絶賛パンフレット制作中だ。
どんどん進んでいる。
編集長からもらった感じのものになりつつある。
今、完成しているページ一つだけでもなんというか、見応えがある。
編集長を担当してくれた仲間のコンテンツ、全てが集まるといいけれど、きっと難しい部分もあるだろうか。
こうなってくると入稿〆切との戦いになってくるのだと思うけれど。
ありがたいことに、当日パンフレットに掲載するコメントをいくつか頂戴する。
そのどれを読んでも痺れるような感動を覚えてしまう。
自分だからなのだろうか?出演者だからなのだろうか?
お客様にも目を通していただけたらなぁと、思う。
ここに、この映画の全てが詰め込まれたら・・・。
やれるところまで追い込んでいくしかない。
監督からの文章も届いた。
現在、絶賛舞台台本執筆中だから、とっても遠慮しつつ。
台本を書くスケジュールもあるから、コメントを頂く〆切も少し早くさせていただいた。
お願いした文字数を大きく超えるその文章は、撮影前から完成に至るすべてを思い出すような内容だった。
世の中にはパンフレットのない映画もたくさんある。
いや、それどころか、上映される機会がない映画だってある。
上映されても、数回というケースだって。
セブンガールズが一週間上映されるという事だって、本当はすごいことなんだよ。
ある人にケイズシネマで一週間と伝えたら、それがすごいことだって皆知ってるの?って聞かれて・・・。
だというのに、贅沢にもこれじゃ足りないとどこかで思っている。
舞台なら一週間で、観に来れないという連絡を頂けば諦めるのに。
映画だと、延長したり、再上映したり、他の会場で上映したり。
可能性が無限大にあるから、この週がダメな人でも足を運べる機会があるといいなと考えてしまう。
会場内のディスプレイでも、考えていたことの映画館側の了解が出る。
準備出来次第、どんなことをやるか発表しようと思う。
日々進んでいく。
漏れていることがあるんじゃないかと冷や冷やする。
頭の中では、これもやろうあれもやろうと次々に浮かんでくるけれど。
自分の中で打ち消してしまった残像が、ふと浮かんできたりもする。
あれ?やってない!
・・・いや、違う、それはやらないやつだ・・・。
そんなことの繰り返し。
今やっていることの全ては。
映画と、映画を観覧してくださる方との、橋渡し。
その橋をより磨いていくことだけに集中していく。
パンフレットだって、鑑賞後により作品を自分の物に出来るものだし。
全てはきっと、そういう事なのだと思う。
映画の記憶は、永遠だ。
ああ、あの時、あの人と、あの映画を観たなぁ。
その後、お茶をしたなぁ。
そんな記憶が、いつの間にか、キラキラと光る。
映画について話した記憶は、やがて忘れることがあったとしても、なくなることはない。
今歩いている道も迷いようがない。
一本道。
あ。雨音がする。
今日は、雨か。