2018年07月20日

届け届け!一人でも多くの皆様に!

自分たちで宣伝をしていこうとしている中で。
やっぱり関東近郊のミニシアター、単館系映画館には置きチラシをさせていただけたらと考えていて。
じゃあ、ただ、シンプルに問い合わせて持っていけばいいのかと言われたらそれも違う。
上映館であるK’sシネマさん経由で、チラシを置いている映画館もあるはずで。
重なっていはいけないかと考えて、どこに配布済みなのか、確認をしてあった。

問い合わせてから、すぐに返信が来て、その配布先に驚いた。
全37館、約8000枚の配布をされていた。
休館中であったり、出来たばかりの映画館を除いての数だ。
恐らく同じ新宿にあるミニシアターは全て置いてあるはずだとは思っていたけれど。
まさか、そこまで広範囲に設置されているとは思わなかった。

もちろん、タイミングはあると思う。
送付するのは他の上映する映画と同じタイミングで、2週間に1度とかかもしれない。
そして、実際に送付しても、それが置かれるのは各映画館ごとに、上映日順での設置などだろう。
だから、単館系の映画館に行けば、確実に今、そこにあるということでもないのだけれど。
公開までに、チラシが並ぶのは間違いがない。
広範囲であることに驚いただけではなくて、その枚数にも驚いている。
・・・というのも、舞台のチラシを各小劇場に連絡して自分たちで置かせてもらっているのだけれど。
基本的に小劇場置きチラシの枚数は、平均20~30枚という数字だからだ。
小劇場では座席に着く前にもらう当日パンフレットにすでにチラシが折り込みされているケースが多い。
観劇した時点で、大量のチラシを手にしていれば、中々持っていくこともないのかもしれない。
もちろん、上演館の置きチラシは、その何倍もの数の設置だけれど。

それが見ての通り、平均しても200枚以上になる数の設置。
小劇場よりは多いだろうと想像していたけれど、平均で既に10倍というのは凄い数だ。
けれど、実際にその枚数のチラシがなくなるからこその数であるはずだ。
余ったチラシはやはり廃棄するわけで、想定以上の枚数が余れば当然負担になっていく。
小劇場だって、映画館だって、大体の目安があって置きチラシの枚数が決まっているはずで。
映画ファンは自分からチラシを探して、手にして、持って帰っているという具体的な証拠だ。
面白い映画を探している人がいるという、証拠だ。

通常演劇では、通称「箱借り」という契約を劇場とする。
劇場というスペースを借りて興行は、劇団側でする。
それは例えば、プロスポーツや、音楽のコンサートなどもそうで、場所を抑えてイベント自体を自分たちでコントロールする。
音楽だと、ブッキングというのがあって、いくつかのアーティストが出演するようなイベントだと、主催が別になる。
多くのライブハウスが、主催イベントをやっていて、ブッキングの場合は出演交渉などがある。
映画は、映画館側のブッキングにとても近くて、主催が映画館になる。
映画館側が上映する作品を選んで、集客していく。
チラシの用意はこちらでしたとしても、その配布はやってくれていたりするのだ。

普段、自分たちでチラシを置かせてもらって。
頭を下げてありがとうございます!なんてことを繰り返しているから。
その枚数、設置個所の数を聞いて、なんてありがたいのだろうと、嬉しい気持ちになった仲間がたくさんいる。
そんなにたくさん宣伝してくださっているなんて・・・と感動してしまうのだ。
それぐらい今まで、自分たちで連絡して許可をもらって、郵送したり持っていったりを繰り返してきた。
もう20年間、宣伝は自分たちだけでやるものだと思ってきたのだ。
宣伝してくれたから、必ず動員できるわけでもないし、映画の世界では当たり前なのかもしれない。
けれど、その当たり前のことが感謝になる。
逆に今までの自分たちの状況があって良かったなぁと思う。
宣伝されていることが当たり前だなんて感じるような自分じゃなくて良かった。

とある映画の打ち上げに行った時。
宣伝部の方々が挨拶をされていて、役者の皆様には、宣伝のご協力をお願いすると思います。その時はお願いします。
そんな風に挨拶をされていて、確かに役者の仕事は演技だし、宣伝は宣伝部の仕事だもんなと思ったことがあるけれど。
それは役割だから当たり前のことなのかもしれないけれど。
自分の中では、それは協力ではなくて、やっぱり役者の仕事なんだよなって思っていた。
それは、今日までの自分の蓄積というか、経験というか、その全てがそれを示している。
どんなに大きな映画だって、そこは変わらないのだと思う。
役者の仕事は演技だけじゃない。
中には、看板である場合だってあるのだから。

これで、自分たちが宣伝する場所を更に絞れる。
優先順位からすれば最優先に近い映画館は、ほぼ網羅されていた。
だとすれば、更に宣伝範囲を広げられるかもしれない。
宣伝してくれていると安心するわけではない。
してくださっているのだから、自分たちももっとできることをやろう!という気分が逆に高まる。
映画ファンが手にする場所にはあるのだから。
普段あまり映画を観ない人が、これ観てみようかな・・と思えるようなきっかけになる場所もあるかもしれない。

手に取ってくれるかなぁ。
どんな映画か調べてくれるかなぁ。

WEBにしても、PVにしても。
宣伝のタイミングまでにと思っていたけれど、用意出来ていて良かった。
本予告が揃えば、全ての準備が揃う。

どんどん、色々な人に知ってもらいたい。

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posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 08:12| Comment(0) | 映画公開への道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする