2017年07月23日

believe

その瞬間まで信じようと決める。
決めたんだから仕方がありません。

なんのために?
それもわからないけれど。
その瞬間まで信じないといけない気がする。

このプロジェクトを立ち上げた時。
おいらが、何よりも信じたのは、この作品の持つ力。
この作品は、どこまででも飛べると確信していたからこそ。
無謀とも思えるような遠大な彼方を観ることが出来た。

その彼方はまだ遥か先だ。
まだまだずっと先の話だ。
そこに辿り着けるかどうかすらまだまだわからない。
ただただ、一歩ずつ進むだけだ。

週が開ければヴェネツィアの作品が発表される。
それも、その発表の瞬間まで、おいらだけは信じていようと決めたんだ。
だって、この作品の力をおいらは信じたんだから。
そして、本当に色々なことがあって、今日にいたって、出来上がった作品。
もちろん、監督の作品だけれど、おいらにとっても子供みたいなものさ。
自分の子供を信じないなんてどうかしているだろう?

おいらが、信じようが、信じまいが。
それで、世界が変わることがない事なんて、大人になって、とっくに知っている。
一人の思いが世界に影響を与えることなんてない。
動け!動け!といくら念じたって、コップは動かないんだ。
本当に世界が変わるとしたら、その為に、ありとあらゆる準備と汗が必要だ。
念じただけで、どうにかなるものじゃない。
そんなに、甘い世界に生きてはいないのだ。
だから、意味なんかないのだろう。

だから、意味なんか求めていない。
これは、つまり、覚悟だ。
この企画を始めた自分の持つべき、最低限のノルマだ。
だから、信じるのだよ。
意味もないし、何かが変わるわけではなくとも。
信じるのだよ。

その先にしかない。
まず、信じることから始めるしかないのだから。
どんな現実だって、その先にしかありえないのだから。

あなたへのプレゼントは、まだここに残してる。
それじゃないんだ。本当は。
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 03:42| Comment(0) | プロモーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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