2017年04月14日

文化を育てる人

カンヌ映画祭のコンペティション部門の招待作品の発表があった。
電車の中で思い出して、発表会の生放送をネット再生してみると、全てフランス語。
何を言っているかわからないなりに、日本人監督の名前は全て聞き取れた。
去年はいなかったコンペティション部門に日本人監督の名前が呼ばれた。

違和感を感じたのはその後だ。
主要な映画ニュースサイトなどは基本的に、フォローしているのだけれど。
発表をしても、どこも報道しなかった。
それどころか、他の映画のプロモーション的な記事がアップされたりする。
ノミネートぐらいでは、速報すら出さないのか・・・と、なんか、少しガッカリした。
今、ようやくYahoo!ニュースのエンタメの映画の欄に、ニュースを確認
発表から4時間以上経過してからのニュースだ。
何時間も経ってからの記事で、英語やフランス語のニュースとはものすごい時差がある。
思えば、ベルリンもそうだったし、余りこういうことは報道されないようだ。
同時に資本の入った、動員しなくてはいけない映画会社の映画はどんどん宣伝していく。
主要と思っていた映画サイトも、考えてみれば、映画会社とドップリに決まっている。
それが仕事だし、そうやって、宣伝と広告と読者数とで、運営しているのだから。
別に誰が悪いわけでもなく、一般の人が興味を持っていない、持ってもらえないことが問題なのかもしれない。
それでもやっぱり、海外の映画ニュースとの温度差については、ちゃんと考えた方がいいと思う。
文化には国境がないし、世界と言う基準があるのだから、そこは常に報道するべきだと思うなぁ。

それとも、最後に言っていた、追加作品が発表されてからのつもりなのかなぁ?
どうやら、今日の発表後、明日か明後日に追加作品が2~3作品あるようなことを最後に言っていた。
全作品がそろい踏みじゃないから、速報していないのかな?
でも、海外で日本人の映画が高い評価を受けているのだから、もっともっと、盛り上げた方が良いと思う。
映画界全体で、盛り上げちゃった方が、きっと、最終的には日本映画界全体にとって得になるのにな。
おいらだって、自分で映画を製作していなければ、発表なんか見ないけれどさ。
でも、やっぱり、速報を出すとか、○○作品ノミネート!とか、毎年やってほしいな。

帰宅すると、KORNさんから連絡。
整音データを開いて、確認していた模様。
全体について、色々と確認が来る。
なるほど。
全体的に音量が低いようだった。
そのままレベルを上げれば良さそうなものだけれど。
もし、今の音声データの音量差が激しくあった場合、持ち上げれば、大きな音声は当然歪んでしまう。
同時に、小さな音声に重なっているノイズが、想像以上に大きくなったりすることもある。

ただ、確かにコンチャンがミックスしやすいようにまとめておくから。
そう言っていたのを思い出す。
だから、恐らく、全体的に音声を持ち上げられるぐらいの余裕はあるはずだ。
ギリギリの大きさで整音してしまえば、それこそ、そのあとのミックスでは音をつぶさないと大きくできない。
エフェクトをかける可能性もあるのだから、そこまで計算していると思われる。
だから、それを見越してのデータになっているはずだ。
全体の音声が平均化されて、整えるまでは確かにやってある。

一応、確認のために、PCとテレビをHDMIで接続した。
テレビのチャンネルを、日本映画チャンネルに合わせて、PCから再生データをテレビに飛ばす。
その状態で、入力切替でのザッピングをしてみた。
たしかに、放送で流れる音声と比較しても、全体的に音が小さい。
(いや、触っていない音楽だけは、そこまで小さいと感じなかったけれど)
同時にテレビのスピーカーだと、驚くほど、低音がなくなって、高音も削られてペラペラになる。
とある曲なんか、肝心のメロディだけ聴こえなくて驚いた。
そういえば、カラコレ後に、テレビで映像を見るのも初めてだったので、結局、最後まで観てしまった。

今日、印刷物を入稿したかったのだけれど。
その時間は、ないか・・・?
色々とギリギリだなぁ。もう。
まぁ、焦るな、焦るな。
大丈夫。大丈夫。
まずは0415のMAだし、印刷物もなんとかするさ。

例年通りなら約一週間後に、カンヌ同時開催の、監督週間部門や、批評家部門の発表があるはずだ。
そちらには、僭越ながら、お声をかけさせていただいている。
名前が呼ばれたら、素敵だなぁと、本気で思う。
・・・というか、もう、毎日、天に願ってしまう。
本当に、どんな大学に入学するよりも、厳しい競争率なわけで。
そして、そう思っている人が世界中にいて、素晴らしい作品がきっとやまほどあるわけだから。
まぁ、ミラクルなのだけれど。
しかも、編集途中での提出だったんだもんなぁ。
けれど、何度も、ミラクルなら、この映画で目にしてきたもの。
わずかでも、可能性があるのであれば、出来ると、おいらだけは信じたい。
そうじゃなきゃ、この作品がかわいそうだもの。
そういうポテンシャルのある映画だよと、作品に言ってやらないと。

きっとさ。
報道もされないよ。コンペティション部門ですら、こうなのだから。
けれど、そんなのは関係ないもんね。ぜんぜん。
一人でも多くの人がこの映画を楽しむ機会が、増えれば、それが一番うれしいのだから。
例えそれが地球の裏側に住む人たちだとしてもだ。

おいらなんかが知らない世界で活躍する日本人ってきっとたくさんいるんだね。
どういうわけか、世界的評価をされても、あまりおいらたちが知ることはない。
実際、演劇で世界に渡っても、誰も知らないもんね。
精々、イチロー選手や、本田選手ぐらいしか、報道しないもん。
日本国内での話題になる場合以外は、あまり知られることはないもんなぁ。
なになにちゃんが、台湾のライブで満員だった!とかね。そういうのだけは報道する。
でもきっと、視聴者の求めることは・・・って言うんだろうな。
まぁ、不倫の方が、身近に楽しめるから、それを報道しているだけなのだろうけれど。
おいらは、不倫なんかより、圧倒的にそういうことを知りたいんだけれどな。
誰が悪いとかじゃないけれど。
誰かが、意思を持って、そういうことをしなくちゃいけないんじゃないかって思う。

憧れることもが出るかもしれないしさ。

明日はチェックシートを作らなくちゃだな。
明後日はMAだ。
その為のタイムコードの書き出しだ。
きっと、皆、そんなことをやってきた。
そうやって、あそこで、ノミネートされたんだ。
そういう努力の上で、映画を皆、発表している。きっと。
敬意を表したいなぁ。
記念となる70回目のカンヌ映画祭に選ばれた名監督たちに。
選ばれるだけで、拍手を送りたい気分だ。
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 03:34| Comment(0) | 編集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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