舞台の作業が一つ。
それが終わってからは昨日の続きで封入作業を急いだ。
前売の皆様になるべくお早目に届けなければ。
今、投函できる分だけ投函してきた。
ふう。
単純作業ほど時を忘れる。
坦々と進む。
それでいい。
それがいい。
集中していく感じは悪くない。
外に行くと濡れていた。
雨はやんでいたけれど。
どうかな?
まだまだ降りそうだ。
さあ、もう休まないと。
明日は明日でやることはあるのだから。
公開までもう20日を切っている。
考えることもやることも山盛りさ。
家族や、友達、今までの劇団のファン。
その全てに足を運んでいただいたとしたって。
到底、自分たちが目指しているような、ロングラン上映は難しい。
そこから、どれだけ広がったり。
映画ファンに受け入れられたり。
そして、普段映画にたまにしか行かないような人たちが興味を持ったり。
そういう所にまで進めるのだろう?
でも、これまで応援してくださった人たちこそ、その輪の中心なのも間違いがないんだ。
池に石を投げ込んで。
輪が広がっていくとしたら、その輪の最初は、きっとそうだ。
いや、この作品の一部と言っていいような皆様もいる。
むしろ、一緒に石を投げる側にいらっしゃる方だっている。
一人でも多くの人に届けたい。
最初から変わらない思い。
広がれ。広がれ。広がってくれ。
この作品にはその力があるはずだ。
誰にだって楽しめる、誰だって誰かを好きになってしまう。
そんな作品なのだから。
人生で、この映画を体験しないなんてもったいない作品なんだから。
明日か明後日には、最初に手紙が届くといいな。