やはりPCからInstagramに動画投稿は難しいようだ。
こうなると、スマフォに動画を移動して・・・という段取りが必要不可欠になってくる。
もちろん、アップロードする環境はWifi以外にありえないということか・・・。
そう思って、色々調べたら、こんなページが出てきた。
初めに断っておくけれど、これはニュースページや、どこかに掲載されたコラムではない。
良く見ると、Instagramのビジネス活用セミナーをやっている会社のページだ。
だから、Instagramは効果的なんだぜ!と多少盛っていると思う。
やばい!やらなくては!と思わせるように誘導するような内容になっているのは間違いない。
ただ、中に書かれているデータであるとか、リンクされているInstagramは、とても為になる。
どうやら、邦画の公式Instagramは、海外に比べて非常に遅れている。
実際、今、若い女性を中心として、Instagramは隆盛を極めているのだからおかしな話だ。
公式アカウントが少ないというのはどうやら事実だ。
実際に若い女性向きの恋愛映画なども多いわけで、とても不思議な現象ではある。
考えられる理由は二つ。
一つは、実際の効果がない。もしくは効果が見えづらいのかもしれない。
事実、リンクされているハリウッド映画の予告編についている、いいね!の数が想像以上に少ない。
え?ハリウッド映画でもこんなものなの?と、肩透かしを食らった気分だ。
もちろん、フォロワー数や、ハッシュタグのリンク数などは、10万を超えていたりするけれど。
それでも、いいね!なんかは、これぐらいしかもらえないものなんだなぁという感じがした。
もう一つは、やはり従来の宣伝方法の範疇にないという事か。
当然、映画というプロジェクトには、宣伝チームが存在する。
その中で、WEBプロモーションというのはまだ、そこまで本格的に導入できていないのかもしれない。
実際に、日本で上映される洋画でも、本国のサイトは凝っているのに、日本板のサイトはそうでもないケースもある。
こればっかりは、確実なことは言えないけれど、遅れているという可能性がある。
現実的にどのぐらいの予算が必要なのか。
WEBを創ってから、アドセンスやバナー広告などで、どう呼び込むのか。
SNSのような動的コンテンツを日々更新することなんか出来るのか。
HP開設はともかく、日々の更新となると、誰がやるのか。
キャンペーンや企業とのコラボなどの方が有効的ではないか。
これまでの宣伝でもSNS上にある程度は情報が拡散しているのかもしれない。
邦画のオフィシャルサイトで、1ページとニュース、上演会場のみというサイトもとっても多い。
随分、たくさんのサイトをみて研究したけれど、そういう感覚がある。
Instagram内に広告機能はある。
だから、広告を出しているケースもある。
けれど、そもそもInstagram自体が広告に適したものではないとも思う。
むしろ、お互いのパーソナルをビジュアルで理解し合うようなツールだ。
広告の時点で、飛ばしてしまってもおかしくない種類のSNSではないだろうか?
あまり、広告的すぎれば、逆効果になる可能性だってある。
ただもっと根本的な部分もあるのかもしれない。
それは、日本の映画館のことだ。
日本の映画館のほとんどは、大手映画会社が運営している。
いわゆるシネコンと呼ばれる大型映画館での上映予定は、会議室で決定される。
海外のようにフィルムの権利を買ったプロモーターが、様々な映画館に売り込むというのとは違う。
実際、大手シネコン以外の映画館に行ったことがない人も、日本では多いのではないだろうか。
少なくても、映画「セブンガールズ」が大手シネコンで上映される可能性は限りなく0%に近い。
上映館が既に決まっていて、宣伝プロジェクトも決まっていて、映画館ごとの宣伝などもある。
そこに新しい宣伝方法が入り込む隙があまりないというのは、なんとなく理解できる。
確かに、いくつもいくつも潰れていって、数が少なくなっているけれど。
独立系の映画館も、日本全国にある。
ミニシアターと呼ばれる映画館も含めたら、意外に数はあるはずだ。
もちろん、都市部に集中しているだろうけれど。
独立映画館で選ぶ映画賞があって、そこでは確か全国250館の・・と書いてあったと思う。
東京だけで数十館あるわけだから、地方によっては、独立系映画館がない県もあるかもしれない。
それにしたって、これだけの数はまだまだあるし、日々頑張っている。
そういう映画館では、実際に支配人が映画を観て、上映映画を決めている。
動員しなければ、経営が成り立たないのだから、当たり前だ。
クラシック映画を集めて上映したり、アジア映画祭をやってみたり、様々な企画を立てている。
そういう全国のミニシアター、独立系の映画館に上映して頂けたらどれだけ嬉しいだろう。
例えば、その映画館の支配人さんが、インターネットで調べた時に。
WEBも、SNSも、力を入れていなかったらどう思うだろう?
上映するなら、あとはそちらでお客を集めてくださいねという風に映らないだろうか?
まぁ、考えすぎだよと言われそうだけれど。
配給会社があって、営業さんがいるから。
自分で営業を勝手にするわけにもいかないだろうし・・・。
だとすれば、その営業をしやすいツールは多ければ多いほどいいんじゃないかと思う。
企画としても、作品としても、絶対にセブンガールズは面白いはずだ。
それが伝わるように。
HPやSNSは、もちろん、お客様に向けてのものなのだけれど。
そこに、熱があるかないかは、大きな違いになるんじゃないだろうか?
YoutubeのPVをシェアしてくださった方がいた。
これ、友達が出演してる映画です!と宣伝してくださる方がいた。
その一つが、大きな宣伝になるわけではないのだと思う。
けれど、その一つ一つが、大きな熱になって、大きなうねりを呼ぶ可能性はあると思う。
熱が一番伝わるんだ。最高のスピードで。
まだまだツールとしては足りない。
YoutubeにはPVが一つしかないし、Instagramの写真も数が少ないし、動画がない。
WEBだって、数が揃わないと、トレイラーページも創れない。
出来ることは、知り合いに一人一人、知らせていくことぐらいだ。
その積み重ねしか出来ない。
でも。
積み重ねてきたから、このBLOGは存在している。
それを知っている。
舞台が終わって日常に戻って。
初日の幕が開いてからもう1週間以上が過ぎた。
今までの日常とは少しだけ違う。
映画情報公開後の日常がやってきた。
日常風景の中で、PVがあるよと伝えただけで喜んでもらえた。
どんどん続けていくしかない。
PVもだけれど。
印刷物の〆切もまたやってくる。