2018年10月24日

その声が届くまで

いよいよ大阪での上映まであけて3日となった。
実はカウントダウンも考えていたのだけれど、今回は控えておいた。
前回の東京上映から間が空いていないし、関西からのアクセスがそこまで多くないと見越してだ。
だから、もう一度1から宣伝していこうという気持ちで、宣伝している。
Instagramは、ちょうどクランクインから2年というタイミングだったのもある。

いつかの登壇でも話したことだけれど。
K'sシネマやUPLINK渋谷での上映期間中、毎日感動していた。
まるで、これは奇跡なんじゃないかって毎日思っていた。
ご来場してくださった方が、SNSに感想を上げてくださって。
次の日になると、それを観た方が来場していて。
そして、映画を観た方がご自身で調べて舞台にまで足を運んでくださった。
それが毎日続いていて。
毎日、毎日、初めてお会いする人たちに出会った。

大阪という土地でも、それがもう一度最初から始まる。
関東で上映しているのだから少し違うかもしれないけれど。
それでも、自分としては、もう一度ゼロからのスタートなんだなって思っている。
セブンガールズの感想には、少し性差が見られたのだけれど。
それは、傾向としてだった。
果たして、地域差なんかもあるのだろうか?
音楽なんかだと、地域差というのが確実にあって、どこでライブすると絶対に盛り上がるとかがあるという。
その土地土地に長い時間根付いた習慣や、市民性というのは、意外に大きいと思っている。

関西の友人からは、関東の人は冷たい、関西の人は情があるなんて聞く。
東京はすでにあらゆる土地から様々な人が集まっている場所だから少し違うかもしれないけれど。
それでも、なんとなく関西の人が暖かいというのはわかるような気がしている。
知らない人同士でも気軽に声をかけられるようなイメージがある。
自分も何度か関西に行ったけれど、暖かい人たちだなぁと、何度も思った。

大阪に、セブンガールズを既にみた人はきっと数える程度しかいない。
初日、二日目で、どんな感想が上がって、どんな口コミが広がるのだろう。
もう一度奇跡のような日々がやってくるといいなぁ。

最近、都内の映画を観てくださった方々の中で。
直接、映画館に上映希望を出してくださっている方もいると聞いている。
K'sシネマやUPLINKへのアンコールや、他の映画館へのリクエスト。
ミニシネマ、単館映画では、直接意見を聞くためにアンケートのようなものもあるとか。
あるいは、直接映画館に連絡したり、知り合いのつてを使って勧めてくださったり。
お客様がやってくださっていることだから、どんなことが行われているのかも把握できていないけれど。
映画会社の映画であれば、絶対に起きないような動きが起きている。
やっぱり、これは奇跡なんだと思う。
その声が届いているのかどうかよりも、そういう動きがあるというだけでも十分に奇跡だ。

大阪は関西文化圏の中心にある。
十三という土地も、電車が三系統の分岐をしている重要な駅なのだそうだ。
京都や兵庫への、大阪の玄関口のような路線図になっていた。
関西の中で、セブンガールズが愛されたら・・・なんて想像してしまう。
きっと、奇跡は連鎖する。
そう思ってる。

ゼロからのつもりで、過去にアップした登場人物紹介の動画をSNSにアップしている。
これで、一人でも興味を持ってくださったらと思っている。
けれど、同時に、すでにご覧いただいた関東の皆様が、作品を思い出したりもしている。
同じ動画なのに、ダブルミーニングになっているのが、不思議だし、とても面白い。
SNSでは画質が落ちてしまうけれど、興味を持ってくださったらHPから高画質で確認できる。

応援してくださっている皆様が喜ぶような。
そんなことが起きるように祈るしかない。願うしかない。
ただただ誠実に。
楽しみにしたり、振り返ったり。
そういうことが出来るように、続けていくんだ。
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 03:56| Comment(0) | 映画公開中 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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