クラウドファンディングを達成した日の高揚感。
あの日の高揚感もそれはもう凄まじいものだったけれど。
今日の高揚感はそれをも凌駕するというか・・・。
いや、それがあったからこそ、この期間があったからこその感動だった。
セブンガールズの映画化を企画した時。
クラウドファンディングがきっと一番この作品に合っていると確信して。
「共に歩んでください」とおいらは書いた。
それからずっとずっと、自分はそれを思いながら今日までこの映画に向かっていた。
たくさんの皆さんと一緒に歩んでいる、そう思っていたからこそ。
この1000を超えるBLOGも続けてきた。
今、この映画がどんなことをしているのか報告し続けてきた。
時々コメントやSNSを通じて。
ああ、共に歩んでくださる人がいると実感することもあった。
舞台をすれば、BLOG読んでますよ!と声をかけてくださった。
そういう日々が、また大きな大きな力をおいらに与えてくれた。
けれど。けれど。
今日ほど強く、共に歩んできてくださったのだと感じた日もないだろう。
映画「セブンガールズ」の特別鑑賞券予約開始。
それと同時に、100通を越えるメールが届いた。
ご希望の日程を予約出来なかった方々もいらっしゃる。
それでも、今日一日、このメールが止まることはなかった。
セブンガールズを観にいくよ!という報告が、次から次へと舞い込んだ。
公開というゴールは、おいらたちだけのものじゃない。
応援してくださった皆様のゴールでもある。
もちろん、クラウドファンディングが終わってからこの企画を知った方もいる。
そういう皆様の中にも、この映画を応援し続けてくださった方がたくさんいる。
そういう全ての皆様にとっても、ついに参加できる場所なのだ。
そう。これまでは、ただおいらの報告を読むだけだった皆様が。
これまでは、ホームページやポスターやチラシを手にすることしか出来なかった皆様が。
いよいよこの「セブンガールズ映画化プロジェクト」に参加することが出来るのが公開だった。
まるで、大勢の皆様が、完全SOLDにしようぜ!
大入り満員にして、上映期間を伸ばそうぜ!
皆で盛り上げて、日本全国に届けようぜ!
・・・と、声を上げてくださっているような。
いや、実際に、SOLDOUTの報告をするたびにたくさんの人が反応してくださった。
たくさんの人がそれをリプライしてくださった。
セブンガールズ盛り上げるぞ!と、声を上げてくださっているとしか思えなかった。
勝手な思い込みかもしれないけれど・・・。
自分にとっては、共に歩んでくださった皆様が、ついにこのプロジェクトに参戦表明をしてくれているように感じていた。
観ていただきたい。
一人でも多くの人に届けたい。
自分に後は何が出来るだろう?
・・・なんて、毎日考えていた自分は、なんて思いあがっていたのだろう。
そうじゃない。
この作品はたくさんの人の、様々な思いの結晶で。
今日まで、遠くから応援することしか出来なかった皆様が、いよいよ作品と交差する日だったんだ。
そうだ。
それが中心になくては、一人でも多くの人になんか届くわけがない。
目の前の皆様が応援してくれて、今日までBLOGを読んでくれて。
そして、その映画に実際にスクリーンで出会うのだから。
その愛情たるや、そんじょそこらの映画になんか負けるもんかだ。
文字通り。
共に歩む日がやって来た。
やって来たよぉ。
やっと、やって来たよお。
出し手と受け手という関係じゃなくなるんだ。
ついに、一緒にこの作品を育てていく日がやってくるんだ。
そう思うだけで、ぶわっと涙目になった。
すごいことだよ、これは。
発売初日に、4日も、前売予約分がSOLDOUTになったんだよ!
発売直後に、週末がなくなって。
それからあれよあれよという間に席が埋まっていった。
残っている数はもうわずかだ。
完全SOLDが目前という所まで来ている。
公開前から、こんなに心強い応援団がいる映画があるだろうか!?
試写会でさ。
スクリーンに映るセブンガールズを目にしただけで、涙が出てきてさ。
ああ・・・って思ったんだけど。
応援してくださる皆様にとっても、長く応援し続けたこの映画の完成は、きっと感慨深いものなのだよなぁ。
おいらは、あえて。
だからこそ、言いたい。
この映画がどこまで行くのかなんてわからないけれど。
もっともっと、一緒に歩んでください。
公開というゴールの先に。
もっともっと、その先に、一緒に行きましょう。
何も恐くなんかない。
こんなに頼りになる仲間が大勢いるんだから。
共にどこまでも!
よろしくお願いします!!