染井吉野の咲く川辺を満月の下、歩いてみる。
月に照らされて光る川面には、花弁。
夜桜と花冷えの夜。
まるで絵の中にいるような気持ち。
年度末。毎年のことだけれど自分の誕生日と共に新しい年度がやってくる。
45歳になるかぁ。
芝居を始めた頃に憧れていた先輩たちの年齢に達している。
セブンガールズを一枚DVDに焼く。
監督が必要とのことで、準備する。
すでにイメージファイルがあるから、焼くだけで済む。
一応、再生で確認。
そういえば、MPEG2の著作権が切れたとどこかで見たけれど。
DVDプレイヤーの敷居も下がっているはずだなぁ。
Windowsの標準プレイヤーがDVD再生が出来なくなったはずだけれど、復活しているかもしれない。
そう思いつつ、TVに繋がっているプレイヤーで再生する。
PCの方が、再生できる可能性が高いのだから、プレイヤーでチェック。
観始めると、いつものように止まらない。
何度だって観れるし、何度だって楽しめる。
気付けば何時間も時間を使ってしまうから、切りのいいところでやめないとだ。
明日は、なんだか、自分にそぐわない場所に行くことになってしまった。
まぁ、なんかそういう流れなのかもしれないと、自然に身を任せる。
思ってもみなかったことが起きる。
そういう時期なのだと思っている。
少しずつ。
少しずつ。
吹き始めた風を感じる。
自分のセンサーを鋭敏にしておかないといけない。
ほんの小さな知らせも見逃さないように。
きっと、明日の月もまだまあるい。
花の宵。