girlswalkerに「セブンガールズ」の記事が掲載された。
実は事前に監督と取材の場に行っていた。
とても丁寧に取材していただいて、そのどこが記事になるかなぁと思っていた。
なるべく多くのファクターがあった方が良いと思って、監督とたくさん話をした。
まさかまさか、ここまで丁寧で、そして気持ちのこもった長い記事だとは!
色々なWEBメディアがある。
もちろん映画専門のWEBメディアもあって、雑誌母体だったりと色々ある。
セブンガールズという作品を誰が見つけてくれるかなぁといつもドキドキしていたけれど。
girlswalkerはすごく驚いた。
東京ガールズコレクションを母体にしているWEBメディアだから。
とにかくチケットが取れないイベントの受付をやっているHPだ。
10代、20代の、時代の最先端を気にしている女性が主に観ているサイト。
トップページを開けば、自分が知らないような若いモデルもたくさんいるサイト。
そこで、セブンガールズの記事が出る。
女性視点の記事なのかなぁとか色々と考えていたのだけれど。
もう全てが想定を超えていて、読んでしばらくぼぉっとしてしまった。
これはセブンガールズを観て、作品に寄り添ってくださった方にしか書けない記事だった。
昨日、このBLOGで「東京の人は冷たい」の話を書いた。
冷たくないんだよぉ!なんてTweetを見た。
もちろん自分も東京で生まれたし、東京の人の暖かさも知っている。
それこそ下町や、商店街に行けば、寅さんの世界だ。
それとは別に日本各地から人が集まってきている都市という側面があって。
集合住宅の隣の人の顔すら知らないなんて言うこともある。
どこか人を疑わないといけないような側面があって。
近所付き合いも大家さんを通してくださいなんて部屋を借りる時に言われたりもする。
きっと、そういうところが「冷たい」なんて言われるのだと思うけれど。
ただこういう時。
うわああ!と思うような熱を感じる。
淡々とあらすじだけを紹介するような記事にだって出来たはずで。
作品の持つ熱量について書いてくれているのに、その記事まで熱量がある。
都内で応援してくださっている皆様にもその熱量が伝わって喜んでくれる。
本当は都心部にいたって、そういうものを持ってる。
いざという時に、そういう熱が出る。
この熱は伝播するんじゃないだろうか?
そんな期待をしてしまう。
少なくても、この記事を読んだらセブンガールズを観たくなった。
何度も観て、出演して、編集している自分でさえなった。
そして、観たいという思いだけじゃない伝播もするかもしれない。
最先端のメディアがとりあげていれば、別の取材が入る可能性だってある。
ちょっと面白そうだからうちも取材したい!という声が上がるかもしれない。
自分は良く知ってる。
熱が伝わっていくことを。
それこそがセブンガールズが今日まで辿ってきた道だから。
正月の休みに企画書を書いたり。
ビジョンを自分なりに文字に起こしていった。
だからこそ、CHICAGOとのファッションコラボが生まれたり。
girlswalkerというサイトに展開していった。
普通に何も考えずに進めば、映画専門のサイトに連絡を続けるだけなのだから。
応援してくださる方が喜んでくださって。
まだセブンガールズを知らない方が興味を持ってくださる。
すごく建設的で、すごく健康的な進み方だ。
そして、これをもっと続けていかなくちゃいけない。
もっともっとだ。
自分は信じている。
この作品には、その力がある。
そういう熱がある。
観る人によって、そりゃ好みの問題はあるかもしれない。
けれど、きっと好みじゃない人の心のどこかにも残る。
そういう熱を持ってる。
あれは、なんだったのだろう?
後からそう思ってしまうような熱だ。
さあ、東海地方は残すところあと2回。
レディースデイが木曜日なのだそうだ。
girlswalker掲載の次の日がレディースデイというのも偶然にしては出来すぎている。
まるで組み込まれたプログラムかのように。
下北沢も近い。
面白い動きになっていくと良いなぁ。