2018年10月02日

公開2日目

公開3日目ですが2日目は台風で休映なので・・・的なことは書いても意味がない。
日曜は休映なのだから、公開日ではないのだ。
だから、月曜が公開2日目だったとここでは書くことにする。

朝、台風の影響で交通機関が麻痺していた。
いくつかの電車が遅れ、止まり、ダイヤが乱れに乱れていた。
これは今日も当日券の予約に来てくださる方が困るだろうなぁと感じた。
もし夜までダイヤが乱れていれば・・と想像するとぞっとした。

映画サービスデーとしてケイズシネマでは毎月1日は1000円で当日券を購入できる。
そういう意味では一番ケイズシネマファンが足を運んでくださるであろう日だった。
サービスデーだからと言って、週末を終えた初の平日には変わりがない。
当日券、苦戦するんじゃないかとか、色々なことが頭をよぎった。
そこにまさかの初日の土曜日よりも早い段階での完売速報。
昨日のことがあった分、喜びが体を駆け巡った。

でも、それだけでは済まなかった。
プロデューサーから電話が鳴る。
少し声から緊張感を感じて、ドキドキする。
今度は何が起きたんだろう?
どうしても、そんなことを考えてしまう。
それが、まさかの今週末からのUPLINK渋谷での上映決定の報だった。

前日の休映でお願いはしてあった。
どうしても来場できない方はやはりキャンセル・返金しかでない。
けれど、もしも、東京近郊での上映が別日程で決まれば、そちらにも振替出来るようにしたかった。
ただすでに色々自分でも調べてあった。
ケイズシネマのスケジュールを見れば延長がとっても難しいことはわかっていた。
様々な恒例のフェスティバルの予定が入っていて、既にスケジュール的に枠がない。
短編や中編映画ならまだ調整できるかもしれないけれど144分の映画では急に上映を決められるものじゃない。
だから、10月後半になったり、11月に入ったりでもいいから、もし決まれば・・・と思っていた。
確かに、東京近郊の上映は難しいか、昨日、確認はしていたのだけれど。

実際、東京近郊での予定はいまのところございませんと、発表したばかりだ。
それが、翌日、しかもその週の週末から上映決定するなんてことがあるだろうか?
配給担当さんが、同じように心を痛めて、動いてくださったのだ。
それがすぐに手に取るようにわかった。
こんなミラクル聞いたことがない。
上映している作品の延長ならあるかもしれない。
けれど、初上映をその週に決めるだなんて・・・。
ビックリして、すぐに出演者たちに連絡をする。
皆、どうゆうことなの?という動揺もしていた。
なんで、そんなことが起きるのか、わからないのだから。
監督に連絡しても、すごい!としか返ってこなかった。

更に結果的に、舞台のスケジュールと映画のスケジュールがクロスすることになった。
流石に同じ日に映画と舞台両方を楽しむことは出来ないけれど。
舞台を観てから映画を観ることも、その逆も、連日で出来ることになったのだ。
こんなことがあるだろうか?
こんなに面白いことがあるだろうか?
これまでそんなことが出来るイベントがあっただろうか?
舞台と映画が同時に上演されている時間帯すらあるんだ。

これは、多分、奇跡だ。ミラクルだ。

衝撃ニュースを抱えたままケイズシネマに向かう。
そこにいたメンバーも、監督も含めて、全員がなんで?と聞いてくる。
そんな凄いことなんで起きたの?と聞いてくる。
決定の報告だけでは、何が何だかわからないのも無理はない。

舞台挨拶で前日のチケットの振替で来場した方がいるか聞いてみる。
手を挙げた人たちは、きっと昨日、不安な思いをさせてしまったのだなぁと心が痛む。
そして、同時に翌日という迅速な対応をしてくださったケイズシネマに感謝をする。
スケジュールの都合上、延長は恐らく出来ないのだけれど。
この週が終わってから、またセブンガールズがより話題になって大きくなって、帰ってきたい。
それぐらいの対応をしてくださっている。
何よりも、すでにケイズシネマという映画館に強い愛着がわいていた。

ロビーでお客様と挨拶を重ねてから帰宅。
今、UPLINK渋谷用の準備をしている。
マスターデータも作らなくちゃいけない。
今週末なのだから、明日にも納品しなくてはいけない。
絶対に今日中に用意して、明日には配給担当さんに渡すのだ。
そのぐらい迅速な対応をしないと申し訳ないと思う。

少しずつだけれど。
映画ファンの皆様が、セブンガールズを認知してくださっていると実感している。
劇団の昔からのファンだけで二日連続満員御礼なわけではない。
確実に、映画ファンと呼ばれる皆様が足を運び始めている。
ケイズシネマについている元々のファンの方もいらっしゃる。
UPLINK渋谷という長い歴史を持った映画館には、会員の方もいらっしゃる。
一つ上映館が増えたというだけではないのだ。
大きな宣伝が出来る企画じゃない。
けれど、今は宣伝よりもずっとずっと口コミの方が重要な時代になっている。
そういう時代に、それぞれファンを持つ劇場で梯子出来ることがどれだけすごいことか。
考えれば考えるほど凄いことだ。
上映したくたって出来ない作品だって山のようにあるのだから。

明日、振替についてどう対応できるのか話が出来るはずだ。
ケイズシネマで振替していただける皆様は、もちろん、もう連絡してくださっている。
それが出来ない皆様が映画を観ることが出来る機会が出来たことが本当にうれしい。
当日券が減って、席数が少なくなってしまうかもしれないけれど、そんな痛手よりも、観れない人がいる方が心が痛い。
キャンセルはチケットとの交換だから、お客様に手間を取らせてしまう。
それよりも何倍も、何倍も、観ていただく機会を創りたいと考えていた。

ポスター管理しているメンバーの手元のポスター枚数がゼロ枚になっている。
サンプルでうちに届いたポスターを使うしかない。
それでも、何枚かサンプルが手元にあって本当に良かった。
チラシも、予備が配給会社の手元にあった。

新宿、渋谷、大阪。
たった1館から始まった映画の上映館が、3館に増えた。

だからって、ただ喜んでいてはいけない。
明けて公開3日目が完売する保証なんかどこにもないのだから。
映画サービスデーではない分、初めての平日と言ってもいいのかもしれない。
今日までのスケジュールで一番苦戦するんじゃないだろうか?
逆を言えば、ここも完売したら、本当に凄いことだ。とさえ思う。
喜んでばかりじゃいけない。
少しでもできることを考えてやっていかないと。
皆で、進んでいかないと。

小さな成功を重ねた先にしか、大きな希望はないのだから。
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 04:07| Comment(1) | 映画公開中 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
奇跡を超えている。
台風で流れた日の埋め合わせの場が
自然と振り降りてきたなんて。
それを呼び込んだのは小野寺氏のSoul。
「Seven Girls」を愛する気持ち。
それ以外にはない。
しかも下北での舞台公演とのリンク。
時期が重なっているなら、両方行きたいという
心理がはたらくのも必然。
チャンス。チャンス。チャンス。
体力的には厳しいでしょう。
もうひと踏ん張り頑張って。
そして、最後はみんなで笑ってください。
Posted by 浮谷秀之 at 2018年10月02日 19:39
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