セブンガールズのUPLINK渋谷さんでのアンコール上映を発表した。
決定からわずかな時間で発表出来て、胸をなでおろしている。
少しでも早く、そして同時に、少しでも皆様が喜んでいただけるように。
その一見、矛盾したようなことを両立させる!と心に決めていた。
むしろ、上映が決定するはるか前から、決めていた。
決定と同時に何をするべきかまとめておいた。
だから、告知解禁の18時まではドキドキし続けていた。
皆様が喜んでくださるかなぁと、ドキドキし続けていた。
ただそれだけではいけないと思っていた。
公開の時にはそこからで良いと思っていたけれど、それだけではいけないと考え直した。
ついこの間まで編集の基礎だとか、編集ソフトの本で勉強していたのに。
今じゃ、宣伝やマーケティングやら、現代論について勉強しているんだから呆れてしまうけれど。
とにかく、自分を無理矢理一歩外側に連れ出して、冷静に分析しないといけなかった。
応援してくださる方、既に知っている皆様に喜んでいただくのは大前提だとしても。
同時に、まだ知らない多くの皆様がセブンガールズを知るきっかけにもならないと駄目だと答えは出ていた。
今でも、もちろん、一番大事なことはセブンガールズを好きだと言ってくださる皆様なのは間違いがない。
何よりも大きな力が、口コミだという事は痛いほどわかっている。
それでも、それだけではなくて、つまりSNS内に留まるだけの再上映告知ではなくて。
もっともっと広く、告知しなくてはいけないというのが、自分なりの答えだった。
そこから、また一人、二人、と例え少ないとしても、好きになってくださる方がいるかもしれないのだから。
自分なりにロードマップを描いて、足りないものをどうやって補うのか、構築していった。
宣伝予算があれば100倍以上のことが出来る。
それこそ、SNSの有料広告を打てば、かなりの大多数に広げることが出来る。
CMだってそうだし、メディアに特集記事を依頼することだって出来る。
でも、宣伝予算は限られている。
チラシやポスターを製作して、パンフレットを製作して、更に何が出来るかなんてわずかなことしかない。
その中で、ネットニュースという「記事になる」ことが第一歩なんじゃないかと思った。
少なくても多くの映画ファンの目に留まるはずだから。
そして、出来れば大きなポータルサイトに登録が多いニュースサイトで記事になれば・・・と思っていた。
その為に出来る事、やれること、一つずつ拾って、試して、確認してだった。
今回のアンコール上映を、映画ナタリーさんが取り上げてくださることになったのはもう感謝しかない。
映画ナタリーさんが掲載してくださった記事を観てくださっただろうか?
再上映決定のニュースが基本だけれど、どんな風に映画が作られたかを端的に書いてくださっている。
そして、何よりも、動画を3本も掲載してくださっている。
映画の写真も多数掲載してくださった。
きっと、今までセブンガールズを知らなかった方々で初めて目にしてくださった方がいるはずだ。
そして、大手ポータルニュースサイトやニュースアプリに映画ナタリーさんは記事を提供している。
分かりやすく言えば、Yahoo!ニュースにも同時に掲載されるという事だ。
これはスタートだ。
これからは、もっともっと取り上げてもらえるようにしないといけない。
わかりやすいニュースがあれば、充分に可能性はあるのだから。
自分が出来ることはまだまだあるはずだ。
ニュースの公開と情報解禁の時間を合わせた。
そして、今日まで応援してくださった皆様が喜んでもらえるように、PVを用意した。
即断即決じゃなかったら、とてもじゃないけれど、間に合うわけがない。
短いPVだけれど、細かいカット割りで、手の込んだものにすると最初から決めていた。
外側だけを見てはダメなんだ。内側に向かっても同じように誠意を込めて届けないと。
わずかな時間しかないけれど、集中すれば出来ないはずはないんだから。
SNSで、再上映を伝えるだけでは足りなかった。
自分の皆様に対する思いがどうしても、文字だけでは足りなかった。
一緒に喜んでくださるかもわかる前から、いや、喜んでもらうんだ!と決めていた。
上映を決めてくださったUPLINK様、ありがとうございます!
このアンコール上映のために動いてくださった全ての皆様、ありがとうございます!
記事にしてくださった、映画ナタリー様、ありがとうございます!
一緒に喜んでくださった皆様、ありがとうございます!
情報公開した後、まるで嵐のように盛り上がるSNSを見ながら、何度も何度も、感謝の言葉が出てくる。
情報公開するまで、ずっとドキドキしていたはずなのに、公開したらもう、ワクワクしはじめている。
思わずダメな人間だから満足してしまう。
再上映出来た!情報公開喜んでもらえた!
・・・なんて、どうしても、嬉しくなってしまう。
でも、本当は、ここからがスタートだ。
ここから、もう一度始めるんだ。
目標は前売の完売・・・。
なんて書いてしまったら、いけないのかもしれないけれど。
少なくても、そのつもりで、今日からまた都内再上映に向かって頑張らないといけない。
公開時に、予約開始数分で週末の前売チケットが完売した時と同じように頑張るんだぞ、自分!!
第二、第三のニュースも、用意しておくのだ。
そのために、上映がない時期に、今こそ頑張る時だと自分に言い聞かせたのだから。
そして、話題が多ければ多いほど、名古屋シネマテークでの上映も成功に近づいていくのはわかっている。
公開時に都内だけで盛り上がった状態で大阪に行って、もっともっとやれたはずだと反省したのだ。
全国の映画ファンが目にする場所で話題に上がらないといけないのだと、痛感したのだから。
観たいのに観れなかった皆様、見逃してしまった皆様、お待たせいたしました。
舞台「BEGINS of Sevengirls」を観劇して、映画を観たいと言ってくださった皆様、やっと機会がやってきました。
一度、映画鑑賞していただいて、もう一度観たい!と言ってくださっている皆様、ご用意させていただきました。
はじめましての皆様、こんな映画があります、どうぞ、どうぞ、上映期間の間に!
一週間の上映の発表だけれど。
一週間のつもりなんか微塵もない。
ここから、毎日ずっと続くつもりで、どんどん頑張っていく。
それしかない。
それ以外にない。
いや、頑張るって・・・。
誠実に学んで、考えて、すみやかに実行していく。
ミスがあれば反省をしていく。
気持ちだけで頑張るんじゃなくて、実質的に頑張る。
ああ!!
それなのに!!
結局、今、満足感が自分を包んでいる!!
それほど、たくさんの人が喜んでくださった。
それほど、たくさんのおめでとうをいただいた。
全てのSNSを合計したら、ものすごい数の人がPVを観てくださった!!
満足するなよと言いながら。
嬉しさを隠すことが出来ない。
ああ!まったく、まったくだ!!
足を前に出せ!