2018年05月31日

PV第三弾公開


3本目のPVを公開する。
先週の土曜日に2本目を公開したばかりだから驚いた人もいるかもしれない。
1週間も待たずに、更新されるなんて、恐らく役者たちも想像もしていなかったはずだ。
それも、早々にセブンガールズ屈指の人気の猫の登場というのも意外だったかもしれない。
実は、公開順やスケジュールまですでに組んである。
まぁ、あくまでも、編集が間に合うのならばという話だけれど。

Youtubeの本質は、実は更新頻度にあると思っている。
今回の公開でも、公開と同時に、その前の2本の再生数もぐっと上がった。
1億再生数を誇る有名なユーチューバーが、その最大の理由は更新頻度だと言っている。
まだYoutube創成期から、毎日更新したからこそ、再生数がそこまで伸びたというのだ。
最新の動画を確認すると、つい、その前の動画も観てみたくなる。
その繰り返しが、信じられないような再生数を数えていくのだそうだ。
もちろん、単体で突然バズるようなケースもなくはないのだけれど、それはまれなのだという。
何よりも大事なことは毎日更新なのだそうだ。

とは言え、毎日の更新なんかとても追いつかない。
カメラを用意して、喋って、それを編集してという、シンプルな作業ではない。
曲を探して、尺に合わせて、そのキャラクターの本質をネタバレにならない程度に調整する。
それも膨大な映画の中から選んでいくのだから、毎日は流石に難しい。
それでも、ある程度、頻繁に更新していけば、きっと、一か月後には結果が出るんじゃないかと思っている。
そこであまり効果がないのであれば、考え直せばいいぐらいの感覚だ。
現時点では確実に相乗効果が出ている。
公開日当日の再生数も、増えてきた。

SNSも、それぞれ、特色が違うなぁと思う。
少なくても、InstagramとYoutubeでは、まったく違っている。
Youtubeにもチャンネル登録や相互リンク機能は揃っているけれど、基本的にはシェア中心だ。
Instagramには、基本的にシェアという概念がない。
外部アプリケーションでシェアが出来るけれど、複数人がシェアすればその数だけタイムラインに表示されてしまう。
Twitterのリツイートも、Facebookのシェアも、複数人の公開をまとめて表示する機能が内包されている。
それぞれの特色をきちんと把握しておかないと、大変なことになってしまう。
同じようなものだけれど、同じような使い方が出来ない。
それぞれ、簡単じゃない。

2本目の人物紹介PVはどうだっただろうか?
最初の特報版は、ニュース的側面が強かったけれど。
登場人物紹介のPVは、感情移入しやすい、物語に入りやすい、そういうものを目指している。
それに、文字通りの十人十色を目指している。
恐らく1本目と2本目で、人物像のカラーの違いを表現しているつもりだ。
10人もいればどうしても、かぶってくるところが出るはずだけれど。
それを、うまく色分け出来たらなぁなんて考えているけれど。

映像を公開して、猫の妹の真奈役や、初演の舞台で猫役を演じた役者に観て欲しいという感情が沸き上がった。
一体、どんな気持ちで、このPVを観るだろう?
あの猫が映像になっているのだから。
そういう全ての人に喜んで欲しい。

夜に日本代表のサッカーの試合があったから、その時間を避けて昼間に公開した。
試合後だと、タイムラインが荒れる可能性があるからだ。
当然試合中も厳しいし、試合前が良いだろうと判断した。
それが正しかったかどうかまではわからない。
いずれ、数が揃った時に、アクセスの解析をしていけばいい。

印刷物の製作スケジュールに入る前に、更に続きのPVの編集をしておく。
忘れないように。
映像編集という事務的にも思える作業の中で。
クリエイティブな精神と。
そして、何よりも、愛情を込める。
愛情は必ず観た人に伝わると信じているから。
この作品への愛情。役への愛情。観てくださる人への愛情。

一人でも多くの人に届くことを願っている。
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 04:30| Comment(0) | 映画公開への道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月30日

自由の翼

インターネットがこのまま進めばテレビを越えると言われていたけれど。
実は、自分としては、そんなにそれを信じていない。
そもそも、インターネットは、パソコン通信から始まったコミュニケーションツールで。
テレビというのは誰でも無料で観ることのできるメディアだからだ。
インターネットがメディアになることはないんじゃないかと、自分としては思っている。
もちろん、ネットの影響で、広告費が縮小したり、重要性が低くなることはあっても。
発信するだけのテレビというメディアは、それはそれで、大事なものなのだと思う。
紙媒体はかなり厳しくなっていると思うけれど。

パソコン通信から始まって、WEB、BBSや日記サービスがSNSになって。
結局、ネットはコミュニケーションツールとして原点回帰している。
Eコマースや、映像配信、ニュース配信等々、便利にはなっているけれど。
中心にあるものはやっぱりコミュニケーションツールとしての役割のままだ。

YoutubeでのPV配信を行っていて、ああ、これは・・・と思う所がある。
実は、映画のTrailerを色々と観て回って情報を集めたのだけれど。
どうやってセブンガールズという映画を世の人に知ってもらうかの一環での勉強だったのだけれど。
実は、邦画と洋画で、まるっきりやり方が違うという事を知った。
とにかく、ハリウッド映画のtrailerページは充実している。
4~50本もの動画を配信している映画だって、ザラにある。
それは、そもそもマーケットが違うし、恐らくPV製作チームがいるという予算の違いだよと言われそうだけれど。
それはそれで、また、ちょっと違うんだなぁという感触がある。
日本というマーケットは、まだ少しマスコミ神話が残っていて、そこを中心に考えているからじゃないだろうか。

というのも、セブンガールズのPVを2本公開しただけで、ああ、こういうことかという感覚があるからだ。
それは、要するにYoutubeでの宣伝なんてものは、実際にはそれほど大したことじゃないという事だ。
そう書いてしまうと、え?そうなの?ってなってしまうのかもしれないけれど。
Youtubeで映画のPVをしてますというのは、結局、ああそうなのね程度のことなのだと思う。
そんなことよりも大事なことがあって、それはYoutubeにアップロードした動画自体が、コミュニケーションツールになるということだ。
最初に特報版を公開して、次に道絵という役の紹介PVをアップロードしたわけだけれど。
例えば、その道絵のPVを共有して、誰かが「友達が映画に出ます!」なんて書き込みをする。
ようするに、口コミで広がっていく場合のツールになるということが本質なんじゃないかと思ったのだ。
実は特報版や、それこそ、公式HP自体も、リンクして口コミのツールにしてくださっている。
最初は友達が・・・から始まっても、友達の友達が知り、その友達が気になって・・・と広がっていく。
そういうコミュニケーションを更に潤滑にしていくもののかなり強力なツールの一つが動画だという事だ。

恐らくハリウッド映画の宣伝チームは、そういう本質をすごく計算して戦略的に動画配信をしている。
例えばスターウォーズという作品のPVは、ハリウッド本家のHPにものすごい数が更新されていて。
全世界で同時に映画情報公開されるんだけれど、その後もずっとマニア的動画を更新している。
それを日本人が、本家のページでこんなPVがいつの間にか更新されてるよ!なんて書き込みをしている。
次から次にすごい情報が出てきてるぞー!なんて、Twitterで文字が踊ったりする。
つまり、PVで宣伝じゃなくて、口コミが広がるためのツールとしてどんどん公開しているのだと思う。
それも、そうなることを全て予測したうえで。

対して、邦画のPVは2~3種類ということも少なくない。
情報公開時にPVを公開して、公開が近くなってからロングバージョンのPVを公開というのが一般的なロードマップ。
情報公開前にティザー広告を出す場合もあるし、役者からのコメントが出たりする場合もあるけれど。
そうなると、一度PVを観たら、そこで終わってしまいそうなものなのだけれど。
その後、プレスリリースで、色々な情報を小出しにしていく。
例えば出演者の発表を一度にはしないで、徐々に発表していく。
キスシーンであったり、原作と結末が違う!であったり、そういう情報も小出しにしていく。
そして、段階的に、出演者のインタビューなどを出していく。
そのたびごとに、エンタメ系のメディアで取り上げられて、マスコミを通じてそこで再度公開してるPVに訪問が増える。
つまり、宣伝のためのPVであるし、マスコミへの情報提供で話題が継続的に続くようにしている。
だとすれば、確かにPVの数が多いことはそれほど大きな意味を持たないのかもしれない。
メインとなるPVがあって、あとは情報をマスコミで拡散していくのだから。
もうまるっきり、宣伝のやり方そのものが違うような感覚だ。
(キスシーンがあるから映画に観に行くっていうのだけは、実はちょっと理解できない)

実際にYahoo!ニュースのトップに、ドラマや映画の記事が来ることも多い。
明らかにプロモーションの一環なのだけれど、意外に日本人は信じるし、それで動員も変わるのだと思う。
この人の演技はすごい・・・的な記事は、実は出演者たちは少し恥ずかしいんじゃないかなぁなんて思うけれど。
ニュースが拡散された方が、信頼性が高いという事だ。
フェイクニュースや、プロモーションニュースとの違いを、それほど意識しないところがある。
政治方面のネガティブキャンペーンすら、信頼してしまうようなところがある。

悪い言い方をすれば、ネタになるのはどっちか?という問題かもしれない。

セブンガールズがニュースサイトに掲載されることも別に不思議なことではないし。
Yahoo!のトップに出ることなんて夢のまた夢だとしても、どこかで記事になることはあると思う。
でも、それで、どれだけ多くの人がセブンガールズを知ってくれるのかは未知だ。
当然広がるだろうし、そのニュースさえ、ツールとしてコミュニケーションに使用されていくはずだ。

だから、テレビが消えることはない。
Twitterや匿名掲示板を中心として、SNS上では、何かのネタを探して、それについて呟き続けている。
リアルタイムに動画を無料で観ることが出来るテレビというのはネタとして最高のメディアだ。
天空の城ラピュタ放映時のバルスじゃないけれど。
コミュニケーションにおいて、何かを共有しながらというのは、一番重要なことだ。

セブンガールズという映画の公開まで、やれることは全部やりたい。
ただ、有名な俳優が出演していない映画であれば、記事になることは殆どないだろう。
これまでも単館系の映画のニュースは、そこまで大きく取り上げられてこなかった。
話題性・・・というのが、極端に少ない。
映画ファンに届く・・・ぐらいの記事にとどまることは想像に難くない。
だとすれば、仮に今の日本にはそれほどマッチしない方法と判断されているやり方だとしても。
それもやってみようよ。と、思っている。

まぁ、逆に実は、それを簡単にやれないんだけれど。
PVを何本も外注に出していたら、宣伝予算が足りなくなっちゃうし。
WEBやSNS管理を外注に出していたら、読めない予算まで出てきてしまうかもしれないし。
宣伝の予算について、プロデューサーと打ち合わせした席を思い出す。
チラシ、ポスター、HP、色々書かれていて、予算組をしましょうという時に。
これ、僕がやるので印刷代だけです。これ、予算いりませんと、潰していったことがあって。
気付いたら、上から下まで、予算組みをする部分がすごく少なくなっちゃったということがあった。
思わず、プロデューサーと二人で、噴き出して笑っちゃった瞬間。
多分、通常ならありえないことなのだけれど、それを知らない自分すら笑っちゃう予算組みだった。
オノデラさん。という文字が縦にずらっと並んでいたから、ビジュアル的にも面白かった。

そう。
実は、他の映画よりも、自由な翼を持っている。
予算がないけれど、予算度外視していい箇所がたくさんあるんだ。
本当の意味の一般層・・・単館映画館に通うような映画ファンや、小劇場ファンだけではなく。
バラエティ番組を見て笑ったり、Instagramに写真を掲載してみたり、そういう全ての人たち。
子育てに必死なお母さんや、毎日通勤電車に揺られているお父さん、そういう全ての人たち。
そういう人たちにも、この映画を知ってもらえたら・・と願ってやまない。

闇雲にではなく、そこに学びながら取り組みたいと思っている。
なんて言ったって、そもそも裸から始めたようなものなのだから。
失敗を恐れる必要がまるっきりないのだから。
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 03:39| Comment(0) | 映画公開への道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月29日

完成披露試写会の準備

完成披露試写会の招待状を急ピッチで仕上げていく。
某映画の招待状をsampleで頂いているからこれを参考に。
通常、試写会招待状はハガキで、かなり掲載できる情報量が限られている。
そこに、映画の内容から注意事項、会場地図まで掲載するのだからみっちりだ。
特設チラシの段階でイメージが出来ていた事だけが救いになる。
このハガキがチケットだからそこまでの枚数の印刷ではない。

とにかく、プライオリティで言えば、このハガキの入稿がまず先。
届いた頃には、発送準備をしなくてはいけない。
クラウドファンディングの管理画面から、試写会招待のリターン設定している方にメールはしてあるけれど。
中には、メールを観ていない方もいらっしゃるようで、やはり、ハガキが早めに届いた方がいい。
ご来場いただけない方からの連絡も数人頂いている。
とにかく、時間は限られている。
これを発送してしまえば、本チラシ、本ポスターの製作も待っているのだ。

自分の中で、重要事項の整理がどこまで出来ているのか、少し不安になる。
・・・というのも、昨日の監督の話の重要な部分が、きちんと伝わり切っていなかったから。
まず、ここが大事なんだよという部分だけが抜け落ちているような感覚になる。
その点については再度、メールで、認識の統一が出来るように送る。
送信後、即監督からの連絡もあった。
まぁ、まだ走り始めたところだから、皆で、この映画をどんどん宣伝していくのは、これからだとも言える。

Instagramの公式アカウントを共同管理してくれている女優からも連絡あり。
まったく、ありがたい。
昨日まで自分がちまちまやっていたことをいつの間にかやってくれている。
おかげで、招待状制作作業に集中が出来た。
まぁ、共同管理者は、今後少しずつ増えていけばいい。
オフィシャルという意識が持てる人であれば、誰だっていいのだから。

プライオリティを自分できちんと管理できてさえいれば、どうってことない。
何か抜け落ちてやしないかと不安になることもあるけれど。
まぁ、同時に、芝居の稽古だって始まるわけだし。
今までだって、そうやってきたから、大丈夫さ。

なんとか、集中させてもらったおかげで、第一校が上がる。
すぐにアップロードしてプロデューサーに送信。
文章が多い招待状だから、確認するのも大変だろうなぁと思いながら。
sampleがなかったら、あと何時間かかったかわからない作業だった。

ついでに、PV公開の想定ロードマップも送る。
こんなことした映画ってのも、なかなかないはずだ。

さぁ、色々問題がなければ、完成披露試写会当日スケジュールの確定も出来るはずだ。
そしたら、会場に連絡をしなくちゃいけない。

面白いことになってきた。

試写会は、あくまでも、公開に向かうための上映会だ。
これをまず、大成功に収めないとと、気合が入る。

よし!今日はここまで!
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 04:02| Comment(0) | 映画公開への道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする