昨日、稽古後に呑み、その後、プロデューサーからのフィードバックに気付いて直した本予告。
無事納品は出来たつもりだったのだけれど。
午前中のうちに、再度連絡のメール。
何!?と思ったら、今度は劇場側からのフィードバックだった。
週末進行もあり、連絡が多少ずれて到着していた。
そのフィードバックが、思った以上に、大きかった。
100秒で製作したけれど、90秒前後になる流れ。
短いVで、10秒はでかい。
おおお!これは、今日中に終わると思えない!ぐらいの変更だった。
他にもやりたいことがあったりするし、ドキドキした。
そういう時、役者は実に便利だ。
実は、基本的に褒められて、いいねぇって言われる方が不安になるのが役者だ。
提出したものに、指摘が入って、それが例え困難な直しだとしても、直す部分があることを喜んでしまう。
ましてや、上映する映画館から、セブンガールズという映画の、それも予告編にきちんと答えを出してくれている。
こんなに幸せなことってあるだろうか?
何も言わずするっと通れば、それは一番楽だし、簡単だけれど。
そういう意見が出てくること自体、役者って愛情だと思ってしまう。
演出されるのが当たり前なんだと思って生きている。
むしろ、やってやろうじゃないか!なんて、気になってしまう。
そんなタイミングで、嬉しい知らせが、それも2通も届く。
感動に足がガクガクする。
自分は恵まれている。
セブンガールズを製作して、何度、そう思ったことか。
帰宅して、とにかく、準備する。練る。
やはり、簡単にはいかない。
このままだと、全体で崩れる部分もある。
見ては直し、直しては観て、重くなればレンダリング。
その繰り返し。
行き詰って、甘いものを口にしたり、少し休憩したりしながらも。
心は決まっていた。
絶対に朝までに仕上げて納品する。
なんでだよ!と突っ込まれそうだけれど。
早く納品できれば、それだけ早めに映画館で予告編が流れるかもしれないのだ。
映画館のプログラムは、週ごとなのだから、タイミング次第で1週間も遅れかねない。
そこはシビアに、送れるなら、早めに送る。
自分でも無茶するとは思うけれど。
完全に朝になっちゃってるけれど。
まずは、これで良い。
ここまでだ。
更にこれにフィードバックが来るのか。
あるいは、データ不備があるかもしれない。
それでもそれでも。
やると決めたら、やる。
そうやってきたのだから。
予告編が届いて。
それを観て。
考えてくれた人がいる。
意見をわざわざ伝えてくれた人がいる。
だというのに、直しなさいではなくて、検討してくださいだった。
そんなの、検討の余地はない。
やる。ただその一点だ!
よし。アップロードできたようだ。
あとは送信して。
寝る。