午前中にやれるだけのことをやっておく。
女優たちが稽古している間に、連絡事項や必須作業。
意外に、はかどった。
稽古場に行く道、汗が滝のように。
凄い熱波だ。
これは今日は暑くなるなぁと思いながら、稽古場に向かう。
稽古場に到着して、何人かをピックアップして撮影する。
全部使うかどうかはわからないけど、役者からの直接のメッセージ。
短い動画になるけれど、それぞれ、アップできれば。
終わって稽古に入ろうかと思ったけれど、主要な役者がいないから少し話す。
SNS運用の話。
どこにラインがあるのか、それぞれ見解は違うから難しい部分はあるけれど。
細かいニュアンスの話だから、まぁ、まだまだきっと続くだろう。
それぞれ、何を出来るか模索している。
同時に宣伝部隊の編成も。
チラシにポスターを、色々なところに皆で宣伝に行く。
舞台の時もいつもやっていることだ。
ちょっとポスターの数が、想定外に減っていた。
実はもう数十枚どこかに貼ってあるということだったのか・・・。
出来れば、ポスターを貼ってくださった方は紹介したいと思っているけれど。
用意した分、無駄にせず、優先順位の中で宣伝出来ればそれで良い。
新しい台本を演じてみてから、最初に戻って演出が始まる。
今日は、様々な役を代役で演じる面白い日だった。
結局、芝居がやりたいのだ。
自分はそういう人間なのだ。
世の中の役になんか立たない、それだけをやりたい人間。
稽古が終わり、いつもとちがう店で飲む。
面白可笑しい話。
これから、何が起きるだろう。
わくわくする話も。
ジェラシーの話が出る。
でも、そんなジェラシーいらないじゃんってことに落ち着く。
冷静になってみれば、嫉妬心というのは、あんまり大抵は意味がない。
自分がしっかりすること以外に、必要ないネガティブな発想だ。
帰り道。一人。
深夜帯になっても汗が噴き出る道。
明日はもっと暑くなるだって?
次の週末には気温が落ち着くなんて話もあるけれど。
さて。
作業的に必要なことがいくつか重なったな。
どこから手を付ければいいのかもわからないぐらいに数がある。
まぁ、やるしかないのか。
どおってこたぁないさ。
これまで、今以上の状況を乗り越えたのだから。
夜道でピュウと口笛を吹く。
余裕だぜ。笑い飛ばしながら。
映画が完成するのかどうかもわからない不安の中で、進み続けた道はもう終わった。
そのストレスがないんだ、口笛もでるさ。
どんと来い。
おいらが今している準備は、映画の準備なんだぜ!と色々な人に話したいよ。
ヒラリ、メモが落ちた。
丹下団平が矢吹丈に送った手紙だ。
「あしたのために その1」
あれは確か左ジャブの打ち方だったか。
あしたのために、基礎の基礎から始まった。
「明日のために生きてる」
セブンガールズに出てくるセリフを思い出した。
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