口コミで、どこからがWEBマーケティングなのかなんて素人目には、わからない。
確かにあの時期、FacebookでもTwitterでも、よく見かけたし、あの中には明らかにマーケティング戦略があったのだ。
別に、ずるい!とか、そういうことを言っているんじゃなくて、とんでもないことだぞと、背筋に汗をかいたのだ。
一時期、ステマ騒ぎなんかあったけれど、その頃とはもうまったく違う次元にまで発展している。
もちろん、そもそも作品に力があったからこそなのだけれど、それだけじゃない。

ただ、逆を言えば、おいらの想像よりもずっと簡単に「常識が覆る」んじゃないかって思った。
WEBマーケティングでヒットしたことが、常識を覆したというイメージになるのであれば。
この「SEVEN GIRLS」は、もう企画そのものが今までの映画の常識からは外れているからだ。
確かに低予算映画というものはこの世にすでにたくさんあるのだけれど。
例えば、低予算映画でセット撮影の作品なんて、この世のどこにもないはずだ。
セットを作らずに、すでに実際にある風景のロケ撮影で作品を製作する以外に方法がないからだ。
そういう、ちょっと考えられないだろう?ということが、山ほど重なった作品だ。
公開される日がやってきたら、それがすでに奇跡だ。
いや、今の時点で、いくつの奇跡が起きてきたことか。
同じことをやれと言われても、誰も出来ないことをやってきたはずなのだ。

だったら、公開に向かっても、常識を覆して、想像を覆して、信じられないことをしたいなぁって思っている。
小劇場における劇団運営というのは役者が営業活動までやるのが当たり前の世界なのだ。
だから、特段、抵抗すらない。
全員で知り合いのメディアや映画ライターに当たることだってできる。
大規模映画やハリウッド映画でしかないような、ディザー広告だって自分たちでやれる。
通常、映画の予告編は1分30秒版と3分版ぐらいしかないけれど、100本のWEBCM製作だって出来る。
ホームページだって、業者に頼んだ簡易なものだけじゃなくて、パンフレット並みに充実したサイト構築だってできる。
GoogleアナリティクスやFacebookの広告など有料の広告だって、広告代理店を通さなければ、そこまでかからない。
業者を通したら、何千万円もかかるような宣伝を、自分たちでやれる。
普段の舞台のように、置きチラシ、ポスター貼り、折り込みのような地道な営業活動も出来る。
いや、結果的に業者や広告代理店が入るようなことがあったとしても、それを最低限に出来る。
信じている通り、作品に力があるのであれば、それは確実に効力を発するはずだ。

正直、最近、映画のオフィシャルサイトを色々見てきて。
これぐらいだったら、プロのWEBデザイナーやコーダーだったら1日で作れちゃうぐらいのサイトだなって何度も思った。
わりと、話題になっているような大きな作品でも、ページ数が増えるだけで、それほど変わりがない。
絶対に個人では業者にかなわない部分があるのだけれど、逆に業者には期日と予算という縛りもある。
個人であれば、睡眠時間削ればいくらでも時間はあるし、自分でやれば予算なんか気にも留めないのだ。

本当の意味で常識を覆すことが出来る。
逆にそんな風に思えてきた。
だって、誰だって待ってるんだから。
Twitterや、Facebookで、宣伝ではなくリアルにおすすめされるような作品を。
むしろ、すでに宣伝には辟易としているって、思う。
宣伝が逆に、足を鈍らせているような現象だって、起きているぞとおいらには見える。

そこまでプランニングして、プロデューサーと打ち合わせないといかんと思う。
お任せしますなんて、失礼だからだ。
まず、自分たちでどこまで出来るのか提示提案する。
その上でどう告知していくのか計画を練るのだ。
もちろん、その中には海外プロモーションの結果も含まれてくるはずだ。

ないものを想像しても仕方がないのだ。
あるものを全て動員していくしかないのだ。
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 04:01| Comment(0) | プロモーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月11日

自由度が高い

WordPressをいじり倒した。
本当は、多くの映画の公式サイトが使用しているテーマを調べたかったのだけれど。
まぁ、ものの見事にテーマについてはコードから消えていてわからないものばかりだった。
ならば、似たようなのをとりあえずピックアップして、触っておくことだ。

劇団HPに、CMSを導入したのはもう遥か昔だ。
当時は、Movabletypeが一番メジャーだったと思う。
ただ、やはりBLOG構築のCMSで、サイト構築には色々使い勝手が悪かった。
実は、WordPressは当時からあったのだけれど、日本ではまだそれほどの知名度じゃなかった。
結局、劇団HPに選択したCMSは、XOOPSになった。
当時としては、余りにも自由洞が高くて、小規模SNSなんてのを目指していた。
劇団員がログインすると自分のプロフィールの編集も出来るようにして、ニュース投稿も出来るようにした。

その頃、実は、XOOPSに慣れるために、自分のバンドのHPもXOOPSで構築しておいた。
なんと、XOOPSのプラグインとしてBLOG用にWordPressが配布されていたので思い切ってインストールしておいた。
だから、実は、おいらはWordPressを初めて触っているわけではないのだ。
なんとなくだけれど、なんとなく、内容についてはわかっていたつもりだった。
サイト構築用のXOOPSの標準のBLOGは、機能的に未熟だったというのもあるけれど。
あの時の自分の選択は、それほど間違ってなかったと思う。
なんせ、今や、CMS全盛の時代なのだから。
大きな企業のHPすら、CMS導入の上、構築されるようになってきた。
SEO対策も含めて、頻繁に更新するのであればPHPプログラムの方が圧倒的に有利なのだと思う。

とりあえず、練習だから何でもいいやと、無料でWordPressが使用できるサイトに登録した。
最初は、デフォルトで用意されているthemeで、色々、いじり倒して、なんとなく操作感を覚えておく。
その上で、海外製作のテーマを今度はインストールして適用してみた。
なるほど、テーマごとに、メニューまで変わるのは全く知らなかった。
いじればいじるほど、内容を理解していく。
でも、このテーマ、どうも、「いいね」ボタンとかがないなぁ・・・。
やっぱ、このテーマやめちゃおうかなぁ・・・。
まぁ、練習なのだからいくらでも、まだまだ変更が効くのだ。

ちょっといじっただけで、随分とかっこよくなっていく。
もちろん、まだ非公開設定にしているから、検索サイトでも引っかかることはない。
自動的にSEOで、スマフォでの表示も切り替わる設定で構築していく。
なるほどなるほどだ。
これ、本気出せば、週末に一気にある程度仕上げちゃうことも出来ちゃうなぁという感触。
まぁ、やってみないとわからないのだけれど、想像以上に面白いんじゃないだろうか?
とにかく、やり始めると時間を忘れて、どんどん触ってしまう。
リアルタイムにデザインが変更されるのもとても気持ちがいい。

映画のオフィシャルサイトともなると、やっぱり、予告編の映像が必要になってくると思うのだけれど。
それもどうやら、プラグインで対応できそうな感じだ。

どうしてもわからなかったのが、翻訳機能ありと書かれていた部分。
詳細を読んでも、英語でちんぷんかんぷんだったよ。
やはり、英語のページは英語で製作しないとダメなんだろうなぁ。

まぁ、結局、WEBなんかは、いつも頼んでいるところがあるので・・・なんて言って。
どこかの業者に製作を頼む流れになるかもしれないけれど。
それならそれで、ディザーサイトや裏サイト、あるいは、非公認サイトなどなど。
後からいくらでも面白い展開に出来るんじゃないかと思えてきた。

劇団HPのリニューアルを前から企画して、頓挫しているのは。
サーバー内の、データベースやプログラムの更新をしなくちゃいけないことで。
それをすると、履歴が吹っ飛んでしまう可能性があるからなのだけれど。
ここらで、ここまでの情報を全て、ふっとばしてもいいのかもしれない。
まぁ、だとしても、それをするには、まとまった時間が必要になってくるんだけれど。
でも、今、最新のCMSに触れておけば、その時間も短縮できるはずだ。

CSS3.0だの、HTML5だの、WordPressだの。
まぁ、勉強しなくちゃなのかな?
でも、とりあえず、いじり倒してみて、それからで良いような気がしている。
独学とWEB検索で、ある程度まで自力で、答えは見つかるからだ。
そして、本からの知識の何倍もその方が、身につく。
まぁ、いつものことだったりするのだけれど。
道理がわかれば、なんとかなっていく。
まぁ、でも、読んだ方がいいんだろうなぁ~。
それにしても、あの手の本はクソ高いんだけど。

大変と言えば大変だけど。
自分から学ぶからこそ生きているのだとおいらは思う。
一生、わからないまま生きていく何十倍も有意義だって思うのだ。

それにしても、こんなに自由度が高いとは・・・。
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 04:27| Comment(0) | プロモーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月12日

どうしょうもねぇ奴

この世にはどうしょうもねぇ奴がいる。
まったく理解できないし、何をしたいのかもわからない。
冷静に考えれば、ちょっと気持ち悪い。
そういう奴だ。

生きていれば。
普通に生活をしていれば、必ず、どこかで会ってしまう。
なんとなく、そこにいる。
会えば、まぁ、そこまでひどく思うこともないけれど。
根本的にはとても理解不能だ。

少しだけ冷静に。
少しだけ真面目に。
考えれば、そういうことになるだろう。

昔は、事件なんかが起きれば「自称俳優」なんて書かれていたけれど。
今じゃ、大手新聞社ですら「劇団員殺人事件」なんて見出しにしたりする。
劇団員なんてのは、要するに、まともに働く気もなくて、社会から見れば大人になり切れない連中。
それでも、十代、20代なら、まだわからなくもないけれど。
30代を過ぎても、未だに、売れるわけでもなく、貧乏しながら芝居を続けてるなんて正気の沙汰じゃない。
確実に社会の摂理からは一歩外れてしまっている。

それが夢なのだとしたら、どこに行きたいんだよ?

どうしょうもねぇ奴らだ。
いつまで経っても。どこまで行っても。
毎日BLOGを書くと約束したからって1年半も毎日書くなんて、その時点で、おかしい。
いや・・・同じような世界にいるのに、映像のスタッフだって、ちょっと呆れていた。
自分たちでロケ地を探し、セットを組み上げて、衣装も小道具の段取りも組んである。
やると言ったら本当になんだってやる。
そういうやつが、いる。やつらが、いる。
映画の世界だって、当然、社会のルールで、資本の中で生まれているのに。
こいつらは、そういうところから外れている。

どうしょうもないねぇ。
社会から見れば、なんの役にも立っていない。
楽しいからやってるの?
自分がこうなりたいって言ってやってるの?
何が面白くて、そんなにストレスを自分から抱え込んでいるの?

その通り。まったくその通りだ。
そのぐらいのことは、もうとっくに理解している。
いつまでやってるんだよ?なんて、逆にもう誰からも言われなくなってきた。
何を言ったって、やめる気なんかサラサラないのを見透かされてきた。

カンヌ映画祭まで1週間を切った。
世界中の名作が溢れかえる、世界一の映画の祭典だ。
映画祭出展作品だけではなく、マーケットも同時開催されて、全部で1000を超える作品が上映されるという。
その作品群の中に、そんなどうしょうもない奴らが考えて、実行して、撮影された映画が紛れ込んでいる。
なんてことだ。

どうしょうもない奴が。
しょうもない妄想を描いて。
とんでもない状況をひっくり返して。
とてつもないことを起こそうとしてる。
信じられない奇跡を、今も思い描いている。
得体のしれない連中が、やらかしてやがる。

「劇団員が映画を創った!?」
こんなのは、プロモーションではなんの魅力にもならないだろう。
本人たちは思い入れがあるから、このすごさを・・・なんて思うかもしれないけれど。
世間一般から見たら、そもそも、劇団員という存在が、理解不能な連中なのだから。
「どうしょうもない連中が、快作を創った」って書いて、ようやく通用するぐらいのことだ。

意外に、冷静に自分のことを観ているつもりだ。
社会全体の平均的な視線ぐらいまで、俯瞰するようにもしている。
そして、それを理解したうえで、あえて、自分を保てるかどうかだ。
自分からの視点だけで生きていたら、次元が同じになっちまう。

今、どうしょうもない奴が、世界を目指しているぞ。
海の向こうを睨んでいるぞ。

どうだ?
どうしょうもない俺の背中は。
見ろ!俺の背中を。
どうしょうもない奴らの中においても、更に、誰よりもどうしょうもないだろう?

この世にはどうしょうもねぇ奴がいる。
まったく理解できないし、何をしたいのかもわからない。
冷静に考えれば、ちょっと気持ち悪い。
そういう奴だ。
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 03:12| Comment(0) | プロモーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月13日

バズる。

もうすでに若干古くなっている言葉なんだろうか?
「バズる」なんていう言葉がある。
口コミを意味するBUZZから派生している言葉で、いわゆるSNSなどで一気に拡散されたりしたときに使われていた。

ここ何年かで、WEBマーケティングやらSNSマーケティングで、爆発的に売れたり知名度が上がった商品がある。
そういう時に、バズった!なんて使われるわけだけれど。
当然、そういうのを観て、企業も、広告代理店も、プランナーも、全員が、バズる戦略を立て始めた。
そして、それから、しばらく時間が経過しているわけだけれど。

結果的に、どうやら、意図的にバズることっていうのは、出来ないってことで良いんじゃないだろうか?

もちろん、話題性がある企画を立てて、それが一時的に広がるという事はあるようだけれど。
宣伝になる、売り上げになる、知名度が上がる、・・・というところまで実は出来ていないように思う。
もちろん、数少ない例外はあるけれど、現実的には、宣伝費をつぎ込んで、ネットメディアで拡散して。
そういう積み重ねで、バズってる風の宣伝をして、更にそれを口コミで広めてもらおうという作戦に思える。
純粋な口コミだけで、どんどん広がっていったなんて言うのは、本当に数える程度なのだと思う。
そして、結局は、その企画や商品が、ホンモノじゃないと、一瞬で消えていく。

理由は簡単で、実は、SNSにおいて、宣伝されることをユーザーは嫌っているってことでいいんじゃないだろうか。

SNSというのは双方向メディアで合って、一方的な宣伝というのは、どこか押しつけがましくなってしまう。
SNSユーザーは、基本的に自分で見つけて、見つけたことを周りの人にシェアしたいというのが本質だ。
受け取ることがあるとすれば、フォローしている友人からの情報であって、企業の宣伝ではない。
それは、見かけても自分で見つけたというカタルシスすらない。
SNS内の宣伝というのは、ステマ騒動の時も思ったけれど、実は正反対のものな気がしている。

だから、もっとフォーラム的な。
その商品について話したくなるような。
そういう方がきっとSNSには向いているんだと思う。

このBLOGも、毎日更新しているけれど。
映画の宣伝だとしたら、恐らく、目について嫌になっている人もいるかもしれない。
これは、むしろ、宣伝というよりも、活動報告というか・・・に近い。
まだ公開予定も決まっていないのに、宣伝する必要性がないものだから。
だから、許されているようなものだけれど。
実際に、後悔が決まった後に、更新し続けると悪質な宣伝にみられてしまう可能性がある。
その場合は、書いている内容や、思いなど関係なく、そう受け取られてしまう状況になってるってことだ。

いちいち、めんどくさい性格だと思われそうだけれど。
今は、漠然とそんなことを思っている。
映画公開が決まって、その話題がバズったら、ものすごいことだけれど。
バズることを、むやみやたらに期待してはいけない。
バズっている振りは不可能じゃないだろうけれど、慎重になるべきだ。

宣伝ではない。
恐らく「共感」
シンパシーが、きっと、カギを握ってくるんじゃないかと思っている。
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posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 04:50| Comment(0) | プロモーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月14日

他者が書くから帯になる

ちょこちょこと仮のHPの構築をいじっている。
あっという間に全部やってしまうよりも、行きつつ戻りつつ。
基本的には、写真を配置してみたりしている。

文章的な部分こそ、やはり一番大事なのだなぁと思う。
実際、クラウドファンディングのページの完成までにも時間をかけた。
何度も文章を推敲して、漏れていることがないか何度も確認した。

一番大事なことは、いかに、客観的になれるのかだ。
例えば、小説の帯にある文章を、作家が書くことは殆どない。
それは、創作者だからだ。
その小説で伝えたいこと、テーマ、思っていること。
そういうことをどうしても、帯に書いてしまう。
それは、その作品の主観でしかない。
だから、帯でも宣伝コピーでも、創作者以外の人が書くことになる。

その作品の一番の売りはどこなのか?
その作品のどこをアピールするべきなのか?
コンセプトをどう伝えるのか?
どんな言葉で表せば、人をキャッチできるのか。
それは、創作とは全く別の脳で、出てくるものだ。

それに、「最高傑作!」とか、「必ず泣く!」なんて言葉は、絶対に創作者から出てこない。
小劇場の劇団のチラシは、実はその辺が大問題だと思う。
規模が小さいから、創作者の目が細かい部分まで届く分、どうしてもプロデュースの観点が弱くなる。
キャッチコピーは、やはり作品の外からその作品を観た人からしか出てこないものなのだと思う。

邦画のキャッチコピーなんかを色々と見て回ったけど。
誇大広告なんじゃないか?と思うぐらい、派手にアピールしている。
「日本映画史上、もっとも・・・うんぬん」的なキャッチコピーなんて、なんでもなく、ザラに書いてある。
監督や脚本家と、営業部、宣伝部が完全に切り離れている証拠だろう。
作家も監督も、なかなか、そんなことは書けないし、書いたら恥ずかしいと思うだろう。
いや、コピーライターが作ったとしても、そんなこと書くなよ・・・なんて思う監督も多くいるはずだ。
やはり、人が観たくなる部分。自分が観て強調したい部分を単純に強くアピールする。
そういう視点が、やはりプロモーションには不可欠なんだ。

だから、文章的な部分は後回しになる。
監督から出てくる言葉はどうしても控えめになってしまうだろうし。
おいらから出てくる言葉だって、完全な客観とはいいがたい。
そこを切り離して、営業面、宣伝面まで考えて。
色々なものを用意して、プロデューサーさんが、決定するのが一番じゃないだろうか。

全米が泣いた・・・じゃないけれど。
まぁ、今やそんなのギャグになりつつあるんだけれど。
一年間で何本、今年度ハリウッド最高傑作が上演されるんだよ!ってツッコミたくもなるけれど。
それは、当たり前で、映画を宣伝する人は、より効果的で耳に残る言葉を常に探しているだけという事だ。
そういう感覚だって、実際にはとっても大事で、ちゃんと持っているべきことだ。
もちろん、作品と乖離しすぎてしまえば、逆効果にもなるのだけれど。

役者が必ず土曜日になるとテレビに出ている。
その日に、その週に、封切になる映画の宣伝をしている。
余り大げさに言えない役者もいるけれど。
凄く面白いんだ!ということをうまく伝えようとしている。
多分、役者って、それが出来る。
主観と客観を出入りしているのが、いわゆる役者だからだ。
完全にではないにしても、かなりのレベルで出来るはずだ。
心の中では自分の芝居の反省をしていても、それが出来るのが本当の役者だ。

多分、監督が恥ずかしくて、読めないぐらいの宣伝文の方が実際は良いのだろうと思う。
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 04:39| Comment(0) | プロモーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする