煙草が切れそうなので、夜中に外に出る。
一つ、印刷物がほぼ完成したのもあった。
見上げれば、低い空に満月。
やあやあ。そこから何が見える?
昼間にいくつかの連絡。
作業もいくつか。
でも、今日はペースダウン。
昼間も買い物に出かけて、セリフを諳んじていた。
自分なりに決めているスケジュールをはみ出さないようにしながら。
前日の作業が思ったよりも進んだからだ。
さて、次は、あれか・・・。
その前に、あれに手を付けるか?
いずれにせよ、明けて、明日は観ないとだ。
4月が終わる。
毎年4月の終わりはGW期間中で紛れているような気がする。
5月の公演に向けてもいよいよだ。
次回の公演では、いよいよ監督が全ての作品の通し稽古を目にする。
先日のスタッフさんに見せた通し稽古とはまた違った緊張感がある。
その通し稽古では、音も流せるかもしれない。
今日のトオルさんの日記を読んで、通しで、音出しできそうだなと感じる。
音台本の作成に入っているという内容。
音が入れば、また一つ、本番に近い稽古になる。
どんな感触だろう?
今は、まだ楽しみにしている。
初めて聞いた時と、実際に芝居に合わせた時、2度も楽しめる。
今日はここまでだな。
まぁまぁだけど、それでも、進んだ。
スケジュール通り。
まぁ、大事なことは結局、そこに懸ける思いなのだ。
色々と細々としたことはあるけれど。
何処に向かっているのか、どんな思いがあるのか。
人間なんて矮小で、生まれながらの資質もあるし、なるようにしかならないけれど。
それでも、そこに思いがあるかないかで、なんだか、大きく違ってくる。
少なくても、記憶に残るようなことって、そこに必ず何かがある。
4月が終わるなぁ。
5月がやってくるなぁ。
この5月が新しいスタートになるなぁ。
まんまるお月様。
そんなに低い所にいつもいたんだっけ?
月光浴になんの意味があるのかもわからないけれど。
まるで、心の鏡のように。
月は、煌々と光りながら、笑っている。
一人でも多くの観てくださる人が、何かを持って帰ってくれたらいいな。
それだけだ。
それだけでいいのです。