平日の上映はさすがに前売を予約しなくても入れるはずだと思っているのですけれど。
それでも横浜まで予約に行ってくださっている方がやっぱり今日もいらっしゃる。
監督が良く口にする「日本一小さな映画だと思う」という言葉を思う。
知らないままだったら、誰もそんなことは思わないかもしれないけれど。
この映画は本当に小さなプロダクションだから。
あのパンパン小屋だって手作りなんだもの。
WebCMの編集も最終回まで終えた。
もちろん毎日の更新はあるけれど、いじることはもうない。
今日のは色味の調整とかを最初しようと思ったんだけどやめちゃった。
ホームビデオ風に皆で挨拶しているから、ホワイトバランスもいじらないし、フォーカスも味になる。
綺麗に整えるようなWebCMじゃないのかと、なるべくそのままにした。
多くの映画が上映される。
その多くの映画には宣伝部がいる。
配給会社内に編成された宣伝チーム。
俳優は出演する時点で宣伝に協力するというのは暗黙の了解のようなものだ。
ハリウッドスターだって日本にやってきて宣伝をする。
映画がヒットすれば俳優にとっては大きな大きなメリットなんだから当たり前かもしれない。
バラエティ番組のゲストも、近日公開の映画の出演者が何度も出る。
そうやって知名度を上げて、盛り上げていく。
宣伝チームのない映画は自分たちで工夫するしかない。
チラシを撒いて、SNSで発信して、出演者たちも協力して。
特にインディーと呼ばれる映画は、監督が中心になって宣伝していたりする。
どこまで広がるかわからないけれど、それでも頑張って宣伝する。
でも、こんなに出演者がたくさん出演する動画での宣伝なんか中々出来ない。
集まった時に、舞台挨拶の模様や、打ち上げの模様を撮影して・・・というのはあっても。
少なくても自分は観たことがない。
30～60秒の短い動画だし、チープだったり、色々な撮影方法にしているけれど。
それでもこんなに出演者が全体で、協力しているような宣伝は観たことがない。
それにね、自分が出たい！っていう人は本当に少ない。
必要なら声をかけてねって言ってくれる人ばっかりなんだよ。
その企画なら自分じゃない方が良いんじゃない？とかさ。
よくキャスティングするような方が出してくればっか言う役者は敬遠してしまうというけれど。
多分、役者の本質はこいつにこういうのを演じて欲しいと思わせることが出来るかどうかなんだと思う。
皆、協力的で、同時に自分に合ってるならいつでも！と言ってくれる。
今日公開したWebCMはそういう皆の集大成のような気がしてなんだか震えるよ。
先日、チラシを配りに横浜に行った時にね。
近くのお店の方から言われたんだよ。
「この映画で上映する作品で、こんなに何度も出演者が足を運んでくれる映画はないよ！」って。
きっとそうなんだと思う。
自分たちは、きっと必死すぎる。
それは滑稽なのかもしれない。
でも同じ人がこんなことを言ってくれたんだ。
「延長とかアンコールされるには、何人入ればいいの？ちょっと近所で声かけて盛り上げるからさ！」って。
もう恐縮しちゃって、恥ずかしくなっちゃって、たまらなかったけどさ。
今日も出演者が考えていたカウントダウン企画をしてる。
サイコロの写真なんていうのもあって意味もわからないんだよ。
全然、映画と関係ないじゃん！と思ったりもするんだけれど。
でもそのために10個サイコロの写真を用意してるんだな。
自分が出来るカウントダウンって何かなぁってきっと考えたんだと思う。
最初はわけがわからなかったけど、今じゃ次はどんなサイコロか楽しみになるもんね。
カウントダウンの最後にはどんな結末を用意してるのかな？とかさ！
皆で横浜初上映のその日まで盛り上がってく。
必要以上に。
例えそれが滑稽でも。
大きな映画の宣伝チームにも、心意気じゃ負けないさ。
だって、これは自分たちの映画なのだから。
尊敬で繋がる。
それが一番だ。
リスペクト！
よし、もう一回観よう。
皆で告知している映像を。
映画「セブンガールズ」
公式サイト：http://sevengirls.info/
2019/5/18(土)～24(金) 上映時刻：16:45～19:10 全日程舞台挨拶予定
横浜 シネマ・ジャックアンドベティ：http://www.jackandbetty.net/cinema/detail/1928/
■SNS
Twitter：https://twitter.com/7girlsmovie
紹介記事
■girlswalkerhttps://girlswalker.com/archives/180503/
■Twitter連動企画：下記の赤文字２行を貼り付けて140文字以内でセブンガールズをご紹介ください
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pic.twitter.com/hv23Ma0t0f
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