2018年02月23日

風を聴く

なんというか、なんというか。
記憶に刻まれるだろうなぁという日になった。

ちょっと飛び上がってしまうような連絡があった。
まだまだなんにもわからないけれど。
その連絡が本当になったら素敵だなぁ・・・。
ふと、大杉漣さんの話が頭をよぎる。
なんだか、嘘みたいな話だ。

地上波デジタルに乗って、家のテレビまでこの映像が届いているのか。
映像を扱っていると、そのデータ量に四苦八苦するものだけれど。
こんな風に、電波に乗って一斉に、たくさんのテレビに発信している。
不思議なことだけれど、パソコンで見る映像と、テレビで観る映像は少しだけ違う。
いや、映像の感触というか、そういうものが違う。
PCのモニタは、精細だし、余計な色調整が入らない。
スピーカーも全然違うものだ。
でも、そういう物理的なことじゃなくて、共有感覚みたいなものがある。
自分ひとりで観ていたとしても、同じ時間にどこかで誰かが観ている。
そういう感覚って、たぶん、テレビだけのものだ。
時間共有のすごさを、ひしひしと感じる。
これは、すごいことなんだなぁ。
普段、テレビを観ていても感じなかったことだ。

Twitterで、その共有感覚を更に強くする。
番組タイトルのハッシュタグがあったからクリックしてみると、たくさんの感想が出てきた。
舞台のアンケートでもなんでも、基本的に、感想を大きく気にすることはない。
それは、人によるらしいのだけれど、おいらは、芝居を始めた当初からそうだった。
批判的なものも好意的なものも、そのまま読んで、そのまま受け取って、どちらにも影響されない。
Tweetだと、すごく短い一言なんかの感想ばかりで、まるで情報の洪水みたいだった。
あの撮影の日、一緒に共演された方が、わざわざ四町神と役名まで書いていてくださったりして。
なんともいえず、ほっこりとした気持ちになった。

なんというか、飛び込んできた連絡が今日というのも偶然じゃない気がしている。
・・・というか、このBLOGにも書いたかもしれないけれど。
ずっと、予感があって。
その予感の第一弾だぞ、これは!という感覚がある。
全てのことが繋がっていって、一つの流れになっていく。
その流れのはじまりにいるんじゃないかという、漠然とした感覚。

だから、さぼれない。
浮かれない。
やるべきことを、やれることを。
一つずつ、やっていく。
足りていない準備がないか、確認しながら。
そうやって、丁寧に積み重ねていけば、流れに乗れると何度も何度も学んできた。

セブンガールズの映画化で動き始めてから、大きく大きく、何かが動いている。
それはそこにいると見えない。
自分もそこにいるから。
船に乗ってしまえば、揺れるばかりで進んでいることがわからないように。
時々、体にかかる重力を感じては、ああ、進んでいるんだなと感じるような。
そういう感覚だ。

きっと、どこまで行っても、色々なことを思い、色々なことで悩む。
それでも、今よりもずっと良い場所に、いつの間にか行ける。

真面目に芝居のことばかり考える。
それでいい。
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 04:06| Comment(0) | プロモーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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