2017年08月19日

使い方と相性

劇団HPを製作していて、SNS連携をどういう形で導入していくかが一番悩むところだ。
今、どう考えても、ただのHPだとカタログ化して、一度訪問したら終わってしまうからだ。
様々な、BLOG、Twitter、Facebookなどと連携して、そのリンクの中心になった方が良い。

最近の流行は、インスタグラムで、企業でアカウントを持つケースが増えてきている。
例えば、個人経営のケーキ屋さんなんかは、ケーキや、お店のレイアウトをインスタで公開している。
それをHPに組み込んで、様々なビジュアルをそのままWEBにも活用していく。
それだけで、その季節に作っているケーキもわかるし、外観で、あ!あそこの店だ!になったりする。
WEBも、写真が更新されれば、ビジュアルイメージがそのたびごとに更新されるからとても良さそうだとも思う。

それで色々と調べていたのだけれど・・・。
結果的に、ちょっと難しいかもなぁと思い始めている。
確かに効果的なのだけれど、インスタグラムは、基本的にスマホから操作するSNSだからだ。
PCからは写真投稿も出来ないし、アカウントさえ作れない。
そして、もちろんだけれど、複数人での管理も出来ないようなのだ。
もし、おいらが、それならとアカウントを創れば、その後、おいらだけが投稿することになる。
それは、流石に、荷が重い。
まぁ、やれと言われたらやれるのだけれど、やはり何人かが投稿できるようなフォームがベストだ。
FacebookやTwitterとの連携が可能だし、動画も投稿できるし、使い方によってはとても面白くなるのに・・・。
逆にインスタグラムの場合、フィードをRSSに変換できるようだから、劇団員のフィードを纏めることは出来るかもしれない。
それはそれで、とっても個人的な画像も表示されていくことになるから違うのかもしれないなぁ・・・。
なんだか、にぎやかな感じは作れるかもしれないけれど。
基本設計が個人仕様なのだ。
それが、社会的な影響力も大きくなって、企業もやるようになっているというのが現状なのだろう。
目を付けるねぇ!と言うべきなのか、なんでもかんでも宣伝に使うんじゃねぇ!と言うべきなのか。

ただ、ビジュアルイメージはとても大事だなぁと思っている。
まぁ、ケーキだのステーキだの、食べ物の写真がたくさん掲載されちゃったら意味不明になるか・・・。
この劇団のビジュアルイメージっていうのが確定していれば、まぁ、それになるのだけれど。
思ったよりも、この劇団は様々な側面を持っているようで、その全てをビジュアルで説明なんかとてもできない。
劇表現で表現している作品を、劇以外で表現すれば当然、何かが失われてしまう。
そこまで、考えられるかだ。

映画のHPも、途中まで作っているのだけれど。
映画のHPとは違った悩みではある。
実は、映画のHPで、インスタをリンクしているページがいくつかあった。
多分、あれは、宣伝部長さんがいて、その担当さんが一括してやっているのだろう。
映画を観た人や、出演者のオフショットなどなど、とても賑やかになって効果的だった。
あれは、フォロワーを増やそうという意味ではないなぁと思う。
恐らくは、WEBを賑やかに、そして、リアルタイムで盛り上がっているという感じの演出だ。
つまり、使い方なのだと思う。
そして、やはり、公開中という期間があるからだろう。
恐らく、このケースにも流行り廃りががあることは間違いない。

実は、おいら自身がそれほど、写真を撮影するタイプではない。
相当誰よりも早くデジカメとか持ってたんだけどなぁ。
特にカメラ目線でピースみたいな写真が、観るのも撮るのも撮られるのも恥ずかしい。
風景を切り取ったような写真が唯一好きなのだけれど、中々、それは撮影できなかったりもする。

結論、膨大な舞台写真を加工してビジュアルイメージを纏めていくことになる。

何かもっと面白い方法がある気がするのだけれど。
海外のVINEとか、色々なサービスにWordpressが対応しているので・・・
まぁ、日本ではまだなじみがないサービスまで、一応、チェックしておこうとは思うけど・・・。
そこまで、時間が足りていない、
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 17:36| Comment(0) | プロモーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月18日

理解しながら進む

地味にだけど一歩ずつ進んでは戻っているような作業。
時間はかかるから、まとまって、少しずつやっていくしかない。
まるで、積み木のような作業だ。
劇団HPのリニューアルをしている。

何の気はなしに、シナリオを書きたいなぁとかも思っていた。
シナリオは、かつてのショートフィルム依頼書いていない。
別に映像化を目指しているわけでも何でもなくて。
今、アウトプットをしたら、どんなものが出てくるのかなぁという興味だけで。
でも、その程度の思い出は、結局、何一つできないのもわかっている。
だから、結局、そっちには手を付けていない。
散漫になるだけだから。

劇団HPは、ある程度までコンテンツが固まったら、すぐに公開してしまう予定。
もちろん公開後も少しずつ、編集が可能だからだ。
別に、全てを完成させてから公開する必要なんかどこにもない。
ましてや、次回公演の予定を掲載できるわけではないのだから、それで良い。
映画のHPになってくると、公開のタイミングから内容の文章まで、確認が必要になる。
ある程度までは製作してあるけれど、そこから先はじっくりになってしまう。
だから、今のうちに劇団HPをリニューアルしてしまえという事だ。

結構、勇気が必要だった。
・・・というのも、リニューアルするには、データベースの更新が必要だったからだ。
データベースを更新すると、ヴァージョンによってはに全てのデータが削除されてしまう。
もちろん、バックアップやダウンロードは可能なのだけれど、それをしてどうなるとも思う。
リニューアルは今までにも2~3回やっているのだけれど、やはりリセットしてしまう方が早い。
かつてのコンテンツを再度復活させる方が、かえって手間だ。
とは言え、それは遺産ともいえるものだから、簡単に手放せない。

XOOPSから、Wordpressに切り替えるには、どうしてもDB更新が必要で。
切り替えないという考えもあるけれど、現代のメインストリームを思うとやはりこっちになる。
自由度が上がるかなぁと思ったけれど、そうでもないかもしれない。
XOOPSは、CMSだけど、Wordpressは基本的にはBLOGベースのCMSだから。
ただ、今の企業のHPにしても、他のHPにしても、Wordpressベースになってきている。
数が増えるという事は、それなりに、多くの人が参加するという事だから技術もこなれていく。

外注してしまうというのも、実は何度も何度も考えてきたことだ。
ただ、うちの劇団だととってもとっても難しいだろうと思う。
単純にページを作成してもらうだけなら不可能ではないけれど、その後の更新がある。
当然、公演のたびにその告知をしなくてはいけなくなるという事だ。
だとすれば、作成だけではなくて、管理やメンテナンスも入ってくる。
細かく、情報の追加をしていくとなれば、やはり土台から自分でやらないといけない。
もちろん、金額的にも、ページ数が最終的に膨大になるのだとすれば、相当額に達してしまう。

意外に劇団系のHPは、知り合いに頼むという場合が多いようで。
観ると、結構、メンテナンスに困っている劇団は多い。
BLOGやSNSを利用して、ニュースはもうそっちにしちゃうという手ももちろんある。
ある意味、それが一番、早いしメンテナンス的にも楽なのだろうと思う。
そのバランスも考えなくちゃいけない。
まぁ、依頼されてお金をもらって作成するなら頭も痛くなりそうなところだけれど。
自作してしまえば、メンテナンスも含めて、ある程度まで詰められる。

ぼちぼち、進むしかない。
この作業してると、つい、このBLOGを書くタイミングを逸してしまう事だけが難だ。
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 17:15| Comment(0) | プロモーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月17日

夏の子供

雨の8月。
親戚が実家にやってきたので、足を運ぶ。
子供の頃は盆、正月、春休みと、休みのたびに会っていた。
そこにはおじいちゃんやおばあちゃんがいて、おばちゃんがいて、おじちゃんがいて。
従兄弟たちで走り回ってた。
父方の従兄弟も、母方の従兄弟も、同世代が大勢いたから大変だった。

大人になると、それも少しずつ距離が空く。
親戚付き合いは、それはそれで、少しだけ面倒になってくる。
大人になると、ただ、お兄ちゃんお兄ちゃんじゃなくなってくる。
それぞれが生活を抱えているし、それぞれが問題だって抱えている。
何かないと集まらないような微妙な距離感。
冠婚葬祭で顔を合わせれば、子供の頃とは違って、盃を交わす。

多分、根本的な部分は子供の頃から何も変わっていなかったりするはずだ。
性格だってそれほど変わっていないし、関係性だってそれほど変わってないはずだ。
多分、おいらみたいなもんは、相変わらずだなぁと会う度に思われている。
りゅーいちは変わらないなんて何度聞いたことか。
それなのに、距離感が変わるのはきっと、大人になると色々余計なものがくっついている証拠だ。
考えてみれば、真っ裸で、一つの浴槽に5人で入ったりしていたのだから。
夏なんか、殆どの時間を水着で過ごしたりさ。
裸から考えたら、そりゃ、色々つく。当たり前だ。
それこそ、もうおいらたちは子供ではなくて、むしろ子供がいるやつばっかなんだから。

あの夏。
間違えてバスがなくなる時間まで遊んでしまった僕たちは延々と海岸沿いを歩いたねぇ。
時々泣いている従兄弟をおぶったりしながら。
足が痛くなって、とても、帰りつくとは思えなかったよねぇ。
どんどん空が暗くなって、波の音が大きくなっていった。
あの時、皆が大人になって、やっぱり、えんえんと進まなくちゃいけないなんて誰も気づいてなかった。
自分の足で、延々と歩き続けなくちゃいけないなんて、想像も出来なかった。

親戚が帰ってから、送り火を炊く。
お父さん、おじいちゃん、おばあちゃん。
この煙に乗って、つかの間の夏休みから帰っていく。
夏休みはいつも、おじいちゃんに見送られていたのにね。
今は、おいらは、煙を観ながら、見送っているよ。

雨が強くなって。
雨が弱い時間に自転車で実家に来たことを後悔した。
8月なのに、寒い夕闇の中を、濡れながら自転車をこぐ。
おいらの印象がさして変わらないわけさ。

こっそり、りゅーいちには期待してるなんて言葉を思い出す。
もう、こっちはおっさんだぜ。
そんなに、期待されてもなぁ。
えへへ。

変わりようがないんだろうな。
きっと。
距離感が変わろうが、何が変わろうが。
あの夏のまま、生きちゃっているんだろうなあ。

記憶にかすかに残るおばあちゃんの笑顔をふと思い出す。
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 14:44| Comment(0) | プロモーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする