2018年09月01日

山の頂きははるか遠く

初の取材に行く。
映画の公開日に出るものなので、お楽しみに。
SNSなどで告知すると思います。
本来は監督が・・・というものだったけれど、結局、小野寺が。
あっという間に終わったけれど、どんな感じに見えているだろう。
とにかく、一人でも興味を持ってくださる人がいる映像になっていたら。

終わるなり、書類系の話を監督と。
メールやチャットでは、細かい部分がわからないと思い、急きょ、監督のもとに移動。
距離があるから、一瞬、電話にしようかとも思ったけれど、やっぱりそこは会わないとと即決断。
とにかく、自分のような人間が出来ることはフットワークだ。
終わりの時間があるとのことで、1時間ほどしか話せないとのことだったけど移動する。
考えてみれば監督と二人で対面でお店で話すのは編集以来なのかもしれない。
まぁ、毎週稽古後に少し話したりしているから、全然、そんな気がしなかったけれど。

これから公開して何が始まるのか。
「何が起きるかなんかわからない。」
監督が何度も口にした言葉。
ありとあらゆる想定をしながら。
でも、目指している風景は高く。

監督と別れてからもしばらく考えていた。
帰宅して、連絡を先にしてから、事務作業の続き。
書面をまとめて、印刷物の入稿作業に入る。2つ入稿。
入稿が終わって、もう一つとも思ったけれども、今日はここまで。
明日は法事があって朝が早い。
まだやることはあるけれど、ここで無理する意味がない。
それに、今日は頭の中の情報量が多すぎて、そろそろ限界だった。

とんでもないことをやったのかもしれない。
映画にしよう!という、思い付きだったけれど。
でも、そんな実感は全然ない。
取材を受けていても、実感はない。
自分のようなものでいいんですか?という感覚のまま。
映画を公開するっていう事は、すごいことだと思っていたいつかから。
何か自分の感覚が変わってしまったのだろうか?
でも、人と話をしていると、すごいことをやったよと言ってもらえて・・・。
なんというか、不思議なギャップを感じてしまう。
いや、いつも舞台をやっているように。
今回も、結局、この作品を届けたいと、頑張っているだけだからだ。
いつの間にか、日常レベルに落ちているという事だ。

取材の中でこんなことを言われた。
「もはや、これは新しいジャンルの映画ですよ!」と。
新しい・・・?
そんな風に見えるんだ。
新しい何かを産み出したのか・・・。
そんなギャップを感じながら。

このギャップはいつ埋まることになるだろう。
おいらは、いつ、この企画を進めてきたことを実感に出来るのだろう?
今も、圧倒的に現実が目の前にある。
やることだって、山盛りだし、例え褒められたって、やっぱり不安になる瞬間が来る。

そんなものなのかもな。
まるで、登山をしているようだ。
一歩一歩足を前に勧めることしか出来ない。
山頂に辿り着いて、振り返った時。
初めて、自分がのぼった山の高さを実感するように。

だとすれば。
あまりにも、山が高いのぉ。
頂上はまだかいな。

そういえば、舞台のチラシが無事届いたという知らせもあった。
そんなことも、忘れてたよ。
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 02:34| Comment(0) | 映画公開への道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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