2016年02月24日

大風呂敷

一夜明けて本当にたくさんの皆様から様々なおめでとうのお言葉を頂きました。
演劇関連の方から、快挙ではないかとのお言葉もいただきました。
そしてMotionGalleryの代表からもご連絡がありました。
入金がいつで、手数料がいくらなどの明細と共に、「感動的」というお言葉も。
ああ、外から見ていた方にも、感動していただけるような、そんな流れだったのだなと。
今更ながらに、思い至りました。

さて、まずは扉の前に立ちました。
これから何が起きるのか。
ここからどうなっていくのか。
恐らくご支援していただいた皆様も、劇団の皆も。
漠然とした想像ばかりしていると思うのです。
映画になる!
・・・で、それがどうなるのか。
とにかく、映画になるのはすごいけど、そこからどうなるのか。

おいらは、先の先まで考えています。
そして、きっと、それを人に話せば、間違いなくクラウドファンディング前と同じように笑われます。
でもね、夢を見るのなんか、勝手なんだから。
どれだけ、大きな夢を見たって、なんの罪にも問われないんだから。
もちろん、最低の想定もきちんとしているのならという条件付きではあるのですけれども。
想定をした上で、大きな大きな夢や野望を持っていいと思うのです。
笑われても、別に何も気にしないし、傷もつかないし。
いや、それどころか、夢があるからこそ、現実的なコトを乗り越えられるのです。
例えば、役者が楽屋で、湿布を貼ったり、のど飴を舐めたり、目薬を差したり。
そういう現実的な準備をして、舞台に立ってます。
そんな現実的な準備が出来るのは、その向こうがあるからです。
向こうがないまま、人は行動できないと思います。

そんなわけで。
おいらの、思い描いている最高の場合の展開を堂々ここに記しておきます。


1:紆余曲折あるものの素晴らしい映画が完成する。
2:海外の映画祭にノミネートされる。
3:海外映画祭に参加するために渡航する。
4:観客が涙を流してスタンディングオベーションが生まれる。
5:観客賞をとる。
6:アメリカの田舎の映画館での単館上映が決まる。
7:口コミで話題を呼び、全50州での上映が決定する。
8:テーマ曲が全米で異例のヒット。スキヤキ以来のチャート1位を記録する。
9:レディ・ガガが、カヴァーしたいと名乗り出る。
10:さすがに吉田トオル氏に焼き肉をおごってもらう
11:ハリウッドからリメイク権のオファーがある。
12:ブルックリンの貧しい娼婦では、パンパンと違うからと断るものの、最終的にリメイク決定
13:そうなってくるとデビッド・宮原から鉄板焼きをおごってもらう
14:金子透が助演男優賞を受賞
15:当たり前だけど金子透から寿司をおごってもらう
16:日本に凱旋する。
17:全国でのロードショーが決定。全国を回る。
18:東スポ映画大賞受賞
19:審査委員長の北野武さんに感情的になって抱き着いて殴られる。
20:日本の映画会社からデビッド・宮原にオファーが殺到するも、しばらく休むと発言
21:舞台版セブンガールズ決定版、再上演決定
22:このBLOGが「劇団員が世界に挑んだ奇跡」として発売開始
23:小野寺さん、関わった全ての人に、てんぷらをおごる。
24:異例の興行収入があったため、支援者の全員に感謝状と共に作品DVDを無料で送付する。
25:どのチャンネルに回しても劇団員が映っている。
26:舞台版セブガールズ公演、異例のロングラン決定
27:ブロードウェーでの舞台上演決定
28:下北沢の様々な劇団が、様々な作品を映画化し始める。
29:セブンガールズは、様々な資料になって、パンパンの存在について教科書に記載される。
30:金子透演歌歌手デビュー
31:何もかも捨てる。
32:もう一度、ゼロから作品を創る。
33:何度も何度も作品を創る。


ね。
笑ってしまうでしょ?
でも、わりと、金子透のクダリ以外は、全部、本当に考えてます。
そうなったっておかしくないって。
でも、きっと、笑われる。
そんなにうまくいくわけがないだろって。
でもさ、そんな風に最初から出来ないって決めても何も良いことなんかないもん。
この中の1個でも2個でも叶うかもしれないのにさ。
妄想のレヴェルだって言われるかもしれないけど、そんな妄想だってするよ。
もちろん、同時に目の前の現実的なことだって考えるからだけど。
低予算で、現代モノじゃないのだから考えなくちゃいけないことが山盛りだ。
きっと、これからたくさんの壁にぶつかるし、たくさん悩むと思う。
悩めるのは、誇大妄想と言われようと、夢を持ってるからだと思うよ。


何も不可能じゃない。
何だって起きる。

そのために始めたんだから。
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 01:14| Comment(0) | 映画製作への道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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