BLOGを書こうと思っては、書き出せない。
なんにもない。
なんにもない日だ。
本当は言いたいことなんかなんにもないのかもしれない。
いや、なんにもなかった。
なんにもなかったはずだ。
それが、今は、何かを持ってる。
今まで持っていなかったものを持っている。
色々なことを考えてしまう。
そんな時は、小説を読んだり、ダラダラテレビを流して観たり。
別の情報を、ただ入れてみたり。
或いは、すごく真面目に、データ解析とかして見たり。
そういえば、芝居を初めて、ずっと色々な稽古場に顔を出したりして。
なんだか、色々な舞台を、もう何でもいいから見まくって。
難しい本を読み漁って。
そういうのが過ぎて、ふとした瞬間に、真っ白になったことがあった。
あの時となんだか似ている。
やらなくちゃいけないことはあるけれど、今、やろうと思えない。
クーラーの効いた部屋で、暖かいコーヒーをすする。
色々と自然に反した行為だ。
これが文化だ。
これが出来るのは、世界でも実は限られているんだってことも忘れている。
少なくてもおいらがガキの頃は、窓を全開にして、蚊取り線香を炊いて、スイカと麦茶で胡麻化してた。
扇風機はあったけどさ。
おいらがガキの頃よりも更に数段、文化は進歩しているみたいだ。
パソコンの画面にまだ見ぬ世界の景色を映し出す。
なんだか、Googleで、宇宙の景色まで観れるようになったって?
Windowsとはよく言ったもんだ。
この窓は、あらゆる景色と繋がり始めている。
引きこもったって、世界と直結できるんだから。
さて。
何を手にしよう。
何を持とう。
なんにもなかったのに。
何かを手に入れた。
それに価値があるのかどうかは別として。
それまでと、それからでは、大きな違いがある。
麦茶は、ホットコーヒーになったんだ。
たくさんのミラクルが起きて。
今、ここにいる。
胸を張るべきだとわかっている。