5月公演に向けての印刷物と、細かい連絡事項が続く。
作業を重ねながら、それでも、あんまり詰め詰めにしないように。
考える時間もきちんと創りながら、作業を続ける。
PCにレイアウトのフル表示をして、少し離れた場所から見たり。
時間がないときはハイスピードで対応するけれど。
余裕まではないまでも、そこまで急ぐ必要性がないなら、そこにも時間を使う。
頭を切り替えるために、ネットの巡回をする。
実は先週から音楽の吉田トオルさんのBLOGを気にしていて。
・・・というのも、監督の作品であれば、その関係性、これまでの経験がある。
だから、作品の中のツボをすぐに見つけられるだろうし、イメージもしやすいだろうと思う。
それが、今回は、他に2つ、ほぼはじめましてな作家の作品を舞台で上演する。
いつもよりもきっと、少し感覚が違うだろうなぁと思っていた。
そしたらやはり、監督作品の音楽をある程度仕上げてから、少し苦労しているように見受けられたから。
ああ、なんだか、申し訳ないなぁ・・・そうだよなぁ・・・と感じていた。
そんなネット巡回をして、作業に戻ると、深夜の時刻に連絡が一本あった。
なるほど、今、あの作品のあのあたりの曲を・・・と。
どういう順番で製作しているかもまったくわからないのだけれど。
そうはいっても、近い時期に、曲が届くことを予感する。
届けば、すぐに、再生オペレーションが出来る状態まで仕込む。
むしろ、普段の公演よりも、音響オペレーションについて考えなくちゃいけない企画だからだ。
そう思えば、今、やれることはなるべく詰めておきたい。
色々な連絡がある。
映画公開に向けてのこと、映画試写会に向けてのこと、5月公演、WEB。
それに加えて、自分としては、映画のリリースノート的なものをまとめたいなぁと思っている。
先日の打ち合わせをメモのままにせず、一本の資料に仕上げる。
まだ、パワポかPDFかも決めていないけれど・・・。
正式な資料ではなく、プレ資料のようなもの。
宣伝ディレクターがいないのであれば、営業ツール的なものを用意して、ポイントの整理が必要。
ミーティングをきちんと形にしていくにはどうしたらいいか考えて、それがいいと思っている。
その為には、細かい作業が大事。
とは言え、作業ばかりに没頭していてはいけない。
必ず毎日、自分の出番の芝居を、イメージトレーニングや、声に出して練習する。
中々、切り替えられないけれど、無理なら、近所のコンビニに設置してあるベンチにでも行けばいい。
30分の芝居の中の一部だから、大した時間はかからない。
一人でこねくっていると、マイナス部分もあるから要注意なのだけれど。
すごく忙しそうに思えるかもしれないけれど。
自分のペースでやっているし、今じゃないなと思ったらやらないし。
やっていても、今日はここまでだと思えばやめるようにしている。
一気に追い込むというよりも、漠然と全体感を感じながらやりたいというのもある。
余裕が生む隙間からアイデアが降ってくることだってあるのを知っている。
ただただ楽しみだ。
色々なことに手を付けながら。
プライオリティを〆切を意識しつつ。
同時に起きているすべてを楽しみにしている。
トオルさんから届く音楽は、今の時点ですでにワクワクしているし。
今している連絡関連も、まとまるのを楽しみにしている。
やることは多いのに。
むしろ、余裕を持って出来るのは、そういう精神状態に理由があるのかもしれない。
5月の舞台に、試写会に、映画の公開に、前に前に進んでいるのだ。
さて、次は何をしようかな?