2018年04月05日

世界から端っこがなくなった

昨日の映像編集、特に連絡もないので直しはないかと思いきや夜に連絡あり。
まぁ、一気にやっつけちゃおうと、再編集直し。
直すぐらいなら、そこまでじゃない。
というか、直しがあるだろう前提で第一便を送ってあるから準備が出来ている。

最近のアップデートでエンコードが早くなったように感じる。
気のせいだろうか?
今はアップデートが実に簡単でやりやすいのは助かるけれど。
本当に欲しい機能は、Proresの書き出しなんだけどなぁ。
開発を続けているのか、もう開発しないのかだけでも表明してくれたらいいのに。

明らかに世界は変わりつつある。
ネットの普及、インフラの整備は、新しい通貨まで生み出そうとしている。
技術の革新は、映像編集をこんなに短時間で個人が出来るようになった。
それは、多分、これからもまだまだ続くことだ。
世界の変化に、どれだけついていけるかだ。

象徴的だなぁと思うのは、最近ニュースをにぎわせている官僚の公文書改ざん問題だ。
あれの問題の根本にあるのは、旧態依然とした組織編成にあると思う。
ノーパンしゃぶしゃぶ事件や、天下り問題から、結局一歩も進歩していない。
東大卒のエリート集団が、出世争いを重ねながら特権意識を高めるなんて組織が日本を未だに動かしている。
残念ながら、そんな状況ではどんどん取り残されてしまうよ。
Googleという企業は、学歴なんか何も気にせずに、能力のある人を積極採用している。
孤立しているような人や個性の強い人をむしろ採用しているのだそうだ。
それがダイバーシティ・・・多様性になるという。
同じような人が集まって集中的に取り組むよりも、様々な意見を集めて可能性を拡げる。
今まではともかく今はその方がずっと強みになる時代になっているという事だ。
それは何も企業に限ったことじゃなくて、国家運営にだって言えることだ。
アメリカの大統領は賛否こそあれ、民間企業出身だ。
問題だって起こすけれど、確かに時代の空気を感じてもいる。

世界の変化って言うのは、要するに価値観の変化だ。
それまで素晴らしいと言われていたものが、崩れ去り。
それまで意識されなかったものが、価値を持ち始める。
そういう時、旧態にしがみついていたら、どうなるかなんて歴史が証明している。

坂本龍馬という人物を演じていてつくづく感じたことだ。
江戸幕府時代にしがみついた人たちの中で。
浪人が自由に動き回って、日本を変えようとした。
実際、維新後は、民間の優秀な人材を積極的に採用していった。
世界が変わる時、市井の人材を積極的に採用していかないとひどいことになると思う。
そりゃ、当時も賄賂や問題がいくつも起きたけれど、幕府時代じゃ考えられないような政策も次々にやった。
いや、賄賂問題が歴史上に残っていること自体が、もうそれまでには考えられなかったことだ。
政局問題になんかしないで、与党野党で手を取り合って国家公務員法の本気の改正とか考えればいいのに。
なんだか建設的じゃない意見ばかりだ。

プライドと権力構造と責任感とエリート意識の狭間で、自ら命を絶つような報道まであって。
そんな悲しい場所に、これからの本当に優れた人が勤めるわけがない。
見渡せば民間には才能が溢れているはずだ。
この国の人たちは、まだまだ凄い人がたくさんいる。
全て市井の民間人が出身の、世界初のネット省とか作ってみればいいのに。

おいらのような人間まで、こうして世界と繋がって。
クリエイティブな作業を一人で出来る時代なのだ。
情報の発信も、情報を見つけることも、自由自在に出来るようになっている。
お前は何かを成し遂げたのか?と聞かれたら、何も言えないかもしれないけれど。

でも感じているぞ。
世界が変わっていることは。
間違いなく、今、世界は大変革しているぞ。
演劇なんて言う、人類史上最も古い職業の一つと呼ばれる世界にいながら。
新しい世界に対応できる自分を準備するんだ。

大したことなんか出来やしないけれど。
世界に端っこがなくなった今だからこそ。
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 04:00| Comment(0) | プロモーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする