延長期間のイベント内容の発表のOKが出た。
まだUPLINKのHPには反映されていないけれど、確定情報を送信してから急いでHPに掲載する。
今週も少しは魅力的なイベントになっただろうか?
評判の良かったイベントのリクエストから、シークレットや、別のシーンの再現まで。
やっぱり登壇する出演者には高い負荷がかかっている。
いつまでこれが出来るのかはわからないけれど、今はやる。
実は登壇したくてもブッキングできないメンバーもいるし、無理にお願いしているメンバーもいる。
普通に登壇してトークするだけなら、そのまま立てる人数をブッキングすればいいのかもしれないけれど。
アンコール上映のこの期間は、ただ出て喋るだけは、なしにしている。
無茶な考えだというのはわかっているけれど、その無茶をするべき時期だから。
そして、出演者たちはそれぐらいお客様を歓迎したい、感謝の気持ちを伝えたいが溢れている。
溢れている気持ちを抑えたり、ただお礼だけはやめようとお願いしている。
舞台に長く立っているから、実際に決まれば、やっぱり頭はそっちに持っていかれるはずだ。
イメージトレーニングを繰り返しているはずだ。
上映できなかった時期に、自分なりに考え尽くして出した答えだから、自分は確信しているけれど。
それでも、皆、精一杯届けてくれる。
目の前のお客様に一つでも大切な思い出を持って帰ってもらえるように考えてくれる。
・・・いずれ、この生再現は終わる。
この高い負荷をずっとかけ続けるわけにはいかない。
それはきっと遠い日じゃないだろう。
それに、衣装じゃない姿でのオフトークだって、楽しみにしている方がいるはずだから。
イベントを発表すると同時に予約が動き出した。
まだまだ悩んでいる方はいらっしゃると思うけれど。
自分としてはこの週末がまずどこまで行けるかが勝負だと言い聞かせている。
金曜のチケットが実は好調で、平日の中でも早めに埋まっていった日なのだけれど。
平日の前売完売が日中にたったら、また動きが変わるのかなと思ったりしている。
とは言え、自分が登壇する日だから、完全にそっちの脳に切り替わらないのだけれど。
一人でも多くの人にセブンガールズを届けたい。
そのためには、夏休みや冬休みや春休みや。
とにかく、そういう時期の上映が必要不可欠と思っている。
出来るかどうかもわからないうちからこんなことを書くのはどうかと思うけれど。
やっぱりそういう時期しか映画を観ない人だって必ずいるし、時間を創れない人だっている。
例えばまだ平日昼間の上映が実現していないけれど、実はそこしか観れない方だっているはずで。
そういう入口になるのが長期休暇期間なのだと思っている。
そのためにはこの週末がとっても重要になる。
でも・・・もうきっと多くの方はすでにご覧いただいている。
出演者がお知らせを送れる友人知人だって、ほぼ連絡が行き届いている。
そして、そういう皆様にリピートをお願いするというのだって難しい事だ。
リピートしてくださる方は、作品を愛してくださった方々で。
無理にお願いするようなものではないからだ。
つまりここからは、本当の口コミでの広がりのスタートになる。
次の一週間が、その入り口になると思っている。
レビューを観て、噂を聞いて、たまたま友人に聞いて、なんとなくチラシが気になって。
理由は様々だと思うけれど、これまで応援してくださった方々じゃないお客様がきっと必要になってくる。
そして、そういうお客様が来てくださるのは、これまで応援してくださった皆様のおかげなんだなぁ。
なんだか、すごいことをやっているんだという実感をする。
いつものように集合して映画館に向かった。
日々イベントをしては、自分の中で反省点を探して、共有したり、話したりしている。
より良いイベントになるように、日々、研鑽を重ねていく。
実はサービスデイの翌日で週の真ん中でもあって平日で一番動員が伸びなかった日だった。
けれど、蓋を開けてみると、とってもとっても良い舞台挨拶になった。
登壇した出演者たちも、手ごたえを感じていたはずだ。
拍手と、笑いと、リアクションが何度も起きる日になった。
心なしか映画館をあとにするまで、登壇した出演者も、興奮していた。
翌日の段取りを伝えて、全員プレゼントのカード第二弾を納品して映画館を後にする。
明日はUPLINK吉祥寺のオープン。
渋谷のスタッフの多くも手伝いに行くはずで。
そんな日に上映を任せていただけるのは名誉なんだと思う。
そして、その日に自分が登壇をする。
アンコール上映が決まって。
初日に登壇してからそれ以降、毎日毎日映画館に通ってる。
後方から写真を撮影して、ロビーでもなるべく登壇者が挨拶できるように陰から写真を撮影した。
帰宅して、毎日のレポートと、翌日のイベントをアピールし続けた。
一週間、毎日毎日、自分なりに目の前のお客様に感謝しながら。
裏であり続けた。
その自分が、明日は初日ぶりに登壇する。
この一週間分のありがとうをお届けしないとだ。
ピアノがあるスクリーン1で広田あきほは何度もピアノを弾いた。
イベントを盛り上げるために、再現の伴奏として。
でも、自分は知っている。
彼女のピアノは、それ単体で素晴らしいことを。
本当はピアノだけで心を込めてお客様に届けたいはずだということも。
台詞が聞こえるように、歌声が聞こえるように、抑えてきたことだって。
全開でお願いしてある。
弾きたいように弾いてよいと言ってある。
自分たちはそれとセッションしたいからだ。
今から武者震いするし、涙がにじみそうになる。
いつかの劇団初のミュージカル。広田さんのピアノと自分の歌をぶつけあうというのをやった。
思う存分、それが出来る。
だから、「届くといいなぁ」とか書かない。
「届ける」と書く。
伝説の一日になると書く。
絶対に当たりだぜ!と書く。
よろしければ聴いてくださいなんて書かない。
LIVEってきっと、そういうものだから。
そして、そういうLIVEをしなければ、明日以降なんてないんだ。
3年以上、毎日毎日セブンガールズについて考えてきた自分が立つ以上、それが責任さ。
さあ。
はじまる。
この最初の一週間が終わるのだから。
それは、始まりの合図になる。