LIVEをする。
そのままライブハウスで呑めば、もう電車がないような時間。
そのまま朝まで打ち上げに参加する。
普段、話をしないようなバンドマンたちと話す。
ほぼ始発で、1駅だけ寝過ごして帰宅。
布団にもぐり込んだけれど、午前中には起床してしまう。
少しうつらうつらしながら、時間だけが過ぎていった。
監督をはじめ、何人も足を運んでくださった。
ありがとうございました。
吉祥寺に残る闇市の匂い。
それは、直接的に吉祥寺と言う街に色濃い影響を落としていると思う。
一見綺麗で、大きなビルが立ち並び、巨大なアーケード街の街。井の頭公園の街。
雑多な中に、独自の文化が、熟成されている。
芸術も文化も、この街発信のものは、街の影響を受けているかのように。
今回のロックジョイントGBという箱は、わりに歴史の浅い箱ではあるのだけれど。
曼荼羅グループと言って、吉祥寺では昔からライブハウスを経営しているグループのハコ。
ライブハウスでは、ドリンクだけじゃなくて、ビーフカレーも売っている。曼荼羅カレー。
多くのバンドマンたちの腹を満たし、もちろん、お客様も注文することが出来る。
イベントが終了して、お客様が帰宅しはじめて、会場での軽い打ち上げが始まった中。
久々に曼荼羅カレーを口にした。
それを見て。
あの時、胸に穴があいちゃったような感じだよと言ったあの男が。
腹が減ってるのに、胸がいっぱいで、なんにも食べる気がしないと口にした。
喪失と再生。
監督もかつてライブハウスに出続けた。
だから、ライブハウスって言う場所の匂いが好きなんだなぁって思うことがある。
出演後、挨拶に行くと、出音のバランスのことまで口にした。
自分ではどう思っているかわからないけれど、いつまでたっても、ミュージシャンだ。
人の思いが繋がるイベントは、良いイベントになる。
お客様たちの思いも、繋がっていて、察していて。
それが何とも言えず心地よかった。
打ち上げで青春の話をした。
ベテランのバンドマンが、長く続く友達は、あの頃に知り合った奴らだけなんだよと口にした。
ここにいるメンバーは、青春そのものなんだよと、口にした。
それをおいらは笑顔で聞いていた。
始まりは大学の小さな部室?それとも新宿の小さなライブハウス?
あの頃のことを、映像で記憶している。
ライブハウスのプレイも、居酒屋で話したことも。
そんなことを、ロックンローラーが口にした。
様々なことが頭を駆け巡る。
まるっきり、整理がつかないまま、ランダムに映像が思い浮かぶ。