2017年08月22日

皆既日食に思う

皆既日食の日だ。
残念ながら日本からは見れないけれど、北米などでは見れるとのことで世界的なイベントになる。
アメリカの企業で、皆既日食に合わせて製品発表会を開くなんてニュースもあった。

日本は、その名のごとく、太陽の国だ。
世界から見て、地域的にもっとも東に位置することから、太陽の昇る国とされてきたこともある。
環太平洋に住む他の原住民と同じく、太陽信仰を根に持っているということもある。
日本が歴史上初めて登場したと言われる魏志倭人伝に出てくる女王の名は卑弥呼。太陽の巫女だ。
そして、今でも、神道における最高の神様は、天照大神だ。

日本最古の歴史書、古事記に、太陽の神、アマテラスは登場する。
アマテラスの神話の中で、天岩戸(アマノイワト)の話がある。
歴史学者は、この神話を皆既日食の現象のことを書いているのでは?と言う人がいる。
古代人たちがいつも見上げていて、信仰深い、太陽が昼間に真っ暗になる様をどう感じたか・・・。
それを、太陽神が天にある岩の戸に隠れたのだと解釈したのではないかと言う説だ。
実際に、魏志倭人伝の時代に、日本で観測できる皆既日食がどの地域であったのか調べている人もいる。
邪馬台国は、恐らく、その地域にあるはずだという説に元づいての推測だ。

古事記では天岩戸に隠れたアマテラスをどうやって、岩から出てもらったのか書かれている。
説得しても、怒っても、お願いしても、どうしても、アマテラスが出てくれなくなったのだ。
そこにウズメという名の醜い女が、私が出しますと現れる。
ウズメは、裸になって、踊り狂う。
それを見ていた神たちは思わず、大笑いしてしまう。
すると、その笑い声が気になったアマテラスが自分から岩をそっと開けるというような物語だ。
このウズメの踊りを、古事記では、ワザヲキと書いている。
漢字では「俳優」と書いて、ワザヲキと読む。(イサラギと聞いたこともある)
なんと、日本最古の本に、すでに俳優が登場しているのだ。

娼婦と俳優は、人類最古の商売だなんて聞く。
これに巫女が加わっているのも聞いたりする。
実は、芝居、芸、というものは、古来から必要とされたものだった。
その後、俳優が演じるものは、様々に変化していく。
文字が浸透していない時代には歴史を伝え、政治を伝え、時事を伝えた。
歴史を伝えるために、神話化していった物語も山のようにある。
これは何も日本だけではなくて、有名なトロイの木馬だって、歴史でありながらギリシャ神話になって行ったのだ。
中国の三国志は、いつの間にか歴史から、妖術使いなども登場するスペクタクルファンタジーに変化した。
芝居は人の生活に根差した重要な情報源の一つだったのだ。
それなのに、面白いなぁと思うのは、日本最初の芸能が、コメディだっていうことだ。
皆が笑うと、太陽が出てくるなんて、なんて、ロマンティックなんだろう。
それも、美人女優でもモデルでもなくて、醜い女性が・・・なんて、すごくドラマティックだ。

ウズメは今も日本の芸能の神様になったし、天岩戸のお祭りでは今も踊る。
いつも輝く太陽が、隠れていく。
ただの自然現象かもしれないけれど。
暗い空の下で、大爆笑するなんて、古来の日本人が考えたんだから。

俳優であるおいらは、そんなことに思いを馳せて。
ウズメさんに、ちょっとだけ、お願いをするのだ。
連綿と続く日本の歴史で、あなた様が最初の女優ですよ。俳優ですよ。
おいらは、その末端の末端にいますよ。
太陽が興味を持つような。
そんな、芝居を、おいらもしたいですよ。
そんなふうに。

おいらも、笑わせておくれ。ウズメさん。
のちの、オタフクさん。オカメさん。
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posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 02:57| Comment(0) | プロモーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月21日

確かめるように

稽古場に向かう。
おいらの好きな私小説の一節を脚本に書き出して持っていく。
セリフ量が少ないから、持ちながらではなく、覚えての二人芝居。
短い中に、様々な心の葛藤、動きがある内容。
ナチュラルと緊張、呆然自失と自意識。
相反する二つの部分が交錯するような一節。

イメージをもつことって、実は危険だ。

そんな言葉が入る。
これは、意外に大事なんじゃないかと、すぐに気づく。
俳優にとって陥りやすい部分の話だ。

それに舞台だと、言葉で説明されることも。
映画のシナリオだと映像で説明できる分、言葉が少なくなる。
監督の台本はそれでもまだ言葉が多いけれど、一般の映画のシナリオだともっと少ない。
言葉が少なければ、少ないほど、当然、行間が増えることになる。
だから、一見すれば、行間が増えた言葉が少ないシナリオの方が、演じる自由度が高いように見える。
けれど、実際は、正反対だ。
「バカヤロー」というセリフをもらえれば、逆立ちしたって、踊りながらだって、バカヤローの意味になる。
けれど、(むっとして黙る)というト書きだけであれば、役者がやれることなんて、かなり限られるのだ。
言葉はそれ自体に意味があるから、言葉が少ないほど、それ以外に演技で見せなくてはいけなくなる。

いつもの舞台であれば、テンポを出して、物語を紡ぐところを。
今日は、しっかりと間をとって、心の機微を表現していった。
それが出来るからこそ、早いテンポの芝居だって出来る。
それが出来ないのであれば、恐らく、早いテンポでも何かが足りなくなる。
そこに生まれる空気を、感じて、壊して、構築する。
確かめるように、それぞれが挑戦していく。
それぞれのメンバーが自分の細かい修正点、問題点を探るように。

稽古が終わり酒席。
やはり芝居の話になる。
前回の舞台の反省点。
何が足りないのか、何をやるべきなのか。
そんな話ばかり。
結局、足りないものなんかなくても、探すのだと思うけれど。
探さないことには、一歩も前に進めないと思っている。

今いるここではないどこかへと行きたい。
もっともっと先に進みたい。
別にジャングルでも大海原でもないけれど、探検隊のようだ。
まだまだ先も見えないし、まだまだ何が起きるかもわからない。
危険が待ってる可能性だって十分にあるのに。
ここではないどこかへと行きたい。

まるで、確かめるように。
基礎にじっくりと取り組むベテランたち。
その目は、前を向いている。
その目は、遥か先を見据えている。
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 02:37| Comment(0) | プロモーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月20日

仮公開

劇団のHPを少しずつやってきたけど、このままもなんなので、公開しておく。
DNS情報の書き換えで若干てこずるも、まぁまぁ、なんとかなったようだ。
基本的にはもっとふざけた内容にした方がいいのだろうけれど・・・。
そして、余りにも中途半端だけれど。
誰も気づかないうちにいつの間にか見れるようになってたとかで良いと思いつつ。

ちなみにTOPの画像は現在はランダムで表示されるように設定してある。
結構な数だから、全部、観るのは、結構、大変かもしれない。
何度も更新して確かめるとかではなくて、開くと、あ!今日はこれか・・でお願いします。
自分勝手に、これが表示されたら大吉!とか、決めておくとよいと思います。

セブンガールズのHPは、何度も何度も推敲を重ねているからすごいギャップだ・・・。

実は、一番厄介なのが、メンバーページ。
初代HPから、ずっとメンバー紹介のページを創ってきたのだけれど。
とにかく、作っても作っても、作業量に対して、非常に問題が多い。
共有しているはずの情報が間違っていたというような簡単なこともあれば。
単純に各劇団員から、やけに細かい要望が何度も届くという事も過去にあった。
或いは、もうそうなると個人のHPだよというようなプロフィールページ作成依頼が来たこともある。
20枚近い写真を送ってきて、これをページにしてくれとお願いされたときは、さすがに断った。
一番の問題は、誰が劇団員で誰が劇団員じゃないか、境界線上ギリギリの人もいるという事だ。
映画のWEBであれば、出演者は確定しているけれど、劇団と言う団体になるとあやふやになってくる。

とは言え、映画を観て、この役者に興味がある・・・といったことが仮に起きた時に。
窓口がないというのは、あまりにも、あんまりだとおいらは思っている。
劇団を退団したと連絡があった人でも、連絡があればプロフィールを送ることも出来る。
だから、窓口として劇団があってもいいだろうとおいらなんかは思ってしまうのだ。

更に細かい情報。
年齢を公開したくない、体重を公開したくない、スリーサイズは勘弁してくれ。芸名変えたい。
以前、メンバーページを作成した時は、それぞれ個々人から別の要望が出てきて、崩壊したことがある。
それで、メンバーページは一旦なくしてしまって、それぞれがHPなりBLOGなりで作るようにお願いをした。
その代わり、各個人のSNSとの連携をTOPページで強化した。
その時は、その説明でわりに納得してもらえたはずなのだけれど・・・。
しばらく経つと、メンバーページが欲しいという要望が出ていた。
劇団員が5~6人の劇団であれば、簡単に作成できそうなものなのだけれど。
全員のページを作成更新するのは到底不可能なわけで、非常にバランスの難しい作業になってくる。

一番最初に作成したころの、「メンバー紹介」が本当は一番良いのだろうなぁと思ってはいる。
面白おかしく、ふざけた内容で、こんなやつという紹介ページを更新していく。
その方が実は人となりも伝わるし、読み物としても面白いからだ。
プロフィールなんて、結局、なんにも伝わらないなぁと、いつも思ってしまう。
あの時は、全員のイラストを添えて書いたものだけれど・・・。
とても評判が良かったことを覚えている。
まぁ、独断と偏見に満ちた、毒も含めた紹介文なので、クレームが来そうだけれど。

多分、おいら個人のHPを先に作るべきなんだよなぁとつくづく思う。
以前は作成していたのだけれど、なくなってから、結構な時間が経つ。
劇団のHPのリニューアル完成と、映画のHPの完成とが進んだら、本格的に考えようと思いつつ。
結局、後回しで、いつまでも出来ないかもしれない。

SNS連携がどうも気にくわないままの公開になった。
一旦、SNSの表示は消しての公開。
さて、徐々に手を入れていくか・・・。
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 05:28| Comment(0) | プロモーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする