正月からずっと身に着けているお守りの紐を変えた。
真新しい紐にしながら、なんとなくだけど、今週末か盆にでももう一度参拝したいなぁと思った。
別に苦しい時の神頼みって言うわけではなく。
やはり、今日まで、それでも、なんとかトラブルを乗り越えられたのだから。
時間がある時にお礼に行くべきなんだろうなぁと思ったのだ。
考えてみれば、去年の撮影時も、撮影場所の地の神社に参拝した。
特段、宗教的な意味でも、スピリチュアルな何かでもなく。
日本の神様の多くは自然神であったり、実在した人物だったこともある。
なんというか、確かに、参拝して手を合わせるだけで、自分の心が落ち着くという経験をしている。
そんなことを思っていたら、ちょっと、面白いことが起きていた。
まぁ、きっと何かの間違いというか、たまたまそうなっちゃったとかだと思うのだけれど。
Facebookページの「いいね」を押している海外在住の外国人の方がいらっしゃった。
よくよく見てみると、二人目だったのだけれど・・・。
もちろん、まだ国外でも上映していないのだから、何かのはずみやリンクから押したのだと思う。
あるいは、別の何かのページと勘違いしたのかもしれないけれど。
そう考えないと、ちょっと、説明がつかないのだけれど。
それにしても、それを見た時に、あ!すごいな!って素直に思えた。
ホームページの前につくwwwは、ワールドワイドウェブの略。
つまり、インターネットは世界に開かれているのだという事をあらためて思った。
そして、SNSという環境は、知らない間に世界中の人を繋いでいく。
世界のどこかでSEVEN GIRLSが何かの形で上映されることがあっても、現地に行かないとわからないのかもと思ってた。
でも、そうじゃないんだなぁ。
Facebookでも、Twitterでも、もちろん言語は違うけれど、直接的な反応を見れるんだ。
これって、すごいことだと思う。
地球の裏側で、SEVEN GIRLSを映画館やテレビで観た人の言葉を観れるなんて。
もちろん、今もSEVEN GIRLSで検索を書ければ様々なサイトが表示される。
それぐらい、SEVENも、GIRLSも、一般的な単語だからだ。
だから、実際、検索をかけても、中々感想なんか見つからないのかもしれない。
でも、SNSは違う。
能動的にユーザー本人が、サイトにきてリンクしていく。コメントだってできる。
いつか、海外の誰かからコメントが来ることだって十分にあり得るという事だ。
なんて、広い広い話だろう。
恐らく世界には多くの「SEVEN GIRLS」があるだろうと思う。
小説もあるかもしれないし、ダンスチームもあるかもしれない。
いや、そもそも、映像作品でもあるかもしれない。
だから、ユーザーは辿り着かない可能性もある。
あるかもしれないけれど。
ちょっと複雑な検索をすれば、すぐにたどりつける。
そこまでして、探してくれる人が、いるかもしれない。
いつか、英語やイタリア語やフランス語や、とにかく日本語じゃないコメントがFacebookに来ていたら。
おいらは、感動してしまうのだろうなぁ。
やっぱり、お参りに行こうかな。
いつもは正月だけだけど。
このクソ熱い中あの距離を歩くのはしんどいけれど。
でも、なんとなく、お守りを観ていたら、そんな気分になったよ。
紐を変えたら、なんか、ご褒美をくれたのかなぁなんて思えてさ。
日本の小さな神社で柏手を打ってさ。
それが、地球の裏側まで聞こえているとしたら。
なんだか、すごいもの。
世界に開いているんだって、気付けたから。
勘違いでも何でもいいんだ。
とってもとっても嬉しかったんだ。