2018年09月19日

公開10日前

このBLOGは前日にあったことを0時過ぎてから書いているから前後してしまうけれど。
明けて、19日は、いよいよ映画公開の10日前になった。

カウントダウンが開始された。

パンフレットの入稿前のデータを作成。
あとは面付して入稿するだけの状態にする。
複数人で構成してもらったから誤字脱字など一人よりも確度が高いはずだ。
指摘された全てを直すわけではなくて、ああ、そこはそのままでいいやつだよという箇所もあって。
地道に検証しながら直していく。
全ての画像を埋め込みして画像形式のチェックを重ねる。
文字データをアウトライン化して、ベクトルデータに変換する。
冊子にするということは、裁断がいつものチラシよりも狭くなる分、多少余白の調整をする。
そこまでやってからフォルダにまとめて圧縮後にアップロード。

新宿に行ったメンバーから、K'sシネマの外の掲示板にポスター発見の報告。
そうか、もう告知開始されているんだなぁ。
本当に公開されるのだなぁと実感する。
駅から映画館までの道程の写真も撮影してきてくれたけれど、落ち着いて考えると意味がないかもしれない。
公開するのは夜なのだから、夜景で道順を撮影しないと、昼間とは全然違う顔を見せるのが新宿だ。
・・・とは言え、受付開始は朝。特別鑑賞券を持っていても、受付に来るのは朝かもしれない。
そこは、もう一度じっくり考えてもいいのかもしれない。
そんなことまで失念していたとは。

様々な連絡も入る。
もう待ったなしだ。
イベントも詳細をそろそろ出したいし、マスターデータの作成もある。

その中で一つ、映画館でのディスプレイをここで発表しようと思う。
明日のSNSでももちろん、書くけれど。
写真を飾るとか、いわゆる「ばえる」顔出しパネルとか、撮影で使用したものの展示とか。
様々なことを考えて、何がこの企画に一番合っているか検討して、これにした。
映画館でそんなことをする作品が他にあったのかも、あるのかも知らないけれど。
少なくても自分は見たことも聞いたこともないようなものを展示する。

それは、真っ白いポスターだ。
真ん中にシンプルにセブンガールズの真っ赤なロゴだけがある。
写真も文字情報もない、シンプルなポスター。

そのポスターには、上部に情報ではないメッセージが一文書かれている。
「ご自由にコメントをお書きください」

もちろん、役者たちがコメントとサインを書く。
けれど、それはいわゆる劇場に飾ってあるサイン入りポスターとは違うものになる。
なぜなら、そこには誰だって何だってコメントを書いて良いことにしたから。
観に来てくださったお客様も、自由に書いてくださって良い。
作品を見て感じたことでもいいし、記録として名前だけでもいいし、好きな女の子への伝言でもいい。

未完成のポスターを設置させていただくことにした。

公開期間が終わった頃、どんなポスターが出来上がっているのだろう?
想像しただけでもドキドキしてくる。
公開中に書きかけのポスターの写真なんかも観れるかもしれない。
寄せ書きポスターだ。
そんなの聞いたことがない。

けれど、色々考えて、色々なことを思って、自分たちの映画というより観てくれた皆様の映画になって欲しくて。
そこから、考えていったら、このアイデアに辿り着くことになった。
チケット送付の時もそうだけれど、やっぱりセブンガールズは、役者の体温を感じるような作品なのだと思う。
だとすれば、そこから離れたディスプレイをしても、なんにも良くない。
写真や、撮影道具を飾るなんて、ちょっと、気取りすぎている。

でも、怖い。
誰も何も書いてくれなかったらどうしようとか思ってしまう。
一人でも参加してくださるだろうか。

どうか参加してくださいませ。
セブンガールズという映画そのものに。
この映画の公開ということそのものに。
これは、フェスティバルなんだ。
皆でつくる祭りが始まるんだ。

さあ、カウントダウンを共に。
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 03:54| Comment(0) | 映画公開への道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする