2017年07月07日

When You Wish Upon a Star

やれるだけのことはやって。
出来ることなんか、星に願いを届けるぐらいで。
このプロジェクトが始まって二度目の七夕。
去年も何かを願っていたはずなのに、ちゃんと覚えていない。

星に願いをという曲はディズニー映画から生まれた曲で。
あっという間に世界中に広がって、当然のように、曲としても数々の賞を受賞した。
コオロギがピノキオに歌う歌。
夢を星に願う歌。

七夕というイベントは、日本独自のものでもない。
想像以上にアジアでは行われているらしい。
中国では、日本のバレンタインデーぐらい、恋愛のイベントだと聞いたことがある。
短冊にお願いを書いて・・・というのとは違うのかな?
日本は日本で、かなりの歴史があるし、タナバタという言葉は日本独自の言葉らしい。
確かに七夕で、タナバタと読むのは、黄昏をタソガレと呼ぶような。
なんだかそぐわない感じがある。
ナギとナミとか、日本独自の土着の言葉がふと出てくると、その響きになんというか、いつも安心する。
タナバタは、織物をする機械のような意味らしい。
アメノタナバタヒメノカミなんて、女神さまがいるんだよ。
養蚕とも関係があるみたいだから、外来の技術を神としたのかもしれない。

神話というのは、創造だと思うかもしれないけれど。
実話をもとにしているものが多い。
ギリシャ神話の木馬で有名なトロイアが発掘されたように。
日本の神話も、調べると、同じ名前の土地がいくつも出てくるように。
だから、織姫と彦星の伝説は、本当にあったのかもしれない。
ベガとアルタイル。
川の向こうと、川のこっち。
ロミオとジュリエットのように、悲しい恋の物語がいつしか神話になったのかもしれない。
だとしたら、1000年も経って、神話になってしまうような恋とは、どんな恋だっただろう。

多分。
いや、絶対に。
人事を尽くせば、人は天命を待つしかない。
そんな時。
きっときっと、星を見上げてきた。
星に願いを届けてきた。
それは、人が人になったその日から繰り返されてきたのだ。
やれるだけやったら、星にそっとお願いをするしか、もうやれることなんかないのだ。
自分で自分に叱咤するのにも限界がある。
どこかに他者を感じて、その他者の力を借りる。

セブンガールズのテーマ曲もそうだ。
あの子たちが、星を見上げるときの歌だ。

今日も、五色の短冊が揺れているだろう。
たくさんの思いや願い。

お星さまはキラキラしながら、それを見てる。

お星さま、お願い。
お願いだよ。

お星さまはキラキラしながら、それを見てる。
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 06:09| Comment(0) | プロモーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする