2017年03月10日

冬の欠片

うとうととしていて夢を見ていた。
おいらは、地道にセリフの切り出しをしていた。
ついこないだの編集過程。
起きた瞬間、自分が、今、どこにいるのかわからなかった。

いくつかの連絡をして、いくつかの連絡待ち。
そんな状態が続いているからだろう。
具体的な作業や、具体的な何かがないとすぐに、そんな夢を見たりする。
去年の今頃はロケ地探しに夢中だったのに、やれやれだ。

たったの1年で、変われば変わるものだ。

あの震災からまる6年の日だ。
そんなに経過しているなんてちょっと信じられない。
まだまだ記憶が鮮明な気がするのだけれど。
それだけ、自分の中で、大きな出来事だし、ショックだったのだろう。
今年の3.11は土曜日だから、朝から、振り返りの映像が流れるのかな?
復興は今も続いている。
余震も続いている。

今日もどこかで映画の撮影をしている人がいる。
今日もどこかで映画の企画を立てている人がいる。
自分が直面したような壁に直面している人もきっといる。
去年はそれがわからなかった。
今は、その中のいくつかを経験済みの自分がいる。

ここ数日は、寒の戻りなのか、寒い日が続いている。
毎年のことだけれど、春一番のあとに、必ずこんな時期がある。
名残雪が降らないだけまだましだけれど、最後の冬の欠片だ。
あの震災の日のあとにも、冷たい雨が降ったなぁなんて思い出す。
この冬の欠片が通り過ぎたら、春がやってくる。

経験が今の自分を構成している。
去年の今頃、映画製作について何もわからなかったけれど。
そんなときだって、それまでの経験がおいらの支えになっていた。
日々のアップデート。
経験が自信を生んで、予測を生む。
震災の時期に一度寒くなるなんて、6度目の春でいつの間にか覚えてる。

冬の欠片よ。
冬の名残よ。
冷たい空気が肌を刺すたびに。
今年の冬もこれで終わりかななんて思う。
次に暖かい日が来たら、もう君はやってこないのかもしれない。

去年のおいらが、冬にさよならを告げた日と同じように。
次に冬がやってくる頃には、また、全然違うおいらがそこにいるはずだ。

その時、おいらは、どんな夢を見るだろう?
うとうとして、目が覚めた時。
自分のいる場所がわかるのかな?
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 04:35| Comment(0) | 編集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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