PVの第13弾を公開する。
「パンパン小屋の訪問者」たち。
登場人物たちは、まさにこの時代を象徴するような人物たちだ。
ここに登場していない人物の中にも、時代を象徴する人物なのだけれど。
今回は、ここまで。
なぜなら、時代を象徴する以上の役割があるからなのだけれど。
それは次回以降に。
時代の色が強すぎる役は、そのまま登場することはない。
むしろ、その役割は別の方向に行く。
意味が強すぎるからだ。
けれど、出てこないというのはあり得ない。
そこは監督の腕の見せ所なのだと思う。
観ている人の中には、こんなにあるとネタバレになっちゃうんじゃないか心配な人もいるだろうか?
実は出演者で心配しているという声が聞こえてきた。
でも、安心してほしい。
映画を観ればわかるけれども、ネタバレになっている部分は一切ない。
これは、作品の前提を理解しやすくするという事を徹底的に考えて創ってある。
中心となる女たちを一人ずつ紹介して。
そこで起きていた抗争を紹介して、その時代を彩る登場人物の紹介を重ねた。
実は、まだあらすじさえ、PVの中では紹介していないのだから。
この訪問者編はそれでも、少しだけ公開するか悩んだ。
必要ないかな・・・と思った。
終戦の映画であれば、必ず登場する職業たちだから。
あえて、説明する必要性すらないかと思った。
作品の紹介という意味では、あってもなくても成立するものではあるなぁと感じた。
だから、少しコメディタッチにしてある。
セブンガールズには、コメディの部分があるからだ。
登場人物の紹介だけをやっていくと、その部分が見えづらくなっていく。
娼婦たちの抱えるエピソードも、ヤクザの抗争も、コメディにはならない。
シリアス面ばかりなら、1つか2つコメディタッチな部分も紹介しないわけにいかない。
あ、笑えるような部分あるんだ・・・という発見をしてくれるだけでも嬉しいことだ。
この作品は重層的になっている。
一つの側面を説明すれば、何かが足りなくなる。
そういう映画だ。
パンパン小屋には様々な人が訪問した。
そして、色々な人が色々な形で、作品の中で関わっていった。
それだけがわければいいさ。
今、ふと気付いたら寝落ちしていた。
今日はここまでだな。