WEBをもう一度、1から組み立てていく。
すでにやっているから、早い。
画像の用意もしてある。
地味に少しずつやっていくしかない。
データの意向を考えたけれど、再度、構築すれば、新しいアイデアも盛り込める。
まぁ、四苦八苦するんだろうけれど。
公開に向けてプロモーションも含めた打ち合わせを以前にしたけれど。
あの打ち合わせはいったんリセットした方が良いのではないかと思う。
役者たちに行ったアンケートも、もちろん、大事なデータだけれど、一時保留。
それ以降の動き次第で、プロモーションは大きく変わるから。
WEB構築も、それまでとはやはり変わってこないと嘘だ。
状況次第で、方向性はどんどん変わると思った方が良い。
常に最高の状況と最低の状況が頭の中にある。
その振り幅の広さに驚嘆するけれど。
だからと言って、想定しないまま進むことも難しい。
色々な映画のHPを観ては、何がかっこよいのか。何が流行りなのか。
そして、どんなHPの映画を観たくなるのか、地道に情報を積み重ねていく。
忘れてはいけないのは、この映画は一見するとマイナス要素しかないという事だ。
有名な俳優が出演しているわけではない。
監督は、漫画原作などで活躍していても、長編映画は初だ。
大手映画配給会社がいるわけではない。
当然、映画の予算も限られた中で製作された映画だ。
「劇団」という言葉に潜む、マイナーなイメージもある。
どんなに内容が面白くても、どんなに素晴らしくても、観なくてはそれはわからない。
そして、時間を割いて、チケットを買って、映画館に行くというのは予想以上にハードルが高い。
ずっと、これまで、舞台興行をやってきたから、それは骨身に染みている。
もちろん、映画ファンや、サブカルファンなど、注目してくださる人はいると思う。
或いは、外部要素で・・・例えば誰かが絶賛していたなどなど・・・それで足を運んでくださる人もいるだろう。
でもやはり、その壁を越えていくべきだと思う。
より多くの人が、興味を持って、観たくなってしまう。
無意識部分にも働きかけてしまうような、魅力を伝える。
そこまで、考えなくてはいけない。
マイナス要素を、むしろ、武器としてしまう方法を考えなくてはいけないと思う。
かっこをつけたり、嘘をついたり、誇大広告をするのではなく。
対立構造からくる判官びいきのように、必ず、心理に訴えるアングルがあるはずだ。
だって、いい映画なのだから。
本当に面白い映画というのは世の中にいくつもあって。
プロモーションが出来ずに、消えていった作品もきっとあると思う。
知る人ぞ知るという作品だってあるはずだ。
面白がる人が、うちわで盛り上がってしまって、口コミが広がらなかったケースもあるだろう。
DVDではなく。
スクリーンで、この映像を確認しなくてはならない。
いや、少なくても、自分だけは確認したい。
そう思えるような、何かを。
この作品のすばらしさを、どの角度でプロモーションしていくのか。
全てをリセットして、もう一度、考える。