2019年04月13日

愛し愛されて生きるのさ

陽射は暖かいけれど冷たい空気感が続く。
ついこの間、春らしさを感じて服を変えたのに。
陽射を感じるたびに、少しずつ暖かくなっていく。
急に暑い日がやってくるよりは良いか。

4月に入って、
もうすぐセブンガールズに逢える
そんな書き込みがポロポロこぼれて来て。
そんな一言を見るたびにあったかい気持ちになる。
上映が続いて欲しいとずっと思っているけれど。
こういう時間が育てるものもあるのかもしれないなぁ。
間違いなくそんな逢いたいと言ってくれる小さな気持ちに支えられている。
監督はよく日本一小さな映画だなんて口にするけれど。
小さな映画が小さな気持ちに支えられているって素敵なことだ。

今まで全ての映画館で出会ってきた。
K'sからの人も。
UPLINKからの人も。
シアターセブンからの人も。
名古屋シネマテークからの人も。
下北沢トリウッドからの人も。
いらっしゃる。

いつだって、これが最後になるかもしれない。
そう思っている。
次の横浜 シネマ・ジャックアンドベティの上映が最後になってしまうかもしれない。
だからそこに向かって精一杯出来ることを探す。
一人でも出会ってほしいから。
どんなきっかけでもいいから。

でも。
ほんとうのことを言えば。
それだけではいけない。
作品に出会ってもらって。
何かこの思いのようなものが届かなかった人のことも思ってる。
なぜなら届いた人がいると安心してしまう事が怖くて仕方がないから。
もしかしたらもう一回観てくれたら変わるかもしれない。
もしかしたらその日その時のコンディションかもしれない。
もしかしたら何か月も経ってから、ふとどこかのシーンを思い出してくれるかもしれない。
実は心のどこかの扉をノックしていて、それは小さな小さなお知らせでしかないのかもしれない。

愛してくれる皆様を思って、幸せになることが出来る。
本当はそれだけでいいのかもしれない。
でもほんとうは違う。
本当とほんとうは違うんだな。
色々な視点と、そりゃ好みもあるかもしれないし。
そういう全てをきちんと自分の中で消化していかないといけない。
全国レベルで母数が違えばそうでもないのだろうか?
いや、多分、自分は母数なんか関係なくそう思うのだろうなぁ。

人前に立つこと。
作品を発表すること。
そういう場所では絶対に避けられない。
比較されてしまう事。
そりゃそうだよ。
他の誰かと違うからこその表現なのだから。
人と比較されるという事はとても残酷なことだけれど。
同時に自分が何者かという問題に一歩踏み込むことでもある。
何かを発表すればそこを避けては通れない。
そこにおびえていたら、何も出来なくなる。
むしろ思う存分比較してくれよぐらいに強くないと存在できない。

でもだからこそ。
小さなメッセージ。
もうすぐだなぁなんてそんな一言を見た時に。
まるでささくれに塗った消毒薬のように沁みていく。
気にも留めてなかった小さな傷が、ああ、傷があったのか。癒してくれたのか。
そんなふうに気付いたりする。
どれだけありがたいことなのだろう。
勇気をもって前に進めば小さな傷は増えていく。
けれどその傷を癒してくれる人たちがいる。
そしてもう一度立ち向かうのだ。
風に向かって。

イラストやポエム、あと何日だよ。紹介コメント。
こんな風に愛されている映画であることが誇りです。
もちろん、発信はしていないけれど、見守ってくださっている人。
毎日のようにいいねやリツイートしてくださる人。
見に来るときは必ずご友人を誘ってくださる人。
そんな皆様の応援に満足しないで。
そんな皆様の応援を勇気に変えて。
足を動かし続けようと思うのであります。

それが「応える」ということなのだと思うのです。
自分は応援されるだけの人にはならない。
全ての応援に応える人であろうと思います。

気付けば暖かい日になっている。
一番気候の良い頃に。
川の傍の映画館で皆様にお会いできるその日まで。


映画「セブンガールズ」
公式サイト:http://sevengirls.info/
2019/5/18~24
横浜 シネマ・ジャックアンドベティ:http://www.jackandbetty.net/cinema/detail/1928/
2019/4/30 18時
アルティカセブン 映画「セブンガールズ」応援感謝祭 http://sevengirls.info/2019/04/fanfes/

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posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 12:15| Comment(0) | 映画公開中 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする