2017年11月22日

ルーツ

どう学んできたのか。
どう読んできたのか。
そこは、とっても、重要なのだと思う。

表面上のことを、借りてしまえば、それは真似だ。
例えば、その奥に流れている、背骨のようなものであれば、真似ではない。
或いは、一見、変わらないようで、実はテクニカルな組み立てであるとか。
或いは、デティールをどうやってつめていくのかとか。
構成であったり、そういう学ぶべき場所がたくさんあるわけで。

遺伝に近いものももちろん残る。
今まで教わってきたこと、知ってきたこと。
それは出会ってきた人たちや先輩たち。
観てきたこと、聞いたこと、その結晶だ。
それは多分、色々な人に残ってる。

きちんと解析して、きちんと取り組んで。
そうしないと学べないことが実は山ほどある。
なぜ、ここで、こんなことをするのか。
それは、そうなっているからそうするのではなくて。
やはり、どこかに意図があるからそうなっているわけで。
その意図を手繰り寄せ続けたものだけがわかることがある。

随分とたくさんのことを教わったんだなぁと、改めて思う。
まぁ、敵うわけがないや。
とてもじゃないけれど、並ぶことだってできない。
出来ることは、教わったことを自分の物にして。
自分にしかないものを骨格にしていくだけ。
少し見直しただけでも、いくつ、見つければいいんだろう?

まるで違うねと言われるようなものだとしても。
いやいや、当人には、とっても、似てしまって困っているんですよという事がある。
そのぐらい、とにかく、積み重ねてある。
とっくのとうに。

ブルースから、リズム&ブルースが生まれて、ロックンロールが産声を上げるように。
何もない所から何かが生まれることなんかない。
それが、ルーツだ。
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 04:12| Comment(0) | プロモーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする