2015年11月06日

夢は現実と共に翔ける 上

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大きすぎる夢。

そう劇団員がこの実行委員会の開始を見て、つぶやいていた。
全くその通りだ。
夢のような話なのは間違いない。
本当に映画化なんて出来るのか?
半信半疑の人が大勢いるのは仕方がない。

夢ばっかり見て、現実を見なさい。

そんなことを今まで何度言われてきただろう。
舞台で役者を続けているだけで、まるで現実から乖離しているかのように言われ続けてきた。
おいらは、そのことにいつも小さな違和感を感じていた。
まるで、夢の反意語が現実かのような言われ方だ。
それは、まったく間違っている。
夢の反意語があるとすればそれは、絶望だ。
望みが全て絶たれた状態こそ、夢の反対側の位置にあるモノだ。

夢を夢のままで終わらせないためには、現実をしっかりと把握することが大事だ。
現実を進めていくためには、夢は大きな大きな力になる。
夢があるからこそ、目の前にある大きな現実に立ち向かえるのだ。
逆に、なんの夢のないまま現実を生きることの方がおいらには理解できない。
どんな小さな夢だって良い。家族だって、海外旅行だって良い。
なんにもないまま、人が生きていくことの方が圧倒的に困難だ。
つまり、大きすぎる夢とは、大きすぎる現実と戦うということだ。

通常、映画のプロデュースではあまり触れないことを書く。
映画とは、夢を売るものであり、その裏側の現実なんて、物語には不要だ。
だから、あまり現実に触れている文章は少ない。
けれど今回のプロジェクトにおいては触れないわけにはいかない。
この大きすぎる夢には、同じように大きすぎる現実が横たわっている。

それは予算だ。
いきなりお金の話だ。
映画は金がかかる。
何度も言われてきたことだ。
有名な俳優が自分で映画をプロデュースして破産したなんてよく聞く話だ。
お金をどうするのか?
これが一番の問題で、一番の現実だ。

劇団に貯金など殆どない。
十年以上前から物価が変わっているのにチケット代を上げていない。
消費税が上がっても、劇場代が上がっても、そこだけは頑張ってきた。
現実的に満員でもカツカツな時だってある。
どこも手を抜くことが出来ないから、クオリティを下げないように注意する。
そうすると、やはり、いつも予算ギリギリまで公演に注ぎ込む。
様々な工夫をして、なんとか公演を続けられる状態だ。
映画に劇団から予算をかけることはほぼ不可能だ。

だとすれば、映画製作など無理だということになってしまう。
お金もないのに、ただ作りたいと言うのでは、子供がごねているのと変わらない。
まずは、その高すぎる壁がおいらの前には待っている。
その壁をどうやって乗り越えるのか。
どうしょうもない現実だけれど、夢がおいらを後押ししている。
そして、そこに小さな光をみつけたからこそ、この実行委員会を立ち上げた。

小さな光とは、時代の流れだ。
時代の流れは、この映画化実行委員会を現実に変えることが出来る力を持ってた。
3つの変化だ。

一つはデジタル化だ。
音楽もそうだったように動画の世界にもデジタル化が進んでいる。
映画はフィルムではなく、ハードディスクにデジタルデータを記録するようになった。
フィルムではないから現像は必要ないし、無駄なカットを撮影しても無駄な予算にならない。
容量があれば、無制限に撮影することすら可能になった。
その上、編集がまったく変わってしまった。
かつてはテープを走らせるリニア編集という方法が行われていた。
でも今は、ワークステーションの中でコピー&ペーストするノンリニア編集となった。
デジタル化は圧倒的に時間を短縮し、同時に、コストを下げた。
無論、プロ用のカメラや編集機は個人用に比べれば今でも圧倒的に高価だ。
それでも昔に比べれば、プロのスタッフの機材も驚くほど安くなっている。
つまり、映画製作にかかる予算は、かつてに比べれば低く済むようになっている。

もう一つが単館上映館が増えたことだ。
昔、映画監督を志す若者が手にしたのが8mmカメラであったり、16mmカメラだった。
おいらの従兄弟も映画監督を目指していて、8mmカメラが部屋にあったのを覚えている。
それが更にビデオの時代になり、デジタルの時代になって、ノンリニア編集の時代になった。
プロ用の機材と、個人用の機材の性能差が少なくなってきた。
若い映画監督が自分の作品を作りやすい状況になったということだ。
たくさんの邦画が生まれる。たくさんの映画祭が生まれる。
それと、時を同じくして単館上映館がどんどん増えてきた。
作品が増えれば、観客だって増える。当然、上映館だって増えていく。
映画会社の運営する映画館ではない上映館が大きな町には必ずあるような状況になった。
そしてそういう映画が、海外進出して大きな評価を得る時代になった。
大作以外の映画が、今は普通にある。そういう時代になった。

最後の一つがインフラだ。
ここ数年で通信インフラは、圧倒的なスピードを獲得した。
今年、海外最大動画サイトのNetflixが上陸と話題になった。
Youtubeやニコニコ動画をはじめとする動画サイトも人気を誇る。
通信インフラが未成熟だった頃は、音楽のダウンロードまでだった。
それが今では、電車の中でスマートフォンで映画を見る時代がやってきている。
ケーブルテレビや光ケーブル、CS、BS。
映像を見るためのメディアがどんどん増えている。
当たり前だけれど、映像コンテンツが圧倒的に不足していると言われているのが現代だ。
企業もネット上での動画コンテンツの必要性をここ2年ぐらいで本気で考えている。
WEBドラマなどが増えてきたのは、そういう事情がある。
SNSという新たなメディアの拡がりと共に、映像コンテンツに注目が集まっている。

この3つの変化は光になる。
希望の光だ。
大きなお金という現実を乗り越えることができるヒントが絶対にある。
そう確信したからこそ、この夢はスタートしたんだ。

夢は夢で終わるものではない。
夢は現実と共に翔けるんだ。
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 23:43| Comment(0) | 序章 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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