前日に続いて、スチールのアップロード。
フォルダを分けて、それぞれの写真をチェックする。
スチールのカメラマンが立っていた位置と、実際の撮影カメラの位置は違う。
だから、当然、アングルも変わってくる。
写ってはいけないものが写っている場合もある。
膨大な数に四苦八苦する。
特に、女優陣の写真には気を配る。
気にしすぎかもしれないけれど、プロダクションに確認してもらうなどの工程がない以上、やるしかない。
今回、Googleフォトにアップロードして、共有するという方法を取った。
クラウドサービスだから、後から、スマホでもいつでも確認ができる。
そこまでは知っていたのだけれど、いつの間にか進化していた。
連射写真などは、自動でアニメーションを作り、コラージュ写真を自動で制作し、ムービーまで作られている。
ここまで多機能に進化しているのは知らなかった。
逆にアップロードして正解だったかもしれない。
共有も、共有したい相手のメールアドレスを入力して送信するだけだからとても簡単だ。
女優の写真で、ちょっとこれはさすがに・・・と思った写真も、一発で送信できた。
場合によっては、アニメーション化して、アドレスを送った。
以前は写真をより分けて、フォルダに入れて圧縮して、メールで送って。
向こうで解凍してもらってからの確認だったのだから、圧倒的に早い。
アルバムを2つ作成して、ロケ地を貸してくださったご担当に共有のメールを送る。
これで、写真の確認をしていただける。
場所が特定されるような写真はないはずだから、問題はないと思うけれど、念のためだ。
最近はデジカメでもGPSが搭載されている場合があって、位置情報が入っていることもある。
公開前に全てのスチールは加工をするから位置情報は抜けるけれど・・・。
そこは注意していかなくてはいけない。
なぜそこまで気を使うかと言えば。
ロケ地を貸してくださった恩があるからなのだけれど。
同時にやはり、ロケ地に人が入るようなことのないようにだ。
普段人が出入りしない場所で、実際に機械警備も入っているから、人が敷地に入れば、すぐに警備員が来るのだけれど。
とは言え、子供が侵入して遊んで怪我をするなんてことがあってはいけない。
それが、この映画のロケのせいだなんてなったら、申し訳が立たない。
お借りした以上、そういうところをきちんとするべきだとおいらは思っている。
だけど、少しだけ気が引ける・・・。
写真の数は2500枚を超えるのだ。
もし、役者陣がスマホで撮影した写真などがあれば、更に増えていくことになる。
今日はとりあえず400枚超を送る。
その後の宣伝や、アップデートに利用するためになるべく早めに出来ることをやっておかないとだ。
これを全てチェックしていただくのは、大変な手間だと思う。
そこだけが、心配だなぁ・・・。
色々クリアしたら、アップデートだけではなくて、ここにも、いくつかの写真を掲載できると思う。
もちろん、映像が届けば、映像から切り抜いた画像も使えるようになる。
今日はここまでかな・・・?
編集について勉強しながら色々なことを思う。
いつか、監督と二人で編集に行った日のこと。
自分が監督をしたショートムービーの編集のこと。
写真で感動してしまうおいらが。
あの映像を目にしたときに、いったい、どうなってしまうだろう?
スチールがたくさんのことを語り掛ける。
おいらは、やっぱり、こそばゆくなる。