自分にノルマを課して、2種類の映像を編集する。
もちろん直しも変更もボツも全部あるだろうという予測のもとにだ。
ベースがあるのとないのとではその後が変わってくる。
例え、完全にNGだとしても、方向性が固まってくるのだから。
公開するまで時間はあるのだ。
音楽のテンポが違うと、映像の切り替えるテンポも変わる。
やはり少しだけシンクロしている方が観ていて入りやすい。
微妙な部分もあるけれど、そこだけは注意していく。
まだラフな部分もあるけれど、今は、これでいいだろう。
印刷物の直しも残っているし、他にもやりたいことがある。
全部やるのは、大変かもしれないけれど、やれるところまで迫りたい。
色々と参考にしながら。
自分たちの最大の特徴は、舞台があることだ。
そして、毎週毎週、20年間も稽古を重ねてきたことだ。
劇団と言う団体の中で、20年間という時間を共有してきた仲間がいることだ。
通常の劇団であれば、公演前に集まったりはするだろうけれど。
毎週集まっている劇団なんて、あまり聞かない。
アトリエを持っている新劇ならともかく、小劇場ではほとんどないはずだ。
公演が半年先だとしても、毎週稽古をしてきた。
そこには、関係性や、共有していること、自分たちの水準、そういうものを作り上げてきた。
すぐそこに舞台がある。
映画製作して、映画のプロモーションをして。
そこに、舞台と言う、実際にお客様と同じ時間を共有する機会があるというのは、実はすごいことだ。
映画公開前にイベントを企画したりする必要さえないのだから。
現実に目の前に立てるというのは、どれほど大きい事か。
それを見越して。
そこまで想定して。
この仲間で出来ることを考えて。
今、やれることを全てやっていくことだ。
さすがに、この時間はしんどくなってきた。
今日は、ここまで。
明日は、少しだけでも気分を変えよう。