2017年07月17日

カタチになる前に

稽古場に行く。
先週の写真のデータも持っていくけれど、選んでもらうようなモードじゃないなとやめる。
なんというか、稽古場について、その日のモードがわかる日というのがあるのだ。
なるほど、今日は、そういう日なのね。
稽古場で起きることに実は無駄な時間はなくて、ただ話しているだけでも、それが方向性になって行く。
くだらない冗談の中にも、冗談ではない部分がそこかしこに隠れている。

監督が話す話は、もちろん、受け手によって変化してしまう。
同じ人間が話しても、聞いている人間が10人いれば、それぞれが解釈してしまうから。
より情報量が多いほうが、もちろん、正確に伝わるのだろうけれど。
そこは割り切って、自分なりの解釈をする。
時々、あとから、人と話して、あれ?同じ話なのにそう受け取ったんだ・・・?
なんてこともあるから、そこが面白いと言えば面白い。

何がどう転がるかなんてわからない場所に今立っている。
どちらに転がろうと、その覚悟はしてある。
そんな空気が漂っていた。
監督もコトの次第をようやく理解していた。
もう間もなくだ。

おいらがまだ夢想だと言われていた頃に思い描いたロードマップ。
やると決めたらやっちゃう自分が想像していることは、余りにも広すぎた。
大抵、こうしたいと人に説明しても、途中で終わってしまう。
そのぐらい、このロードマップは、色々とまっとうな思考では折り合わないものだ。
しかも、今も、そのロードマップの途中でしかない。
今は、今の状態について、皆がそれぞれに思いを抱いている。
おいらは、ここも越えられたら、さらに次の段階に行けると思っている。
でも、今、次のことを話しても上の空だし、きっと、思考と折り合わないだろう。
そうだとしても、今、この今が、未来に繋がっていることだけは、共有している。
去年の今頃、撮影準備をしていた頃に、今を想像していた人間なんて、何人もいない。
それと同じことだ。

点は線になる。
線は面になる。
面は形になり。
やがて形は時を経て世界になる。

いくつもの点をうがち。
いくつもの線を繋げて。
いくつもの面を広げて。
今、形になるようにしている。
足りなかった点はないか?
埋めていない面はないか?
日々思うことは同じ。

その点は、はるか20年前に。
その点は、はるか27年前に。
いや、おいらが偶然、大誘拐という映画の試写会に行った日にまで遡るのかもしれない。
おいらは、その点と点も繋げたつもりだから。

クラウドファンディングのリターン。
もちろん、もう皆様に送れるものもたくさんある。
台本だって、テーマ曲だって、すでに送ることが出来る。
けれど、やっぱり、作品を観る前に、それを楽しんでしまうのは申し訳ないと思っている。
だから、まだこの先、完成披露試写会のあとに、リターンを実行するつもりだ。

けれど。

本当のリターンは、物品ではないと思っている。
本当のリターンは、あのクラウドファンディングで宣言したことの実行だ。
本当にこんなことを起こすのか?と、少しでも思ってくださった方に。
本当に、こんなことが起きたよ!って伝えることだ。
まず、そこから始まるんだ。

あそこに書いた全てを実行に進める日が近づいている。
そして、それがきっと、形になり、世界になるはずだ。
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 11:52| Comment(0) | プロモーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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