2018年03月30日

今は未来

20周年記念企画の稽古をしている真っ最中なのに、おかしいと言われかねないけれど。
その後の10月に、20周年記念公演を控えている。
その準備段階に入っている。
もちろん、企画公演ではなく、本公演だ。
そして、久々の完全新作を監督が書き下ろすことまで決定している。

1998年10月10日に旗揚げしたからこそ、節目節目の秋頃に、記念公演をしてきた。
どういう公演が一番いいのだろう?と毎回毎回考えるのだけれど・・・。
再演をしたこともあったし、2作品同時上演なんていうのもあった。
けれど、結局、新作書き下ろしが一番、お客様には待望されている。

この10月の記念公演に向かっていくところから、今年のスケジュールは決まった。
5月の企画は、難しいなら監督は休んでもいいとまでお願いしていた。
中編であれば、そこまで時間もかからずに10月公演の方に集中できると言ってくれた。
5月公演の台本が既に脱稿し、もちろんここから改訂があるとしても、10月公演の構想に入っている。
3月中に、10月公演の概要をまとめたいと去年末からお願いしていたから、少しほっとしている。

それは、点と点を線で結んでいくようなことなのかもしれない。
10月の公演のために、5月の企画が立ち上がる。
そして、今年は、映画「セブンガールズ」の公開も控えている。
それを繋げて繋げて、線にしていく。
じゃあ、その線の行きつく先はどこなんだ?と考えてしまう。

その後のビジョンが、大事という事だ。
5月の企画公演は、2018年の大きな布石となるけれど。
2018年の1年間が、その後の大きな伏線になっていないといけない。
単発で盛り上がったって、そのまま終わってしまう。
凄い話題になった作品や映画だって、あっという間に流れていく時代だ。
あの頃はあんなに盛り上がって見えたのに、今になるとそうでもないというのがたくさん思いつくはずだ。
点と点が線になって繋がって、それがビジョンに向かって進んで、初めて意味が出てくる。

幸い、今、秋の公演について考えるというのは、とても大きなことだ。
それは、秋のことを考えているようで、その後のことまで考えているからだ。
例え、亀のような歩みだとしても、じりじりと前に進んでいるからだ。

漠然とした全体のイメージと、具体的な動きと。
そういうものが、少しずつ絡んでいけば。
あとは、ちょっとした偶然一つで、何が起きるかなんてわからない。
その準備をきちんとしてあるかどうかだ。
ビジョンがあれば、その偶然に対応出来るからだ。

5月の企画の稽古中に、おかしいと思うかもしれない。
けれど、この企画に取り組むことは、そのままその先の10月に繋がる。映画に繋がる。
そして、きっと、その先にも繋がっていく。

それが見えているか?
その風景が、その景色が、その意味が。

5月の公演でおいらが自分の班で取り組んでいることは、そういう未来に繋がるものを想定しているつもりだ。
それぞれの班で、きっと、別の角度で、未来に向かうはずだ。
それこそが、きっと、20周年を祝う企画になるのだと思う。
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 03:20| Comment(0) | プロモーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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