2018年11月14日

マッチレース

TOHOが運営しているドリパスというサービスが昨日から急速に盛り上がり始めた。
実は告白すると、ドリパスの存在には舞台が終わった頃に気付いていた。
あ、こういうのがあるんだ!と思って、人に言おうか考えたのだけれど、その時は躊躇した。
なぜなら、それは、上映する会場がないからという意味だからだ。
それも、お客様に投票してね!みたいになって、上映を勝ち取ってもらう形になってしまうと思ったから。
システムを読んだら、毎日、投票できるというような形で、なんだかそれを自分から公表しちゃいけないと思った。
それ以降、別の作品で投票される方のツイートなんかを観るたびに、そっと覗いていたりした。
そのたびに、こういうのもありますよ!という人ことは考えたうえで出せずにいた。
だって、やっぱり、ここで上映しますよ!という情報こそ待ってくださっているのだから。

お客様がそれを見つけて、昨日から今日にかけて、たくさんの投票が集まっていた。
主にSNSをやっている方々だけなのに。
クラウドファンディングの時だって、ネットが出来ない方がたくさんいらっしゃった。
色々なサイトに登録するのが厭だという方も多かった。
それなのに、たくさんの投票だった。
すごいなぁ、嬉しいなぁ。

まだまだ投票が集まっていくのだろうか・・・。
わからないけれど、同時に、そこに期待してしまう自分を、自制した。
それじゃいけない。
それを待っているなんて、絶対にだめだ。
映画を製作した側は、やっぱり上映できる可能性を一つでも探していくことが大事だと思いなおす。
本当は期待してくださっているのはお客様なのだから。
関係者側が期待するなんて、本末転倒になってしまう。
ただただ、嬉しい。ただただ、ありがたい。
そこで、自分を自制しなくちゃなと思った。
応援は期待するものではない。
応援してもらえる姿勢であり続けることが大事だ。
もしその姿勢を失って、期待してしまったら、それは甘えていることになる。

くそお!!がっかりさせたくない。
素晴らしい報告を、皆様に届けたい!!

本当は今こそ、皆で一つになるべき時なのかもしれない。
それぞれに考えて、それぞれに活動するのも大事なこと。
だとしても、もちろん、足並みはそろってなくちゃいけない。
人数がいるから、どうしても揃わない部分も出てくるのだけれど。
そこをきちんと踏ん張って、足並みを揃えていかないとだ。
わかっているのは、名古屋の直前になったり、次の上映が決まったりすれば、皆で・・・ってなること。
それは何もしないでもいつものように、そうなっていくだろう。
もう癖のようなもので、舞台をやって来た自分たちは、本番が近づくと一つになっていく。
けれど、その上で、今、皆で一つになっていかなくちゃいけないんじゃないかって思ったりする。
思い描いている絵が、同じかどうか。
そこに向かっていけるのかどうかは、本当は何よりも大事なことなのだから。
監督やプロデューサーや自分が思い描いている絵に向かうためのことばかり考えているけれど。
それを皆で持てたら、もっといいのかもしれない。
そんなことを考えつつも、そのためにどうしたらいいのか?という部分はまだ霧の中だ。
どうしたって、きっと、いつものように今は準備期間という意識があるだろうから。

自分の中で、今こそ勝負だぞという意識がずっと働いている。
今、名古屋の上映まで時間があり、他の上映館が決まっていない今こそだ。
何が出来て、何が出来ないのか。
何が強みで、何が弱みなのか。
どんなスケールを持って、考えるべきなのか。

たくさんの人が応援してくださっている。
その全ての人に報いることが出来るとしたら、答えは一つしかない。
その人ごとに喜んでもらう事はきっと、色々出来るけれど。
それじゃあ、あまりにもだ。
全ての人に報いることって言うのは、たった一つだ。
そこに、向かって、ひた走るしかないのだ。

目先だけを見るな。
先の先の先まで見るんだ。
その上で、今こそ、勝負するんだ。
ここが自分の人生の岐路なんだぐらいに、思わないとだめだ。
真剣勝負だ。

見ろ!また投票が伸びている。
これはお客様とのマッチレースだ。
応援してもらえる自分であるために。
このレースに勝ちに行くしかないんだ。

信じられないようなことを起こしたい。

頭がぐるぐる回ってる。
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 03:28| Comment(1) | 映画公開中 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
毎日の業務の開始時に「投票」しないと、通常業務にかかれないウイルスをで感染させて組織票を行政がやりだす「せち辛い世の中」登録するもよし、演者・関係者が投票するも問題なし。
だだ、その先沢山のドメインを取得し「盛り」組織票をする場合、首位を獲った場合に対応する「体力」があるか「覚悟」があるかの問題だと思う。。。。

Posted by 鯖 at 2018年11月14日 04:37
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