三連休最終日。
雪の予報だったけど雪は降らなかった。
寒波は到来していて肌に差すような日。
メロンのような三日月が印象的だった。
先週の日曜日とほぼ同じ。
やはり週末の最後の夜は同じイメージなのだろうか。
嬉しかったのが昨日掲載されたばかりのCinefilの記事を観てきてくださったお客様がいらっしゃったこと。
ああ、まだまだこの映画は告知する余地があって、知れば観たいと思ってくださる方がいる。
大きな映画のように広く宣伝できていない分、逆を言えばまだまだ伸びる余地がある。
一番驚いているのがCinefilさんのFacebookページのいいね!だ。
「超いいね!」や「驚いた!」を結構いただいている。
それも劇団のファンでも、誰かの知り合いでもない方々だった。
終戦直後のパンパンの映画というだけでも、劇団が映画を創ったというだけでも。
興味を持ってくださる方は、実際にはもっともっといるんだとはっきりわかった。
更に宣伝を重ねていけば、もっと多くの人が反応するぞと思うような中身だった。
girlswalkerさんの記事のTwitterのいいね!もそうだったけれど、題材は興味深いものだった。
小さな努力だけれど、プレスにも連絡し続けようと勇気が出た。
お客様にはたくさんの勇気を頂いている。
UPLINKで知って、トリウッドで何度も足を運んでくださる方や。
トリウッドで知って、更に複数かい来てくださっている方もいらっしゃる。
全ての上映会場に一度ずつ来てくださるお客様もいらっしゃる。
そして、何度見ても、泣いてしまうという声を頂ける。
こんなに勇気の出ることはない。
明日は休館日。
上映がない。
そういう日ほど、やれることを更に探さないとなぁと思う。
きっと出来る連絡はまだまだあるのだから。
今日はパンパン小屋でもそうだし、劇団内でも、先輩後輩であまり普段の会話がない二人の登壇だった。
自分は立場的に色々な人と話したり連絡をするけれど、この二人ははまると思っていた。
それはお互いになんというかリスペクトしていると何度も感じていたからだ。
劇団を何年も続けていて、うちは仲が良いと言われるけれど。
当然のように、特定の仲が良い同士が出来ていく。
だから普段はあまり話をしないメンバー同士というのも当然ある。
もちろん舞台や映画が決まれば、同じ目標に向かって一つになっていくわけだけれど。
この二人は劇団でも受付周りなんかをお願いしている二人でよく気を回す二人というイメージがあった。
だから普段会話があろうがなかろうが、シンクロするだろうなと思っていた。
想像以上のシンクロをした。
二人同時に立ち上がってしまったり。
二人で同時に笑ってしまったり。
お互いがお互いに同じような印象を持っていたり。
噛み合わない内容なら、笑ってスルーするのも同じだった。
二人とも相手に聞きたいことだけを話した。
そして聞かれたことだけを答えた。
とっても、面白い内容だった。
多分、あと一時間は続けられたんじゃないだろうか?
帰宅してレポを書く時に少し悩んだ。
・・・というのも、自分が演じた成瀬の話も出てきたから。
でも、それは今日会場にいた人だけの話でいいと思った。
レポートを書く自分が、自分のことを喋っていたとレポートするのもね。
そんなことよりもその空気感を伝えた方が良いと思った。
そんなこれからあるかないかの対談が出来るのは、トリウッドというスペースだからこそだ。
他の会場であれば、やっぱり対談という企画にはならなかったと思う。
さあ。
休館日を挟んで。
残り3回だ。
今の時点ではこれしか決まっていない。
けれど、この休館日に興味を持ってくださる方がいるかもしれない。
だから、自分たちは休みじゃない。
出来ることをやっていくしかないのだ。
ここで終わってたまるか!!!
回遊魚なんだ。
止まったら、酸素が足りなくなる。
届け!届け!届け!
もう一度ここからなんだ!と自分に言い聞かせるんだ。