2016年11月30日

音の同期

今週は平日も含めて最低3回編集をする。
帰宅が毎日のように遅くなるからやれるうちにやれる作業をしていくしかない。
最終撮影日に音の扱いについて確認したけれども。
やはり、同期に時間がかかるという話だった。

けれど、どうやらガイドさえあれば、同期することが可能なことが分かった。
かしこいぞ、premiere!!
試してみようと、クリップを選択してみると、当たり前のように、同期してくれた。
口の動きと少しだけずれるとかも一切ない。
そのまま頭のシーンから少しずつ同期していく。
音の入っていない無駄な部分を削って、音の頭と後ろをカットインにならないようにする。
プツッって音を人間の耳が拾わないとしても、きっと小さなストレスになりそうだからだ。
なんだか、地道な作業だけれど、カット数の多いシーンの途中で今日はやめておく。
いずれ、編集に追いつけばいいかぐらいの話だ。
一つ一つのセリフを抽出して、口の動きと手動で合わせていったら酷い作業だなぁ、これは。
たぶん、一つのクリップにしておけば、映像とのリンクもできるから、ずれることも少なくなるはずだ。
そこまでやろうと思ったけれど、今日は終わり。
なんせ、明日は、夜間に編集作業がある。

なんというか、頭の中のイメージで、今週ここまで行きたいなぁというシーンがある。
そのシーンにさえ辿り着ければ・・。ここに進めるぞ!という感じだ。
おいらは、もっとずっと粗い編集だと思っていたけれど。
微調整に近いことも、1から監督はやっている。
でも、これはおいらは、良いことだと思っている。
おいらがエディターだからそこから出来るのだ。
これが委託したエディターだったら、ここまで細かい指示は、後回しにしているだろうと想像する。
もちろん、全部、無駄になることもあるってわかっている。
やっぱ、カット割りなんかしないって言ったら、全部、元に戻すのだ。
そういうことも、気兼ねなく言えるっていうのは、おいらは素晴らしいと思っている。
だって、なるべく監督の思い通りの作品にしたいじゃないか。

時間との勝負でもあるし、クオリティとの勝負でもある。

おいらもどんどん作業効率が上がってきた。
ショートカットも、少しずつ覚えていっている。
ジョグホイールでの編集点をみつける作業も、外部モニタで確認することも慣れた。
最初のもどかしさはすでに超えた。
このまま進めば、もっとずっと早くなるし、テクニックも蓄積されるだろう。
監督の意図も、どんどん読めるようになっていくはずだ。

最後まで編集が進んだ後、どんどん直しをしていく。
その時までに、どこまでおいらが覚えられるかだ。
ヘルプもチュートリアルも、駆使していくしかない。

監督の指示通りにエディットしていくだけの人だと思うかもしれないけれど。
エディターはエディターで、思ったよりもずっと、作品に関わっていると感じる。
監督の意図を読み取っていく作業もそうだし。
監督が悩んだ時に、こうできませんか?と提案も必要だとわかった。
こういう感じならできますよ。という提案や引き出しが多いほど、監督は楽になるはずだ。

音だけを聞くのは疲れる。
ノイズだって乗っている。
整音があるから、そこまでいじらないけれど、仮でノイズをとっておいたりもした。
なるほど。なるほど。
全ての映像を並べてから一気に音声を乗せていけばいいと聞いたけれど。
家で出来る作業は家でやっていこうと思った。

小さくない壁はもう、何度も訪れた。
今、編集でも、壁をいくつも乗り越えている。
その全てをここに書きたいのだけれど、うまく書けない。

心が動くようなシーンがある。
それを早く、誰かに感じてほしい。

ああ。11月が終わろうとしている。
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 02:57| Comment(0) | 編集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月01日

師走に至る白河夜船

編集に向かう。ノマドカフェ。
いきなり、電源がある席が埋まっているという状況。
しばし、電源のない席で待つ。
空き次第移動して、編集を開始する。

今日は一つのシーンに苦労する。
先日の編集部分を確認して、再度少し手を入れてから、中々進めなかった。
まぁ、それほど、人間が交差するシーンで、同時に、表現したい感情表現も交差している。
その全てを映すとなると、中々、難しい。
どこかで線引きをして、この人のシーンと割り切ってしまうしかないのだけれど。
とにかく、出来るだけ多くの表現を残したい。

そのシーンがなんとか終盤まで来ると、残りわずかな時間で3シーン埋まる。
シーンによっては、編集も何も、IN点、OUT点を決めるだけで済む箇所だってあるのだ。
1つのシーンに何時間もかけたかと思えば、その次は、あっという間に3シーン進んでしまう。

気付いたことがある。
この編集、何かに似ていると思っていたのだけれど。
前に書いたミックスだけじゃなくて、もう一つ似ていることがあった。
それは、デビッド・宮原の、演出だ。
特に、本番直前のべた入り稽古になってからの演出にとても良く似ている。
何度かやって、繰り返して、そうじゃなくて、ここを・・・のクダリ。
監督になって、編集作業をしているわけで、全然違うかもしれないけれど。
案外、監督にとっても、脳内の作業領域はとても近いのかもしれない。
舞台よりも、もちろん、解像度が高いのだけれど。
なにせ、1時間に24コマのレベルで演出しているのだから。

監督が見せたいものと、おいらが見たいものとでも、ちゃんと差がある。
ああ、こういうところを強調していきたいんだなぁってわかる。
やっぱり、演出家や監督の希望している芝居を30%も出せれば、良い役者なんだろうなと改めて思う。
ほぼ100%っていうのは、無理なんだなぁ。
俳優は、監督の求める芝居、頭の中の映像を、完全に把握なんかできない。
それでも、俳優から出てきた芝居を、ああ、これなら、こっちの方がいいよという場面だってある。
だから、それ自体は、良いも悪いもないのだけれど。
いざ、その芝居が素材になって、映像を編集する段階になるとまた少し話が違う。
俳優が演じたい強調したい部分と、編集で強調する部分には、多少なりとも差が出てくる。
その差が何とも言えず、楽しい。

帰宅して、今日の編集点の整理。
なんせ、明日も編集の予定だからだ。
整理をして、準備をする前には、気づいたら背もたれにもたれかかったまま、眠っていた。
まったく、おいらってやつは。
無理やり起きて、煙草を吸いこんで、コーヒーをすすって、ニコチンとカフェインで瞼を開ける。
よしと気合を入れて、ようやく、整理も終わり。
ああ、本当は、音声データとのマッチングも、少し進めたかったのに。

仕方あるまいな。
今日はこれまで。

そうやって、自分でけじめをつけないと。
この作業は、いつまでも続けてしまうような感覚があるのだ。

12月に入る。
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 04:10| Comment(0) | 編集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月02日

山茶花

前日に続いて編集日。
シナリオ通りだと繋がらない部分の考察から始まる。
シーンナンバーを移動して、再構築しなくてはいけない。
解決策をいくつか監督とお互い出しながら考える。
まぁ、そういうこともある。
同じようなことがこの後のシーンでもあるのかないのか。
まぁ、順繰りにわかっていくだろう。
その後の繋がりがうまくいけばいいなぁ。

そんなことをしつつも、実はシーンは進む。
平日にこのシーン数進めばしめたものだと思う。
翌日をクールダウンにしたから、土日の二日間で、どこまで進むかだ。
おいらの希望しているところまで行けばいいんだけれどなぁ。
長い時間をかけられるのは、土曜日だけか。

タイトルロゴの仮も、既に配置している。
このタイトルロゴは、舞台の初演から殆ど変わっていない。
実は、少しずつのマイナーチェンジはしているけれど・・・。
ほぼ、構成は変わっていない。

初演時から、タイトルロゴには、花が描いてあった。
当時ロゴを作ってくれた大平幸さんのイメージだ。
この花は、なんの花なんだろう?とずっと思っていた。
一見すると梅のような気もするけれど、椿のようにも見えなくはない。
舞台では、外連味で、衣装や髪飾りに花をつけている女優もいたけれど。
当時の写真を観ればわかるけれど、花をつけている娼婦なんていない。
かわいい感じよりも、より色っぽくみせるのが娼婦だったからだ。
だから、衣装打ち合わせでも、花はやめようねなんて話が出ていた。
今回の映画で、あの花はなんとなく無意味になっちゃうかもなぁと思った。

でも、結果的にはあの花は意味が出来た。
そして、あの花は、山茶花なんだなってわかった。
ようやく、あの花に、意味が出来た。
これは、きっと、公開してからのお楽しみになる。
山茶花の花言葉は「困難に打ち克つ」
更に、花の色ごとに花言葉がある。
その花言葉も、まるで決まっていたかのようにはまった。

これは、ただの偶然だ。
まぁ、何を言っているのかもよくわからないかもしれないけれど。
ようするに、映画製作では、撮影でも編集でも、偶然の要素が入ってくる。
全て計算しつくしているように見えて、そうでもないのだ。

帰宅してから、映像に残った写ってはいけないものを消してみる。
静止画を切り出して、マスクをかけて、写ってしまった部分に重ねた。
見事に画面の端に映ってしまった、現代物が消えた。
たまたま固定のカメラアングルだったからおいらにも出来た。
これもまた、偶然なのだろう。

きっと、これからも、色々な偶然がある。
すべて計算しながら、まるで、神様がくれたような偶然が降ってくる。
音楽だって、映像だって、芝居だって、どこかで誰かがそっと力を貸してくれているのかもしれない。

今日はここまで。
翌日は編集日じゃない貴重な日だから、音の同期の続きをしよう。
まだまだ、編集は続く。
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 03:35| Comment(0) | 編集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月03日

詰め込みDAY

編集の中休みという感じの日。
おいらは本屋を梯子する。
使っているアプリケーションの本を探しにだ。

編集に使用しているのが、Premiere PRO CC(2017)だ。
最近、アップデートしたばかりだから、最新の機能に対応した本はまだないけれど。
基本的なこと、基礎的なことは変わってないし、どの本にも書かれている。
どんなアプリケーションかと言えば、まさに映像編集用ソフトだ。
各々の映像を、時間軸に並べていく。
オーディオデータ、映像データを並べて、繋いでいくのが得意なソフトになる。
様々な形式の、映像、画像、オーディオデータを読み込んで、様々な形式で書き出せる。
編集状態をキープしたまま、別のソフト用のデータへの書き出しも可能だ。

更に、加工ソフトがある。
AfterEfects CC。
これは、映像加工に適したアプリケーション。
写真などの画像加工のPhotoshopに、「時間軸」の概念を入れたような化け物ソフトだ。
このソフトは、ものすごい進化を重ねてきて、今ではプロユースでも、様々な映像ジャンルまで使用されている。
例えば、アニメーションのオープニング映像なんかは、とても多用されている。
炎や光やビーム、煙、ぼかし、などなど、映像加工に特化している。
Premiereが時間軸に沿って素材を並べるのを得意とするならば。
AfterEfectsは、いくつもの映像を同じタイミングに重ねるのを得意とする。
もちろん、特殊効果なんてそんなに使うことはないと思っているからそこまで学んでいないけれど。
実は、本屋に行くと一番、このソフトのテクニック集が多い。
本を開いてみれば、出来ることの幅が広すぎて、正直、絶句するほどだ。
マシンパワーが上がった現在、このソフトを使いこなせれば、食うのに困らないと思う。
そのぐらい、様々な場面で多用されているし、職人がいる。
映像素材がなくても、自力で映像を作ってしまう人が出るようなソフトだ。

同じソフト群に、編集用のファイル管理、映像のデータ形式を変換する専門のソフト、カラーコレクションのソフト。
その辺も、一応、インストールしてあって、いくつかは、軽く使ったりしている。
さすがにカラコレは、撮影監督が来るまでは、一切触っていないけれど。
それに加えて、Audition CCという、オーディオデータ専門のソフトがある。
このソフトの勉強をしたいと思って、本屋に行ってみたのだ。
先日、新宿で見かけたような気がしたからだ。

このソフトのすぐれている部分は、ノイズリダクションだ。
音声の中にあるノイズをあっさりと消し去ることが出来る。
例えば、ロケでの撮影中に、車のクラクションが遠くでなっていたとしても。
音声データから、そのクラクションの音だけを、削除することが出来るのだ。
そして、削除した部分に、他の音声から、予測して、自動的に音の補正までしてくれる。
3Dで表示されたヒストグラムの中から、これというのをチョイスして、削除すればいいだけなのだ。
これは、実はとんでもないソフトだぞ・・・とかねがね思っていた。
使い方次第では、ステレオのエアー音源から、セリフのみ抽出とかもできるんじゃないだろうか?

MAと呼ばれる最終的な音声の整音の前に、出来るノイズリダクションはしておいた方が良いですよと連絡が来る。
元データがあれば、元には戻るし、おかしくなっちゃっても問題ない。
それよりも、ノイズが今とれるなら、アフレコが必要なセリフなどが、今からでもわかってくるとのこと。
なるほどなぁと思いつつ、ただ、音声のヒストグラムなどは、さすがに基礎知識がなくてはわからない。
わからないながら、少しでも勉強して、MA前に渡せるデータを整理できたらと思ったのだ。

けれど、困ったことに、このソフトの本がどこにもない。
本屋を何件か梯子したけれど、やっぱり見当たらなかった。
たぶん、専門で音声の勉強をした人なら、感覚的に、使用できる部分も多いのだと思う。
チュートリアルだけで、色々はかどるのだろうなぁ・・・。
どっかでKORNさんに逢えれば、教えてほしいぐらいだ。
足音だけ抽出して、効果音として使用できたりするかもしれないし、マスターしたら、様々なメリットがある。

本の素晴らしいところは移動中に勉強できることだ。
まぁ、スマホの時代だから、Youtubeなどのテクニック集も見れるんだけどさ。
それでも、リファレンスブックは、何よりも勉強になる。

なんというか、面白いなぁ。
撮影現場でカメラを肩に担ぎ、ハイエースを乗り回したり、マイクを抱えていたり。
そんなまさに現場スタッフの多くにも、実はPCスキルが高い人が多いはずだ。
現場で力仕事ばかりしているわけではない。
特に、フィルムベースからファイルベースになった現在、PCスキルは、必須項目になりつつある。
専門のエディターまでではなくてもだ。
ファイルの受け渡しや、簡単な補正などなど、やれることがどんどん増えるからだ。
実際、美術で入ってくださった岡田さんの、Photoshopをいじるのを後ろから見たことがあるけれど。
とんでもなくスキルが高くて、ぶっとんだ記憶がある。
あまり見ることのない、スタッフさんたちのもう一つの顔だ。

並べていく・・・いわゆる編集をどんどん進めているわけだけれど。
その編集だけではない。
音声の編集もあるし、加工もあるかもしれない。
編集工程は様々に進んでいく。
だから、少しでもスキルを上澄みしていきたい。
出来ることが広がれば、それだけ、クオリティも上がっていくからだ。

まぁ、ちょっと本も高すぎるんだけどね・・・。
一冊で数千円だもの。
2冊買ったら1万超えるなんてザラ。
ちょっと気軽に買うつもりはないけれど・・・。
だから、どんな本があって、その本にどんなテクニックが書かれているかだけでも、本屋でみておくのも勉強なのだ。

学べ!学べ!
おいら一人だけじゃなくて、専門の人もどんどん入ってくる。
でも、それだけに頼るのはガラじゃない。
お願いするなら、それなりに、自分の知識も高めるのがおいらのやり方だ。

もっともっとだ。

さて。
編集に向かおう。
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 09:02| Comment(0) | 編集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月04日

映画「ちょき」鑑賞

午前中からの編集作業。
小気味よく、進む。
IN点、OUT点、次々に追加していく。
そういえば、編集点を未だに1つも置いていない。
シーンナンバーぐらいシーケンサーに記載していかないとあとで困るかもしれない・・・。
まぁ、それはいつでもいいのか。
気付けば、編集時点で50分超の映像になっている。
まだ折り返し地点の手前。
稽古前にも編集時間を作れたから、そこで60分に到達できるか出来ないかだ。

夕方に切り上げて、渋谷に移動。
映画「ちょき」の東京初日レイトショーに監督と共に向かった。
土曜の渋谷の人の波が、以前より増えた気がする。
おいらが20代のころは確かにこの人込みは新宿のモノだった。
今は、渋谷なんだろうか?
それにしても、こんなにはいなかった気がする。
これで、ハロウィンやワールドカップは更に増えるのだとしたら、身動きが出来ないんじゃないだろうか?

映画の編集をしている時に、映画を鑑賞するとは、こういう気分なんだなぁ。と感じる。
一観客として、作品に入っていくことが中々難しい。
どうしても、役者として芝居を観ちゃったり、編集方法をみちゃったり、してしまう。
物語の構造を振り返ったりしてしまう。
そういえば、舞台を始めたばかりのころ、様々な舞台を見まくっていたのだけれど、突然、観るのを辞めたことがある。
完全に自分の視点が、お客様の視点と違うところに行っちゃったと自覚して、一度切ったのだ。
今、映画の編集中ということもあって、たぶん、映画でも同じことが起きている。
おいらは、映画を楽しもうではなく、映画から学ぼうというモードに自然となっているのだ。
それはそれで、とっても、面白いけれどね。
まったく違う内容だし、時代設定だって、テンポだって違うけれど、学ぶことは多い。

確かに視点は変わっちゃうのだけれど。
20代のころのおいらとは違ってちゃんと、どこかで楽しむことが出来るように成長している。
映画だけが持ってるほんのり温かいものをそっと受け取る。
盲目の少女と、妻を亡くした美容師の話。
美容師の視点と、盲目の少女の視点ならぬ聴点を交差させている。
二つの交差をクライマックスで声をなくして「文字」で表現する。
そのほんの瞬間で、観客のイマジネーションに委ねている。
その演出方法の温かさが、ふわりと、体に入ってくる。

心地よい観劇後の気分のまま、初日舞台あいさつがはじまる。
セブンガールズにもこんな日が来るのだろうか。
いや、来るためにやっているのだけれど、それにしても、これは・・・。
綺麗な服を身にまとった俳優と、紹介する司会者と、監督がそこに立つ。
インタビューに答えている舞台挨拶を観ながら、おいらは、少しふわふわとしていた。
思うに、セブンガールズの舞台挨拶があるなら、おいらは客席にいるだろう。
パンパンたちがそこに立って、監督がそこに立って、司会者に質問されている。
そんな映像が頭の中に浮かんでくる。
まだまだ先の話だけれど。
おいらはそれをどんな気分で眺めているのだろう。

「ちょき」は全編和歌山県で撮影された。
そして、和歌山県で先行上映して、大変な話題になった。
その話題を背負って、東京での初日を迎えた。
セブンガールズも、上映されるのであれば、何かを背負っていたいなぁ。
そういう話題の一つ一つが、公開への力になっていくから。

まだまだ誰も見ていない映像を繰り返し観ながら。
まるで、江戸に上京したばかりの坂本龍馬のような気分になってくる。
世の人は我を何ともいわば言え 我が為すことは我のみぞ知る
はたから見たら、この人は何をそんなに夢中になっているんだろう?
そんな状態のおいらだ。
為さなければ。
たくさんのたくさんの奇跡のような偶然を巻き込みながら。
派手のようで地道な一歩を踏んでいかなくては。
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 08:58| Comment(0) | 編集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする